Web会議用にヘッドセット(HS-HP23TBK)を買いましたが・・・
テレワーク用のWeb会議に参加していますが、参加者によって音量や音質にかなり差があります。
ノートPCの場合には、内蔵マイクを使用することが多いと思われますが、場合によっては、声が遠かったり(オフマイク状態)、音声が小さいために、発言内容が良く聞き取れないことがあります。
また、デスクトップPC等で外部マイクを使う人もおられるようですが、オンマイク状態の筈なのに、設定がうまくいっていないのか、音声レベルがかなり低い場合があります。
カメラの映像の場合は、ViewPlaCap等を使って映像を簡単にモニタできるし、会議の参加画面で自分の映像を確認することができます。
ところが、音声の場合には、自分の声が相手にどのように聞こえているのかを確認することはかなり難しいです。
試験的に誰かに会議の相手になってもらい、相手から音声品質のレポートを貰うことも可能ですが、感じ方には個人差があるし、相手のPCの音声再生系の特性の影響を受けそうです。また、相手に手間を掛けさせるのも申し訳ないです。
ということで、当方の場合は、自分の音声チェック用に、「Skypeテスト通話」を利用しています。
Skype でサウンドをテストする (エコー テスト通話を行う) 方法を教えてください。
https://support.skype.com/ja/faq/FA265/skype-desaundowotesutosuru-eko-tesutotong-hua-woxing-u-fang-fa-wojiao-etekudasai
How do I test my sound is working in Skype (make an Echo test call)?
https://support.skype.com/en/faq/FA265/how-do-i-test-my-sound-is-working-in-skype-make-an-echo-test-call
録音された音声が自分のPCにエコーバックされるだけなので、実際に相手側で聞こえる音量/音質は確認できませんが、エコー音声の状態が悪い場合には、実際に相手側で再生される音声は更に劣化する可能性があるので、何らかの対策が必要と思われます。
当方のWeb会議の環境は、以下のようになっています。
PC:lenovo ThinkPad X250 (Windows 10)
カメラ:内蔵カメラ
マイク:内蔵デジタルマイク(内蔵カメラの左右両側に各1個配置)
イヤホン:ジャンクで買った500円のカセットプレーヤ(未使用品?)に付属していたSonyロゴ付きのイヤホン(モデル名不明)
ThinkPad X250
http://www.lenovojp.com/business/rentalmodel/20CLS8P200.html
上記の組み合わせでSkypeテスト通話をしてみると、比較的明瞭に聞こえています。
マイクとの距離は30cm程度ありますが、オフマイクの感じはあまりありません。
このままでも、あまり問題は無いような気がしますが、ヘッドセットにすればオンマイクになるので、さらに改善されるのは無いかと欲を出してしまいました。
広告を見ると、ヘッドセットは色々ありますが、やっぱり現物を確認したいので、nojimaまで出かけてで探してみました。
ヘッドセットは、両耳型と片耳型の2種類しか置いてありませんでした。
価格は同程度だったので、両耳型の方が周囲の音を遮断するのに有利であろうということで、それにしました。
その時点は、モデル名等は確認しなかったのですが、あとで調べてみると、エレコムのHS-HP23TBKでした。
価格は、購入時点ではamazonと同じ\2178でした。現時点ではamazonは一寸高くなっているようです。
とりあえず使ってみました。
最初の印象は、イヤパッドが小さい!です。
ヘッドセットを装着すると、イヤパッドで耳朶が押さえつけられます。
今までいくつかヘッドホンを使ったことがありますが、イヤパッドは耳朶より大きいので、耳朶が圧迫されることはありませんでした。
他のモデルと比較したことがないので判断できませんが、ヘッドセットはこんなものなのでしょうか?
圧迫感がかなり気になります。
次に、Skypeテスト通話をしてみました。
確かにオンマイクの感じはするのですが、明瞭度が上がったような感じがしません。
ラフな表現すると低音が妙にに強調されて、高域成分が減衰しているような感じです。子音がよく聞こえません。
エコーテストの場合は、ヘッドセットのマイク ⇒ PC ⇒ Skypeサーバ ⇒ PC ⇒ ヘッドセットのヘッドホン という流れになるので、音質の劣化の原因がマイクなのかヘッドホンなのか直ぐにはわかりません。
マイクのテストは大変そうなので、ヘッドホンの特性をチェックしてみました。
チェックといっても、音声に高域成分を含んだ動画を再生して聞くだけです。
なお、PCの音声出力レベルは固定、ヘッドセットの音量は最大にしました。
比較用には、常用している上記の安いイヤホン(Sonyロゴ、モデル名不明)を使いました。
また、音声再生用として以下の動画を使用しました。
Audizione a Cremona" | Gabriel's Oboe - Ennio Morricone | by Lena Yokoyama | PRO CREMONA
Apr 17, 2020
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=af1c_zEemvQ&feature=emb_logo
極めて大雑把な印象ですが、安いイヤホンでは再生されるバイオリンの最も高音の部分が、ヘッドセットではかすれてしまうような感じでした。
また、ヘッドセットでは、演奏前と演奏後の都市雑音が、がなり浮き上がって聞こえる感じでした。
個人的な印象ですが、ヘッドセットの再生特性は、低域がかなりブースト気味のような感じです。
マイクの特性がどのようなものかよくわかりませんが、自分でエコーテストした範囲では、PCの内蔵マイクと普通のイヤホンの組み合わせの方が自然な感じがします。
Web会議の場合には明瞭度(了解度)が最優先なので、残念ながら現在の環境では出番がなさそうです。
amazonの評価は悪くないようなので、当方のPC環境との相性が悪かったのかもしれません。
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