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2020年12月31日 (木)

カーボンマイクで正弦波もどき発振器

プッシュホン(600-P)絡みでカーボンマイクのネタです。

 
 カーボンマイクに関するWikipediaを見ていると、カーボンマイクの増幅作用や発振の話が出てきます。

  カーボンマイクロフォン - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3

  Carbon microphone - Wikipedia
     https://en.wikipedia.org/wiki/Carbon_microphone

 例として、燭台電話("candlestick telephone" )が挙げられていますが、下記の資料の図20に示されている600形電話機のように、カーボンマイクロホンとイヤホンが取り外し可能な形態であれば、発振の実験は簡単にできます。(手元に現物があればの話ですが・・・)

  電電公社における電話オーディオ技術の研究実用化
  https://www.jstage.jst.go.jp/article/essfr/5/2/5_2_114/_pdf


 先日、ブログのネタにしたプッシュホン(600-P)のカーボンマイクロホン(T-60)とイヤホン(R-60)を使って発振実験をしてみました。

【(01)600-Pのハンドセット分解】
01600p


【(02)600-PのR-60(左)とT-60(右)】
02600pr60t60


【(03)T-60の直流抵抗】
03t60

 無音時の抵抗値は、カーボンマイクの姿勢によって、80~150Ωの範囲で大きく異なります。


 実験と言っても、カーボンマイク、イヤホン、電池(3V)を直列に接続するだけなので超簡単です。
 電池の電圧は、発振可能な最低限の電圧にしたので適正な電圧かどうかは判りません。
 単に発振音を発生させるだけでは面白くないので、電鍵を電流通路に直列に挿入して、モールス練習機もどきにしてみました。
 実験の結果は、以下の動画の通りです。

【(04)カーボンマイクを使った発振テスト】

 

 カーボンマイクとイヤホンを1cm程度まで近づけると発振しました。
 わりと正弦波に近いような感じです。
 綺麗な正弦波を発生させるのは結構面倒ですが、これなら簡単です。
 マイクで発振するのは一寸不思議な気がします。

 回路は簡単とはいっても、カーボンマイクは絶滅危惧部品なので、手元に昔の電話機があったら一寸遊べるかもしれないといった程度でしょうか?

 現時点で販売されているカーボンマイクは特殊用途で結構いい値段がします。

  Carbon Microphone
  https://umbrella-company.jp/placid-audio-ru-80.html

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2020年12月30日 (水)

現用Wi-Fiが不調のためWi-Fi6(WSR-3200AX4S)を買い足しました

 現在使用しているWi-Fiルータ(WSR-2533DHP)は2016年発売なので、それほど古いという訳ではありませんが、最近調子が悪いです。
動作が不安定で、11gで数Mbps出る時もありますが、1Mbps以下の時もあります。
 念のため、有線LANで確認してみると、上り下り共200Mbps程度は出ています。(回線種別マークが変?)
  なお、今までは11acは殆ど使えませんでした。

(01)200-600kbps_WSR-2533DHP
01200600kbps_wsr2533dhp


 Wi-Fiルータはリビングに設置してあり、同じ部屋や隣の部屋ではあまり問題がないのですが、自分の部屋は少し離れているためか信号が弱い感じです。
 テレワークが影響しているのかどうかは判りませんが、最近特に速度低下や接続障害が目立ちます。

【(02)Echo Show 5の接続障害】
02echo-show-5


 特に明確な根拠はないのですが、最新のWi-Fiルータに買い替えれば情況が改善されるのではないかと思って候補を検討してみました。
一寸調べてみると、WSR-3200AX4Sというモデルの評価が結構良いようです。
 価格もそれほど高くないようなので、現状が改善される可能性があるのであれば、使ってみる価値はありそうということで、あまり深く考えずに買うことにしました。

 このモデルには、「無線引っ越し機能」があって簡単にデータ移行ができるということだったので、2台並べてやってみましたが、当方の環境では、取説通りには作業が進みませんでした。

【(03)WSR-2533DHP(左) WSR-3200AX4S(右)】
03wsr2533dhpwsr3200ax4s

 

 スキルがあれば対応できるかもしれませんが、当方は手がでません。
 ネットで「無線引っ越し機能を使用せず新規設置編で設定するのが良い」という情報を見かけたので、「新規に設置する場合」で対応することにしました。
 「新規に設置する場合」と言っても、実際の作業は古いモデルを新しいモデルに交換するということになります。
 Wi-Fiルータは、家族で共用していますが、利用端末は、PC4台、スマホ5台、Amazon Echo 4台、AV機器3台になり、結構台数が多いです。
 家族の中に常時接続でテレワークを行っている人間がいるので、作業でインターネットが切断されるのはうまくありません。
 対策として、現在のWi-Fiルータ(WSR-2533DHP)を生かしたままで、新しいWi-Fiルータ(WSR-3200AX4S)を追加することにしました。
 最初は、旧ルータのLAN端子と新ルータのINTERNET端子をLANケーブルで接続するだけでよいと思っていましたが、PCのルータ管理画面に、アドレス競合のエラーメッセージが出ます。
 普通は、AUTO/MANUALスイッチを「AUTO」にしておけば、アドレス競合が解消されるように処理されるようですが、当方の場合はうまくいかなかったようです。
 色々調べてみると、新ルータ側のルータ機能を無効にする必要があるようです。
 結局、AUTO/MANUALスイッチを「MANUAL」に切り換え、ROUTER/AP/WBスイッチを「AP」に切り替えることにより、追加のWi-Fiルータ(WSR-3200AX4S)を、独立したアクセスポイントとして使えるようになりました。

 通信速度を調べてみました。
 下記の画面は、新(WSR-3200AX4S)旧(WSR-2533DHP)のWi-Fiルータの速度をSpeedtest.netで調べたものです。
 使用PC:ThinkPad X250 (Intel Wireless 7265, Driver ver.19.51.30.1)
 信号経路:リビング→壁→浴室→壁→廊下→壁→自室のPC。
 測定期間:2020.12.30 12:07-12:14 JST

【(04)Speedtest.net_WSR-3200AX4S vs WSR-2533DHP】
04speedtestnet_wsr3200ax4s-vs-wsr2533dhp


 下り速度は以下の通りでした。(逆経時順)
 1段目、2段目:新ルータ(11ac) 120~150Mbps
 3段目、4段目:新ルータ(11g)  11~ 13Mbps
 5段目、6段目:旧ルータ(11ac) 83~ 92Mbps
 7段目、8段目:旧ルータ(11g) 11Mbps

 今回の測定に関しては、11gの速度は新旧で殆ど変わりませんが、11acに関しては40~50%改善された感じです。
 旧ルータの11acで結構良い数字が出ていますが、今までは殆ど使えなかったので、こんな数字を見たのは初めてです。正月休みになったのが関係している?

  2台のWi-Fiルータを同時に動作させるのはデメリット(輻輳による速度低下等)があるので、避けた方が良いという情報を見かけましたが、今のところ不都合は発生していないようです。
 問題は速度低下ですが、これはある程度長時間使ってみないと判りません。マンションのLANなので、誰かが大量のデータをダウンロードすると、数百kbps以下ということになるかもしれません。今のところ、1Mbps以下という状況は発生していないようです。

 従来のアクセスポイントはそのまま使えるので、利用端末側の作業は不要で、インターネット回線の切断も発生しませんでした。
 最初の計画とは一寸異なりましたが、安定して通信が行えるようになりました。
  費用に見合った効果が得られたかどうかはよく分かりませんが、ストレスはかなり減りました。


【追記】
 PCをリビングに持っていって、新Wi-Fiルータ(11ac)の速度を測定してみました。
05300mbps_wsr3200ax4s

  下り/上り共に300Mbps以上なので、かなり速いです。
  この時間帯では、自室では100Mbps程度なので、距離(遮蔽物)の影響が大きいです。

 

 

 

 

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2020年12月29日 (火)

「*」と「#」が無いプッシュホン(600-P)

 年末の大掃除という訳ではありませんが、トランクルームを整理していたら昔のプッシュホン(600-P)が出てきました。

 電電公社のDIALS(Dendenkosha Immediate Arithmetic and Library System)のサービスが始まったときに、どんなものかと試してみるために、秋葉原のジャンク屋で買ったものです。

  DIALS
  https://ja.wikipedia.org/wiki/DIALS

 電話番号の"0100111"は今でも覚えています。いかにもデジタルという感じがします。
 プッシュホンで計算ができるのは面白かったのですが、実用的な面では、普通の家庭では出番がなくて、すぐに使わなくなってしまいました。
 久しぶりに手に持ってみるとかなり重たいです。

【電電公社のNEC製プッシュホン(600-P)】
Pushbutton-telephonenttpc-600p_1

Pushbutton-telephonenttpc-600p_2

Pushbutton-telephonenttpc-600p_3

Pushbutton-telephonenttpc-600p_4

 

 キーをよく見てみると、キートップの表示が現在のものと一寸異なっています。
 現在のプッシュホンでは最下行が「*」「0」「#」となっていますが、手元のものには、「*」と「#」の表示がありません。
 「*」の代わりに「赤の中実丸」、「#」の代わりに「緑の小さな中実丸の外側に緑の円」が表示されています。


 以下の資料を見ると、プッシュホン(1969)では、「*」「0」「#」の表示になっています。

  電話機のあゆみ
  https://www.ntt-east.co.jp/databook/pdf/denwakinoayumi_p260_p267.pdf

 また、以下の写真を見ると、米国の場合は、1960年代のタッチトーンでは「*」「0」「#」の表示になっています。

  1960’s Touch Tone Telephone White Ivory
  https://hangarnineteen.com/product/1960s-touch-tone-telephone-white-ivory/

 既に米国のタッチトーンのキーの表示が決まっているのに、あえて日本(電電公社)独自の表示を行う必要性はないように思われるので、このプッシュホンの表記は何でしょうか?
 「*」「0」「#」が決まる前に一時的に使用された? あるいは、試作品がジャンクで流出した?
 機能的には、現在でも完動なので、特に問題はありませんが、一寸不思議な感じです。
 昔のプッシュホンは、色によっては結構良い値段がついているようですが、残念ながら手元にあるものはジャンク状態です。
 電鈴は一対の金属製のお椀(?)を交互に叩く構造となっており、非常に大きな音がでます。
 左右のお椀の共振周波数は和音になっているとのことです。

 600-Pでは昔懐かしいカーボンマイクが使用されているので、もう少し遊んでから処分する予定です。
 大昔に3A5を使った超再生トランシーバを作ったときには、電話機から回収されたと思われるジャンクのカーボンマイクを使いました。

 下記の資料によれば、600形電話のカーボンマイク(T-60)の定格インピーダンスは35Ωであるようなので、定振幅送信機と空中線の間に直列にカーボンマイク接続すれば、高周波を直接変調してAM信号を送信できるかもしれません。(用途は検討中)

  電電公社における電話オーディオ技術の研究実用化
  https://www.jstage.jst.go.jp/article/essfr/5/2/5_2_114/_pdf


 カーボンマイクについて調べていたら、下記の資料に、エジソンの特許[U.S.Patent No.406,567,1889]の話が出てきました。

  炭素型送話器(カーボン・マイク口ホン)
  http://www.kobayasi-riken.or.jp/news/No32/32_2.htm

 好奇心でClaimがどのようになっているのか調べてみました。

 特許番号が判っているので、通常はUSPTOのPatent Number Searchで調べることができますが、昔の特許は検索対象外です。

  Search for patents
  https://www.uspto.gov/patents-application-process/search-patents#heading-1

  Searching Full Text Patents (Since 1976)
  Patent Number Search
  http://patft.uspto.gov/netahtml/PTO/srchnum.htm

 1790年以降の米国特許であれば、"View Patent Full-Page Images"で検索できる筈です。
 
  Searching PDF Image Patents (Since 1790)
  View Patent Full-Page Images
  http://patft.uspto.gov/netahtml/PTO/patimg.htm

 エジソンのカーボンマイク特許は、[U.S.Patent No.406,567,1889]ということなので、"00406567"を入力して"View Patent"をクリックすると、目的とする特許明細書が表示されました。
 初期状態では図面が表示されていますが、左欄のClaimsをクリックするとクレーム(特許請求の範囲)が表示されます。
 Claim 1は、以下のようになっていました。

What I claim is
1. An electrode for telephones composed of a body of granules of carbonized hard coal, substantially as set forth.

 発明の対象はマイクではなく電話用電極になっていますが、内容的には確かにカーボンマイクでした。

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2020年12月28日 (月)

ライン抜けが発生したので49型のAndroid TVに買い替えました

 現用のKDL-40J5000(1366×768)にライン抜けが発生しました。


【(01)ライン抜け】
01_20201228180801

 視聴に堪えないというほどではありませんが、垂直解像度が低いのでライン抜けが目立ちます。
 2007年モデルなので、13年間無故障でよく働いてきたというべきかもしれません。

 紅白も近いということで、買い替えることにしました。
 候補を検討するために、量販店で最近のモデルを調べてみると、解像度は大幅に増加しているにもかかわらず、質量や消費電力は少なくなっており、価格も安いです。
 前回の購入から10年以上経過しているので、技術の進歩と言うか、コモディティ化の影響でしょうか?
 消費者としてはうれしいですが、一寸複雑な気持ちです。昔は13型が13万円・・・

 候補としては、50型付近の4K対応ベーシックモデルを探していたら、KJ-49X8000Hというのが期間限定で割引になっていました。
 説明によればAndroid TVということですが、Android TVの知識がないので利点・欠点がよく分かりません。
 Androidは中華Padでしか知らなかったので、自由度は高いけれどもフリーズしやすいという印象がありました。
 何となく、インターネットとの親和性が高いような感じですが、トラブルが無ければ何でもOKです。
 最近のテレビは、店頭で一寸見た範囲ではあまり差が判りません。
 価格に惹かれて上記モデルを購入しました。

 リビングに設置してみると、以前のテレビに比べて薄くて軽いです。
 仕様を比較してみました。

              KDL-40J5000     KJ-49X8000H
製造年:              2007年モデル   2020年モデル
パネル解像度:    1366×768  3840×2160
有効画面サイズ:88.5×49.8×101.5cm   107.4×60.4×123.2cm
消費電力:              185W         120W
質量[スタンド含む]: 25.5kg    11.6kg

 KDL-40J5000の前に使っていた36型のブラウン管テレビは質量が約100kgもあって処分に苦労しました。

 今度のテレビはキャビネットが薄くて、テレビの向きを変えようとするとパネルが撓みそうになるのか一寸気になる位です。
 音質はあまり期待できないことが予想されたので、今まで使っていた外付けスピーカSRS-D5を流用することにしました。

 一通り視聴した感じでは、さすがに高解像度の効果を感じます。

 リモコンにNETFLIXのボタンがついていたので試してみました。

【(02)NETFLIXボタン】
02netflix


 今までは、Fire TV StickをHDMI端子に挿して使っていたので、HDMI端子が一つ開放されるのは助かります。

【(03)Fire TV Stick】
03fire-tv-stick


 また、Fire TV Stick専用のリモコンではなくて、テレビ用のリモコンを使えるので、テーブルの上のリモコンの数が1個減ります。
 音声でコンテンツ検索ができますが、テレビのリモコンに向かって話しかけるのは、一寸不思議な感じです。
 Fire TV Stickの場合でもリモコンに向かって話していた訳ですが、Fire TV Stick専用ということで違和感がなかったのかもしれません。

 とりあえず今のところ不都合はありませんが、キャビネット背面のヘッドホン端子のジャックが、凹んだ部分に上向きに取り付けられているというのは一寸使いにくかったです。昔はフロントパネルにありましたが、段々と見えにくいところに押しやられてしまいました。Bluetoothを使って下さいということなのかもしれません。

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2020年12月27日 (日)

Amazon Echo Show 5でNETFLIXの「愛の不時着」

 アマゾンからのメールでNETFLIXが紹介されていました。

 以下、メールから抜粋引用。
----------------------------------------
今週のピックアップ
Alexaに使えるフレーズから毎週3つのおすすめをピックアップ。

「アレクサ、ネットフリックスを見せて」
画面付きEchoシリーズで愛の不時着などNetflixの番組を楽しめるようになりました。(サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要になります)
(以下省略)
----------------------------------------

 どんなものかと思って一寸試してみました。
 なお、使用したのは二ヶ国語(日英)モードに設定した米国AmazonアカウントのEcho Show 5です。

 通常は英語の画面ですが、「アレクサ、ネットフリックスを見せて」の音声指示でNETFLIXのログイン画面になります。
 初回利用時は、ID(当方の場合はメールアドレス)とパスワードを入力する必要がありますが、仮想キーボードで入力するのは一寸面倒です。
 こんな場合には、Bluetoothのキーボードが便利です。

 ログインが終了するとユーザ選択画面が表示されます。(2回目以降は表示されない場合もあるようです。

【(01)ユーザ選択画面】
01_20201227092001

 ユーザを指定すると、マイリストが表示されます。

【(02)マイリスト】
02_20201227092101

 
 マイリスト画面から、例えば「愛の不時着」を探す場合には、検索ボタンを押して検索画面に移行して検索することになりますが、当方の場合は、検索ボタンを押すと、直接「検索で人気の作品」の画面に遷移しました。
 現時点の「検索で人気の作品」のリストでは、「愛の不時着」がトップに表示されていました。

【(03)「検索で人気の作品」】
03_20201227092101

 この画面で「愛の不時着」を選択すると、「愛の不時着」の操作画面になります。

【(04)操作画面】
04_20201227092201

 再生ボタンを押すと普通に再生されました。

【(05)再生画面】
05_20201227092901

最近購入したテレビには、リモコンにNETFLIXのボタンがついており、大画面で普通に視聴できるので、あえてEcho Show 5でNETFLIXを見る機会はあまりないかもしれません。

 

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2020年12月19日 (土)

嫦娥五号の国旗掲揚装置(国旗展示系统)

 一寸旧聞になりますが、嫦娥五号関連ということで・・・
 
 ネットニュースで以下の記事を見かけましたが、旗のサイズが気になりました。
 
  中国が月面に国旗掲揚、2カ国目 サンプル採取にも成功
  2020年12月5日
 
 上記記事では、「国旗は縦90センチ、横2メートルで重さは約1キロ。」となっていますが、なんか変です。
 縦90センチ、横2メートルということは、横長のかなり大きな旗ということになりますが、このサイズの旗を月面で展開するのは相当困難であるように思われます。
 縦横のアスペクト比が約1:2になりますが、五星红旗のアスペクト比は、記事の写真にあるように一般的なものだと思われます。また、重さが約1キロというのは、あり得ないように思われます。
 
 
 以下の記事を見て数値の意味が判りました。
 
   骄傲!月球上亮出五星红旗
  2020年12月04日 09:08 中国网
 
 (以下、上記URLから抜粋引用&機械翻訳)
-------------------------------------------
 嫦娥五号五星红旗平面运动包络将近2000mm×900mm,整个系统的重量只有1公斤。马威表示,选择这样的旗面尺寸是研制团队经过综合考虑的结果,目的是尽量突出视场效果,让相机拍出来的照片既能看到月表、深空,也能看到着陆器;如果五星红旗太大或太小,照片均无法呈现出丰富的元素。
 
[DeepL翻訳]長江五星紅旗機の運動包囲は2000mm×900mm近くあり、全体の重量はわずか1kg。 マ・ウェイ氏によると、このような旗の大きさの選択は、カメラで撮影した写真に月面と深宇宙、着陸船の両方が見えるように、できるだけ視野効果を強調するために開発チームが総合的に検討した結果であり、五つ星の赤い旗が大きすぎたり小さすぎたりすると、写真に豊かな要素が表現できなくなるという。
[Google翻訳]Chang'e-5の五つ星の赤い旗の平面運動エンベロープはほぼ2000mm×900mmであり、システム全体の重量はわずか1kgです。 Ma Wei氏は、このフラグサイズの選択は、開発チームによる包括的な検討の結果であると述べました。目的は、カメラで撮影した写真が月面、深宇宙、着陸船を見ることができるように、視野効果を可能な限り強調することです。 5つ星の赤い旗が大きすぎたり小さすぎたりすると、写真に豊かな要素が表示されません。
-------------------------------------------
 
 2000mm×900mmというのは、可動部品の移動範囲ということで、他の部品や構造物との干渉(衝突)を避けるために、この範囲はクリアな空間である必要があるということだと思われます。
 1kgも、システム(国旗展示系统)全体の質量であるということであれば納得できます。
 
 また、上記記事のGIF動画を見ると、旗が掲揚される様子が判ります。
 動画からは旗が展開される様子はよく判りませんが、そのうち調べてみたいと思います。
 
 
 また、以下の記事の写真を見ると、旗の実寸が想像できます。
 
  嫦娥五号月面五星红旗用了哪些高科技?
  [DeepL翻訳]長江5の月面の五星紅旗には、どんな高度な技術が使われていたのでしょうか?
  [Google翻訳]Chang'e 5の月面にある5つ星の赤い旗はどのような高度な技術を使用しましたか?
  2020年12月04日 07:48 
 
 一般的には、可動部品の数が増えると故障の確率が高くなると思われるので、なるべく部品数を減らすことが多いですが、この国旗展示系统にはかなりの設計パワーが注入されたみたいです。

 

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2020年12月17日 (木)

嫦娥五号帰還モジュール回収時の動画

 ネットニュースで以下の記事を見かけました。
 
  月のサンプル、44年ぶり地球に 中国の探査機が帰還
  2020年12月17日 3時52分
 
    月の土持ち帰った中国、めざす「宇宙強国」 有人計画も
    2020年12月17日 11時27分
 
 
 
 上記記事には嫦娥五号帰還モジュールの写真が掲載されているのですが、照明が一寸不思議な感じです。
 光は上から当たっているのですが、固定光源ではなくて、ヘリからの照明のような感じもします。
 
 回収時の様子が判る資料がないかと思って探してみたら、以下の動画を見かけました。
 約3時間あります。
 
    YouTube
    [直播]嫦娥五号返回特别报道 [Live]Chang'e-5 Reentry Special Report

    https://www.youtube.com/watch?v=bLW248jCxmc
 
 
 中国語は判らないので、映像から想像しました。
 現時点では2時間バージョンになってました。20:44 2020/12/18)
 括弧内は、2:05:23バージョン。
 
1:17:35(00:28:18) 回収車?
1:20:35(00:31:15) 嫦娥五号帰還モジュール
1:21:37(00:32:14)  動物?(画面右下から左下に移動)
Animal2
  
1:30:06(00:40:46) 作業員(カメラマン?)
1:31:25(00:42:08) ヘリ
1:33:36(00:44:16) ヘリからの照明を受けた帰還モジュール(記事の映像はここから?)
1:44:31(00:54:31) "24"のような赤外線映像?
            (01:01:01) 齧歯類?  砂狐だそうです。
1:51:28(01:02:07) 五星紅旗
2:34:11(01:44:56) パラシュート
 
 国家的事業なので、番組の力の入れ方も相当なものですね。
 回収したサンプルの含水量はどうでしょうか?
 
 
 下記の記事によれば、月面の光が当たっている部分にも水が存在するようです。
 
  Oct. 27, 2020
  NASA’s SOFIA Discovers Water on Sunlit Surface of Moon
 
 
 
 日本も月面燃料工場の構想があるようです。
 
  「月面燃料工場」2030年代に実現 JAXA構想、水から水素製造・現地調達
  2020.9.29 09:10
 
 
 
 
  嫦娥五号の全体の流れが良く分からなかったのですが、下記の資料の絵を見るとなんとなく判るような気がします。
 
  中国首次向月球发起返航任务
  发表于 2020年11月25日 北京时间 星期三 上午 12:34:12
 
 
【2020.12.19追記】
 赤外線画像に写っていた動物は「沙狐」だったようです。
 
  科普了,嫦娥五号着陆时守卫在旁的小精灵,草原的守护者:沙狐 
  [DeepL翻訳]科学、嫦娥5号上陸時に見張りに立ったエルフ、草原の守護者:砂狐 
  2020-12-17 19:05

 

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2020年12月 8日 (火)

一部の労働者は電波が聞こえる?

  「マイクロ波聴覚効果」の関連ネタです。
 
 トンデモ系の話は嫌いではないので、「マイクロ波聴覚効果」の Wikipediaを見ていたら、意味が不明な部分がありました。
 説明の中に、「パルスマイクロ波放射は、一部の労働者が聞くことができる。」という記載(2020/12/08現在)があるのですが、「一部の労働者」とは誰のことでしょうか?
  後続する文「マイクロ波を照射された被験者は、クリック音やブザーのようなうなり音が聞こえることに気づく。」の中に「被験者」という言葉が出てくるのですが、「労働者」が「被験者」に対応しているとは考えにくいです。
 
 英文を見てみました。
 
  Microwave auditory effect - Wikipedia
 
 原文では以下のようになっています。
  "Auditory sensations of clicking or buzzing have been reported by some workers at modern-day microwave transmitting sites that emit pulsed microwave radiation."
【DeepL翻訳】パルス状のマイクロ波を放射する現代のマイクロ波送信サイトでは、クリック感やブザー音の聴覚が何人かの作業員によって報告されている。
 
  この説明であれば意味が明瞭です。
 パルス状のマイクロ波に曝される職場はかなり特殊であり、まず連想するのはレーダーサイトです。”sites”という単語からも連想されます。
 "some workers"は、レーダーサイトのような場所で働いている作業者(作業員)の中の一部の人を意味していると考えられます。
  また、 "some workers"は、所定の環境が設定された場所での実験に参加した訳ではなく、仕事中に偶然体験した特異な事象を報告したということだと思われるので、「被験者」とは呼べないような気がします。
 
 
 
 
【余談】
 アイ・ラブ・ルーシーのルシル・ボール(Lucille Ball)氏は、「電波が聞こえる一部の労働者」だった?!
 
 以前、好奇心で人間受信機(人体で直接電波を受信する)を調べたときにルシル・ボール氏の 話を知りました。
 
      Did Lucille Ball Use Her Fillings to Spy?
 
  Lucille Ball’s Fillings
  Did radio transmissions picked up by Lucille Ball's fillings lead to the capture of a Japanese spy?
 
  HOW LUCILLE BALL HEARD SPIES THROUGH HER DENTAL FILLINGS
 
 
 ざっと読んでみると、日本のスパイのモールスを虫歯の詰め物で受信したので通報したというような話です。
 にわかには信じがたい話ですが、本人の著書には関連する記載があるようです。
 ただし、信頼できるような証拠はないみたいです。
 当時、本人は要注意人物と見られていたので、愛国心をアピールするためにそのような話を創作したのではないかというコメントもありました。
 原理的な話としては、放送局などの高出力のAM信号の場合には、体の中に電気的な非線形特性を有する部分(ex.詰め物)があれば、振幅成分を抽出できるかもしれません。
 なお、「マイクロ波聴覚効果」は、体内組織の熱膨張により発生する圧力波が原因のようなので、非線形特性による信号発生とは別のメカニズムです。
 
 
【2020.12.09追記】
 Lucille Ball氏の話の内容が気になったので、しつこく調べてみました。
 下記の記事の中には、彼女の話の内容が記載されています。
 
  Lucille Ball’s Fillings
 
"All of a sudden, my mouth started jumping. It wasn’t music this time, it was Morse code. It started softly, and then de-de-de-de-de-de. As soon as it started fading, I stopped the car and then started backing up until it was coming in full strength. DE-DE-DE-DE-DE-DE DE-DE-DE-DE! I tell you, I got the hell out of there real quick. The next day I told the MGM Security Office about it, and they called the FBI or something, and sure enough, they found an underground Japanese radio station. It was somebody’s gardener, but sure enough, they were spies."
 
  状況は判りましたが違和感があります。
 "de-de-de-de-de-de"の部分が引っ掛かります。
 
 日本では、実際にはピピー(・ー)と聞こえる"A"のモールス符号を、会話や文章ではトツー(トンツー)と表現することが多いです。(正弦波のイメージ?) 
 
 一方米国では、下記の資料によれば、"A"は DiDaと表現されるようです。(ブザー音のイメージ?)
 
   Morse code 
 
 Diが短点(dot)でDaが長点(dash)になります。
 DEとDiは発音が似ているので、例えば、DE-DE-DE-DE(音的にはピピピピ)は、通常であれば"H"を意味することになります。
 スパイが普通のモールス符号を使って平文で送信することは考えられませんが、彼女の話を聞くとモールス符号のような信号が聞こえたという話は筋が通っているように聞こえます。
 しかしながら、通常の無線電信は、一定振幅の搬送波を断続してモールス信号を発生させているので、受信した信号を振幅検波しても、コツコツというクリック音しか聞こえません。場合によっては、ポコポコという音になることもあります。
 
 ところが、彼女の話では、DE-DE-DE-DEというようなブザー音的な音が聞こえたことになっています。
 映画やテレビの電信のシーンでは、ピーピーという可聴周波数の音が聞こえてきますが、アンテナで受信したモールス信号を振幅検波しただけでは、ピーピーという音は出力されません。
 この可聴音を発生させるためには、受信側にBFO(Beat Frequency Oscillator)やトーンキーヤー(Tone Keyer)を設ける必要があります。
  したがって、詰め物による振幅検波を想定すると、搬送波が音声信号で振幅変調されるAM放送局の音楽が聞こえても不思議ではありませんが、搬送波がパルス的に断続されるモールス信号を受信してDE-DE-DE-DE(音的にはピピピピ)という音が聞こえることは考えにくいです。
 ここから先は全くの想像ですが、電信の信号を可聴音化するためにはBFOやトーンキーヤーが必要であることを知らずに、モールス信号を受信すれば、映画やテレビで聞くのと同様な音が聞こえる筈だと想像してDE-DE-DE-DEという表現をしたのかもしれません。
 もし実際にクリック音を聞いていれば、DE-DE-DE-DEという表現にはならないような気がします。
  ただし、A電波ではなく、B電波を使用したモールス信号を受信したと仮定すると、DE-DE-DE-DEという音が聞こえたという話は筋が通るかもしれません。送信機の近所はノイズだらけになりますが・・・
 個人的には、この話は都市伝説的であるような気がします。
 
[JJYモールスの検波出力]
2011年5月18日 (水)
JJY(40kHz)検波出力モニタ用電波時計
 
[トーンキーヤーを使用したJJYモールス出力]
2017年1月18日 (水)
JJY用トーンキーヤーにTCO表示用LEDを追加
 
[BFOを使用したJJYモールス出力]
2018年12月22日 (土)
ハワイでJJYのモールスを受信
【2020.12.17追記】
 Lucille Ball氏が、インタビューでモールスの話(03:15~04:00)をしている下記の動画がありました。
 
  Dick Cavett - Lucille Ball fillings
 
 話を声で聞くと、"DE-DE-DE-DE"という文字で表現された音は、必ずしもブザー的な音ではなく、神経への刺激や筋肉の痙攣を表現しているようにも思えます。
 
 事実はどうだったのかは、依然判りませんが・・・

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2020年12月 7日 (月)

高周波攻撃による聴覚障害?

  ニュースネタが続きますが、電波絡みということで、ご容赦願います。
 
  外交官の聴覚障害は「高周波による攻撃」示唆 米報告書
  2020年12月6日 20時26
 
 原因は、「コオロギの鳴き声」とか、「殺虫剤」という説もありましたが、妥当なところに落ち着いたようです。
 
  2019年01月09日 20時00分サイエンス
  「キューバによる音響攻撃だ」ともいわれたノイズ音が「コオロギの鳴き声」だった可能性が浮上
 
  キューバ駐在外交官の謎の脳損傷、殺虫剤が原因? カナダ研究
  2019年9月20日 14:11 
 
 
  U.S. Diplomats and Spies Likely Targeted by Radio Frequency Energy, Long-Withheld Report Determines
  DECEMBER 5, 2020, 3:13 PM
 
  'Havana Syndrome' likely caused by pulsed microwave energy, government study finds
  Dec. 5, 2020, 2:51 PM JST / Updated Dec. 6, 2020, 6:13 AM JST
 
 
 マイクロ波パルスによる聴覚への影響というと、フレイ効果(Frey effect)を連想しますが、今回のケースは関係があるのでしょうか?
 
  Microwave auditory effect - Wikipedia
 
 総務省の今後の研究課題として、「マイクロ波聴覚効果の定量的研究」が取り上げられているので、定性的な効果は認識されていると考えてよいのでしょうか?
 
  今後の研究課題について
  研究課題名:「マイクロ波聴覚効果の定量的研究」
 
 
 米国のActive Denial System (ADS)のデモ動画を見ると、一寸恐ろしいです。
 
  暴動対策に新兵器、国防総省が「やけど感覚」与える装置を開発 - 米国
  2007年1月31日 1:59 発信地:米国 [ 北米 米国
 
  Non-Lethal Weapon: Active Denial System (ADS)
  Mar 9, 2012
 
  The Active Denial System (ADS)
  2014/01/21
 
 
 MEDUSAというのもあるようですが、声が聞こえる前にフライになってしまう?
 
  Microwave Weapon MEDUSA: Project sound and voices like X-Men?
  Jan 19, 2019
 
  IEEE Spectrum
  Why Microwave Auditory Effect Crowd-Control Gun Won't Work
  01 Jul 2008 | 04:00 GMT
  Experts say you'd fry before you heard anything
 
 
 
         電波が平和利用されますように!!!

 

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2020年12月 6日 (日)

高速道路に不時着したのは曲技飛行パイロット

  ネットニュースで以下の記事を見かけました。
 
  高速道路に小型飛行機が不時着 SUV車に激突も幸い死者なし
  2020年12月06日 15時30
 
  USA TODAY
  Small plane makes emergency landing on Minnesota highway, hitting a vehicle but avoiding injury
 
  STRANGE NEWS
  WATCH: Plane Safely Makes Emergency Landing On Minnesota Freeway
  December 4, 20209:46 AM ET
 
  Global News
  Small plane hits SUV in dramatic video of highway emergency landing
  Posted December 4, 2020 12:59 pm  Updated December 4, 2020 1:08 pm
 
 
 映画の特撮などで時々見かけますが、実際の動画を見たことはあまりありません。
 動画で見るとかなりの速度で突っ込んできています。
 大事故にならなかったのは幸運が重なっていたからなのかもしれません。
 
 
 (以下、USA TODAYの記事から抜粋引用)
--------------------------------------
  Minneapolis resident and competitive aerobatic pilot
  (Google翻訳:ミネアポリス在住で競争力のある曲技飛行パイロット)
  (DeepL翻訳:ミネアポリス在住の競技用エアロバティックパイロット)
--------------------------------------
“Pilots are trained to deal with emergency engine problems and things like that if you have to make an emergency landing, and so the combination of that training and certainly (Gifford’s) aerobatic training really paid off in this situation,”
(Google翻訳:「パイロットは緊急着陸をしなければならない場合に緊急エンジンの問題などに対処するように訓練されているので、その訓練と確かに(ギフォードの)曲技飛行訓練の組み合わせはこの状況で本当に報われました。」)
(DeepL翻訳:"パイロットは緊急着陸の際に緊急エンジンの問題などに対処するように訓練されていますので、その訓練と確かに(ギフォードの)曲技訓練の組み合わせがこの状況では本当に効果を発揮しました。)
--------------------------------------
 
  以下の報告書では、事故の種別が"Other"になっていますが負傷者が出なかったからでしょうか? あるいは、事故の原因が特殊だから?
 
  Crash Updates
(以下、上記URLから抜粋引用)
-----------------------------------------
Type:Other
Case No:20510380
Date/Time:12/02/2020 21:23
District:2500
Location:Northbound 35W I at Country Road E2
Description:A single engine Bellanca Viking plane made a suspected emergency landing on a Twin Cities freeway this evening. Just before 9:30 this evening, State Troopers responded to reports of a plane that made an unexpected landing northbound I-35W near I-694 in the city of Arden Hills. As the plane landed, it crashed into another vehicle that was on I-35W. There were no injuries as a result of this crash. The highway is currently shut down at exit E2 for an extended period of time as Troopers continue to investigate this incident. This remains an open and active investigation.
-----------------------------------------
 
 
 日本では、道路に不時着することなんかないであろうと思っていたらありました。
 
  小型機が着陸進入中にエンジンが停止し、人家が密集している市街地の道路上へ不時着した事例
 
 マーフィーの法則は場所を問わない!?

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2020年12月 4日 (金)

NECのワープロCA-1000TのFDDが壊れていました

 数日前のことになりますが、テレビの番組でフロッピーディスク(以下FD)の話をしていました。
 最後の方しか見なかったので、いまさらなぜFD?と話が見えませんでしたが、以下の記事を見て理由が判りました。
 
  地銀、フロッピーディスクの取り扱い終了相次ぐ
  2020年11月30日 4:00 
 
 当方が最初に使ったのは、仕事場に置いてあった8インチのFDです。
 記憶は定かではありませんが、Windows 3.0の頃であったような気がします。
 
 個人用では、FM-7で5インチのFDDを初めて使いました。
 それまで使っていたBASIC MASTERでは、カンザスシティスタンダードのコンパクトカセット(カセットテープ)だったので、ファイル操作が非常に楽になりました。
 その後、3.5インチ2ドライブのFM-77に移行してさらに使い易くなりました。
 
 昔話になってしまいましたが、上記のFDの取り扱い終了の記事を見て、廃棄処分待ちの棚に置いてあった「情報携帯用ツール文豪ARDATA CA-1000T]を思い出しました。
  この名称だと実体がよく分かりませんが、A5サイズのワープロです。
 出先で文章を書いたり、メールを送るのに使いました。
 CA-1000Tには、外付けの3.5インチFDDが付属しており、ワープロで作成した文章を記録できるようになっていました。
 時代の変化で出番がなくなり、廃棄の予定ですが、折角なので何かブログのネタに使って処分しようと思っていました。
 
 上記日経の記事を見て、昔はこのようにしてFDを使っていたというブログを書こうと思って、引っ張り出してきました。
 もう何十年も使ってないので一寸心配ですが、外観はそれほど悪くありません。
 
【(01)CA-1000Tの外箱】
01ca1000t
【(02)CA-1000Tと3.5インチFDD】
02ca1000t35fdd
 
  新しい電池を入れて電源をオンにすると、無事に立ち上がりました。
 FDDの動作を確認するために、FD(フロッピーディスク)を初期化してみることにしました。
【(03)ディスク初期化画面】
03fd
 初期化を指示すると、ブーンという音がしてFDDが動き始めたのですが、正常に初期化が行われている様子がありません。
 FDDを横置きから縦置きに変えるとカサカサという音に変化します。
 とりあえず駆動モータは回転しているようですが、FDの被駆動スロットの位置を確認してみると、インサート前とイジェクト後で同じです。
 モータは回転しているけれども、ディスクは回転していないので、ディスクの駆動系に問題があるような感じです。
 最後のご奉公ということで、FDDを分解してみました。
 
【(04)ディスク駆動部】
04_20201204234901
 
 
【(05)ディスク駆動部の構造例(特開2001-184775から抜粋引用)】
052001184775
 
【(06)ディスク駆動用DDモータ】
06dd
 最初は、駆動ベルトの劣化を疑っていたのですが、DD(ダイレクトドライブ)モータなので駆動ベルトは存在しません。
 駆動ピンと被駆動スロットの係合機構を初めて見たのですが、かなり微妙な構造になっています。
 中心のピンは位置決めピンで、中心から外れた位置に設けられた駆動ピンは下側から突出して、ディスク側の被駆動スロットに係合するようです。
 スリップの原因としては、駆動ピンの突出力が不足してきたことが考えられます。
 
 ここまでは不調の原因はFDD側にあると考えてFDDを分解しましたが、よく考えるとFD側に原因があることも考えられます。
 ディスクケースの内側にはディスクとの摩擦を減らすためにライナーシートが貼られていますが、長年放置していたので、経年劣化で貼りつきが発生したような場合にはスリップが生じるかもしれません。
  手元にフロッピーディスクが2枚だけ残っていたので、両方試してみましたが、同じ症状でした。
 
【(07)SONYとTEIJINのFD】
07sonyteijin
 
 念のためディスクを分解してみましたが、貼りつきは無く、目視で判るような不具合は見当たりませんでした。
 
【(08)分解したフロッピーディスク】
08_20201204235001
 結局、動作不能の原因は判りませんでした。
 もしかしたら、無駄にFDDを分解したのかもしれませんが、今度使う予定もないし、ブログのネタになったので良しとします。

 

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2020年12月 2日 (水)

移動用ADS-Bアンテナで遠距離受信(324.3km)

 移動用ADS-Bアンテナの話の続きです。
 GoTo Travelで遊びに来た福岡では、ヒルトン福岡シーホークに泊まりました。
 
【(01)ヒルトン福岡シーホーク付近】
01_20201202230401
 部屋は27Fで南東の角部屋でした。
  ホテルは地上36階、高さ143mとのことなので、単純計算では部屋の高さは約100mということになります。
 博多湾から油山まで180°以上の眺望が楽しめます。
 また、眼下にはPayPayドームが見えます。
 これだけの高さがあれば、遠距離のADS-B信号が受信できるかもしれないと思って試してみました。
 
【(02)移動用ADS-BアンテナとBASIO3で受信中】
02adsbbasio3
 
【(03)RadarStick/ヒルトン福岡シーホーク27F】
03radarstick27f
【(04)RadarMaps/ヒルトン福岡シーホーク27F】
04radarmaps27f
 
  250km超えが何機か見えます。
 最遠はJA84ANの324.3kmです。
 福岡ー鹿児島間が約220kmなので、320kmは結構な距離です。
  JA84ANの高度は12500mなので、単純計算では見通し距離は423.48kmとなります。
 
  地上から見渡せる距離
 
 これだけ遠いと距離による減衰がかなり多くなると思われるので、実際にはこれだけの距離は無理かもしれません。
 ネット上の情報でも300km超えの情報は少ない様です。
  自分の場合、今までは300km超えの信号は受信したことはありません。
 怪しげなアンテナでも、高さがあれば距離が稼げるということでしょうか?
【(05)RadarStick/"on ground"】
05radarstickon-ground
 
  ホテルは、着陸寸前の航空機を目視できる程度に福岡空港に近いので、地上の航空機の"on ground"の信号も受信することができました。

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2020年12月 1日 (火)

移動用ADS-Bアンテナテスト@HND/B787

 先日作った移動用ADS-Bアンテナを空港と機内で使ってみました。

------------------------------------
[@羽田空港/第1ターミナル/ゲート14]
【(01)HND/T1】
01hndt1

【(02)HND/T1/G14】
02hndt1g14

【(03)BASIO3+移動用ADS-Bアンテナ】
03basio3gpant

 移動用アンテナというよりも偽装アンテナという雰囲気が・・・

【(04)RadarStick/HND】
04radarstickhnd

【(05)RadarMaps/HND】
05radarmapshnd

 空港なので"on ground"の機体が見えるのは当然ですが、200km離れた日本海寄りの機体も見えています。
 自宅近くの空き地では数10km程度しか見えませんでしたが、眼の前が開けていると結構受信できます。


------------------------------------
[@JAL313/B787機内]
【(06)B787-8】
06b7878

【(07)RadarStick/JAL313/B787】
07radarstickjal313b787

【(08)RadarMaps/JAL313/B787】
08radarmapsjal313b787

【(09)Avare ADSB Pro(Flt-Info)/JAL313/B787】
09avare-adsb-profltinfojal313b787


【(10)Avare ADSB Pro(Map)/JAL313/B787】
10avare-adsb-promapjal313b787

 巡航中の機内で受信してみましたが、利用した機材が、窓が電磁波シールド仕様(?)のB787だったので、搭乗機の信号しか受信できませんでした。
 座席が窓から離れた中央の列だったので、これも関係したかもしれません。

 最近の機材は、国内線でも個人モニタが装備されていることが多いので、手間を掛けてADS-Bを受信する意味があるのかということはありますが、趣味の世界なので・・・

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