現用Wi-Fiが不調のためWi-Fi6(WSR-3200AX4S)を買い足しました
現在使用しているWi-Fiルータ(WSR-2533DHP)は2016年発売なので、それほど古いという訳ではありませんが、最近調子が悪いです。
動作が不安定で、11gで数Mbps出る時もありますが、1Mbps以下の時もあります。
念のため、有線LANで確認してみると、上り下り共200Mbps程度は出ています。(回線種別マークが変?)
なお、今までは11acは殆ど使えませんでした。
Wi-Fiルータはリビングに設置してあり、同じ部屋や隣の部屋ではあまり問題がないのですが、自分の部屋は少し離れているためか信号が弱い感じです。
テレワークが影響しているのかどうかは判りませんが、最近特に速度低下や接続障害が目立ちます。
特に明確な根拠はないのですが、最新のWi-Fiルータに買い替えれば情況が改善されるのではないかと思って候補を検討してみました。
一寸調べてみると、WSR-3200AX4Sというモデルの評価が結構良いようです。
価格もそれほど高くないようなので、現状が改善される可能性があるのであれば、使ってみる価値はありそうということで、あまり深く考えずに買うことにしました。
このモデルには、「無線引っ越し機能」があって簡単にデータ移行ができるということだったので、2台並べてやってみましたが、当方の環境では、取説通りには作業が進みませんでした。
【(03)WSR-2533DHP(左) WSR-3200AX4S(右)】
スキルがあれば対応できるかもしれませんが、当方は手がでません。
ネットで「無線引っ越し機能を使用せず新規設置編で設定するのが良い」という情報を見かけたので、「新規に設置する場合」で対応することにしました。
「新規に設置する場合」と言っても、実際の作業は古いモデルを新しいモデルに交換するということになります。
Wi-Fiルータは、家族で共用していますが、利用端末は、PC4台、スマホ5台、Amazon Echo 4台、AV機器3台になり、結構台数が多いです。
家族の中に常時接続でテレワークを行っている人間がいるので、作業でインターネットが切断されるのはうまくありません。
対策として、現在のWi-Fiルータ(WSR-2533DHP)を生かしたままで、新しいWi-Fiルータ(WSR-3200AX4S)を追加することにしました。
最初は、旧ルータのLAN端子と新ルータのINTERNET端子をLANケーブルで接続するだけでよいと思っていましたが、PCのルータ管理画面に、アドレス競合のエラーメッセージが出ます。
普通は、AUTO/MANUALスイッチを「AUTO」にしておけば、アドレス競合が解消されるように処理されるようですが、当方の場合はうまくいかなかったようです。
色々調べてみると、新ルータ側のルータ機能を無効にする必要があるようです。
結局、AUTO/MANUALスイッチを「MANUAL」に切り換え、ROUTER/AP/WBスイッチを「AP」に切り替えることにより、追加のWi-Fiルータ(WSR-3200AX4S)を、独立したアクセスポイントとして使えるようになりました。
通信速度を調べてみました。
下記の画面は、新(WSR-3200AX4S)旧(WSR-2533DHP)のWi-Fiルータの速度をSpeedtest.netで調べたものです。
使用PC:ThinkPad X250 (Intel Wireless 7265, Driver ver.19.51.30.1)
信号経路:リビング→壁→浴室→壁→廊下→壁→自室のPC。
測定期間:2020.12.30 12:07-12:14 JST
【(04)Speedtest.net_WSR-3200AX4S vs WSR-2533DHP】
下り速度は以下の通りでした。(逆経時順)
1段目、2段目:新ルータ(11ac) 120~150Mbps
3段目、4段目:新ルータ(11g) 11~ 13Mbps
5段目、6段目:旧ルータ(11ac) 83~ 92Mbps
7段目、8段目:旧ルータ(11g) 11Mbps
今回の測定に関しては、11gの速度は新旧で殆ど変わりませんが、11acに関しては40~50%改善された感じです。
旧ルータの11acで結構良い数字が出ていますが、今までは殆ど使えなかったので、こんな数字を見たのは初めてです。正月休みになったのが関係している?
2台のWi-Fiルータを同時に動作させるのはデメリット(輻輳による速度低下等)があるので、避けた方が良いという情報を見かけましたが、今のところ不都合は発生していないようです。
問題は速度低下ですが、これはある程度長時間使ってみないと判りません。マンションのLANなので、誰かが大量のデータをダウンロードすると、数百kbps以下ということになるかもしれません。今のところ、1Mbps以下という状況は発生していないようです。
従来のアクセスポイントはそのまま使えるので、利用端末側の作業は不要で、インターネット回線の切断も発生しませんでした。
最初の計画とは一寸異なりましたが、安定して通信が行えるようになりました。
費用に見合った効果が得られたかどうかはよく分かりませんが、ストレスはかなり減りました。
【追記】
PCをリビングに持っていって、新Wi-Fiルータ(11ac)の速度を測定してみました。
下り/上り共に300Mbps以上なので、かなり速いです。
この時間帯では、自室では100Mbps程度なので、距離(遮蔽物)の影響が大きいです。
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