メーカーコードスキャン式エアコン用ユニバーサルリモコン(CHUNGHOP K-2988N)を買いました
長年使ってきたエアコン(SHARP AY-L22DB)が動かなくなりました。
リモコン(A486JB)の電源ボタンを押しても反応がありません。
原因としては、リモコンの電池切れの可能性が高いので、電池を交換しましたが、依然動作しません。
リモコンの赤外線LEDの発光状態をデジカメで確認してみると、どのボタンを押しても発光していません。
リモコンの故障原因としては、ボタンの接触不良が考えられますが、全部のボタンが機能しないということは、原因は別のところにありそうです。
念のために、新しく入れた電池(単3x2)の電圧をチェックしてみましたが、いずれも1.55Vあります。
リモコンを分解して故障原因を確認しようと思いましたが、分解に手間がかかりそうだったので、買い替えることにしました。
なお、エアコン本体は、手動電源ボタンで起動可能でした。
Amazonで探してみると、同じ製品(A486JB)の中古がありましたが、入手まで1週間程度かかりそうです。
翌日に入手できるものは無いかと探して見ると、同じ製品ではありませんが、使用できそうな下記のユニバーサルリモコンがありました。
Amazonの商品説明では、「東芝、シャープ、三菱、日立、パナソニック(ナショナル)、サンヨー、ダイキン、富士通などに対応します。」と書いてあります。
シャープの全モデルに対応しているのかが一寸心配ですが、他の通販サイトの商品の説明のメーカーコードを見ると、シャープ用に結構多数のコードが用意されているので、多分大丈夫であろうということで購入しました。
夜発注して次の日に配送されてきました。
【(02)SHARP A486JB(左)、 CHUNGHOP K-2988N(右)】
リモコンの設定はメーカーコードにより行うのですが、一つのメーカーに複数のメーカーコードが割り当てらえているので、メーカーコードというよりもモデルコード(リモコンタイプ?)に近いような感じがします。
K-2988Nの取説によれば、シャープの場合には、31個のメーカーコードが存在するのですが、これを1個ずつ試すのは面倒です。
幸いなことに「オート設定完全コードサーチ」という設定方法があって、これを使えば使用するエアコンに対応したメーカーコードが自動的に設定できるようです。
基本的な動作としては、リモコンに格納されているメーカーコードを1ずつインクリメント(サーチ/スキャン)して、ヒットするメーカーコードを探す仕掛けのようです。
取説には「スキャンが完了するとエアコンが反応してエアコンの電源が入ります。」と書いてあります。
最初は、「設定」ボタン→スキャン開始→コードヒット→スキャン停止→エアコンON→「決定ボタン」という手順だと思っていたのですが、そうではなくて、コードがヒットしてエアコンがONになった後もコードは継続してインクリメントされます。
コードがヒットしても、エアコンが直ぐに送風を開始する訳ではないので、エアコンの動作開始に気が付いて
コードを見たときには、正しい値を通りすぎて最大値に近い値になっていました。
2回目のスキャン時には、エアコン本体のパイロットランプを注視していましたが、パイロットランプの点灯を確認してコードを見たときには、"740"になっていました。
"740"はシャープのメーカーコードではないので、一寸通り過ぎたようです。
"700"代でシャープのメーカーコードにも最も近いのは"739"なので、1ずつデクリメントしていくと、"737"でヒットしました。
このコードが完全にA486JBに対応しているかどうかは判りませんが、基本的な機能は使えるようなのでOKとします。
取説を見ると、各国のエアコンのリモコンに対応しているようなので、エアコン本体が壊れても使いまわしができそうです。
【参考外部リンク】
赤外線リモコンの通信フォーマット
http://elm-chan.org/docs/ir_format.html
IR Remote Control Theory
https://www.sbprojects.net/knowledge/ir/
HOW TO SET UP AN IR REMOTE AND RECEIVER ON AN ARDUINO
https://www.circuitbasics.com/arduino-ir-remote-receiver-tutorial/
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