2020年7月 7日 (火)

nanoVNA-H4でADS-B(1090MHz)用GPアンテナを測定

 最近買ったnanoVNA-H4で、色々なアンテナを測定して遊んでいます。
 今までは、共振周波数やSWRを測定するツールとして以下のようなものを使っていました。

 ・グリッドディップメータ:トリオDM-6 (1.7-180MHz)
 ・SWRメータ:DIAMOND SX-400 (140-525MHz)
・アンテナアナライザ:AW07A (1.5-71MHz, 85-185MHz, 300-490MHz)
 ・DDS付きUSBオシロ:INSTRUSTAR ISDS205B (1Hz-20MHz)

 430MHzまでのアマチュア無線バンドであれば、これでどうにか対応できます。
 しかしながら、ADS-B(1090MHz)のアンテナになると、対応可能な測定器が非常に高価なので手が出ません。
 単純なダイポールアンテナであれば、原理的には、波長と波長短縮率で一義的に決まるエレメント長でアンテナを作れば良いわけですが、実際には外的環境で共振周波数が大幅に変化することがあります。
 また、多段のアンテナの場合、資料には色々な寸法の数値が書いてあるので、適当と思われる資料の数値を信じてアンテナを作るしかありません。

 アンテナの性能を判断するためには、実際に受信してみるしかありませんが、ADS-B(Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)は"Broadcast"とは言っても、普通の放送局のように連続送信している訳ではないので、リアルタイムで調べることは難しいです。
 生のADS-B信号を振幅検波して聞くと、ジッ、ジッ、という音がたまに聞こえる程度です。
 このため、アンテナの比較は、受信できた機体までの距離データを長時間集積して、受信可能範囲の広さで判断することが多いです。
 したがって、リアルタイムで受信状態を確認しながら、エレメントと切り刻んで共振周波数を調整することができません。
 アンテナの共振状態等をリアルタイムで確認できれば非常に便利ですが、今まで個人レベルでは非常に困難でした。

 今回購入したnanoVNA-H4は、100kHz-1.5GHzに対応しているようなので、自作のADS-B(1090MHz)用のグランドプレーン(GP)アンテナもどきの測定をしてみました。
 アンテナの構造は、下記の記事で作ったものと殆ど同じです。

  2015年8月17日 (月)
  USBドングルチューナ直挿しADSB用グランドプレーンアンテナを作ってみました
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/08/usbadsb-e839.html

 1090MHzの波長は275.2mmなので、λ/4は68.8mmとなり、これに裸銅線の波長短縮率0.96(=288/300)を掛けると66.0mmとなります。

 効果があるかどうか判りませんが、なるべく地面(ground plane)に近くなるように、今回はラジアルを6方向に出してみました。

【(01)ADS-B(1090MHz)用GPアンテナもどき】
01adsb1090mhzgp


【(02)nanoVNA-H4で測定中】
02nanovnah4

 走査範囲は、700-1500MHzです。
 作りっぱなしの状態(エレメント長:66mm)の場合は、共振点は996MHz付近でした。

【(03)共振周波数 996MHz】
03996mhz

 目的の周波数(1090MHz)よりも100MHz程度低いです。
 周波数を上げるためには、エレメントを短くする必要があるわけですが、周波数の変化が大きいので1mm単位で切り刻みます。

【(04)エレメントの切断】
04_20200707174701

 ニッパで切断する場合には、切り口が変形するので、寸法精度はよくありません。
 一寸切りすぎたと思った場合は、目的周波数を通り越していることが多いので、作り直しです。エレメントの先端に半田を盛るという手もありますが・・・
 目的周波数が近づいてきたら、表示波形で共振周波数を確認して、ヤスリで削りながら微調整です。
 最終的には、目的周波数より少し上の1092MHzまで近づけることができました。
 
【(05)共振周波数 1092MHz】
051092mhz

SWRは1.09まで下がっているので、手抜きで作った割にはいいところまで行っているような気がします。

 問題は、実際の受信特性がどうかということですが、そのうちテストしてみたいと思います。

 

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2020年6月22日 (月)

B747(2機)とCessna 525の周回飛行(dump 1090+VirtualRadar)

 今朝、3段コリニアナアンテナ+SDRPlay RSP2+dump 1090+VirtualRadarの組み合わせで、ADS-B Mode A/Cの受信テストをしていたら、周回飛行をしている機体がありました。

【dump 1090+VirtualRadar表示画面(GIF)】
(画像を左クリックでアニメーション開始。「×」で戻る。)
Virtualradar-holding


 早朝からホールディングということもないだろうし、飛行パターンも違います。
 レジがJA010Gだったので調べてみたら、航空局の検査用機体(Cessna 525)でした。

 この機体は、港区上空を低空で飛んでいるのを何回か見たことがあります。

 画面を見てみると、Cessna 525の他にAtlas AirのB747が周回飛行をしています。
 こちらは通常のホールディングパターンのようにみえますが、横田基地への着陸待ちでしょうか?

 Atlas Airが消えたと思ったら、今度はKalitta AirのB747の周回飛行が表示されました。
 Kalitta AirのB747は低空で飛んでいるのを見たことがありますが、この時間帯(6~7 AM)は着陸が混む時間なのでしょうか?

 dump 1090の画面(黒背景)には表示されるけれどもVirtualRadarには表示されない機体もあるし、その逆もあります。
 dump 1090のMode A/C信号には、時々正体不明のものが表示されるので中々面白いです。

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2020年6月21日 (日)

dump1090でMode A/CのADS-B信号を受信

 先日、仙台上空に現れた正体不明の気球がニュースになっていました。
 正体不明なのに安全であるという根拠が良く理解できません(大人の事情?)が、通信基地局ではないかという想像もされているようです。
 
  6/18放送 【続報3】謎の白い物体 通信基地局?
  KHB東日本放送
  https://www.youtube.com/watch?v=FZ1reS7JZVQ&list=PLVesthF3Eww-hZ3jp44NCP0qxcw3olkZW


 気球無線中継システム としては、"Project Loon"が知られています。


  日 乗 連 ニ ュ ー ス ALPA Japan NEWS
  Date 2016.7.22 No. 39 – 45
  High Altitude Operations of Unmanned Free Balloons
  = Project Loon =
  https://alpajapan.org/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/ALPAJAPANNEWS39-45.pdf

  Keep Your Eye on the HBAL—Tracking Project Loon Balloons ...
  2016/04/09 -
  https://www.flightradar24.com/blog/keep-your-eye-on-the-hbal-tracking-project-loon-balloons/

 Project Loonの機材には、ADS0-B Mode A/Cのトランスポンダが搭載されているようなので、Mode Cの信号を受信出来れば高度が判るはずです。

 今回の気球のような非公認(?)の運用機材の場合は、ADS-B信号の受信はあまり期待できませんが、Project Loonのようにルールに則って運用されている機材であれば何らかの信号が受信できるかもしれません。

 以前、dump1090のコマンドを書き換えて、Mode A/Cの信号を受信できるようにしていたのですが、しばらく使っていない間にバージョンアップされていたようなので、以下のdump1090の最新版(V1.46)で再設定しました。

  SDRPlay
  Downloads
  https://www.sdrplay.com/downloads/

  ADS-B (DUMP1090) V1.46 (25TH NOV 2019)
  (All RSPs) – Requires API v3.06 install
  http://sdrplay.com/software/SDRplay_ADS-B_Installer_1.46.exe

 コマンドの書き換えについては、下記を参照願います。

  2019年3月 3日 (日)
  sdrplay_dump1090にmode A,Cの表示を追加
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2019/03/sdrplay_dump109.html


 今回のコマンドの書き換えは、以下の通りです。


[before]
-------------------------
@echo off
title CTRL-C to EXIT - v1.46 Std Perf Interactive dump1090
.\DisableClose.exe
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --interactive --net
pause
-------------------------

[after]
-------------------------
@echo off
title CTRL-C to EXIT - v1.46 Std Perf Interactive dump1090
.\DisableClose.exe
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --modeac --interactive --net
pause
-------------------------

 

書き換え(--modeacの追加)の結果は、以下の通りです。
 本日(2020/06/21)の午前11時頃のスクリーンショットです。

【(1)Dump 1090 Mode A (121300 ft)】
1dump-1090-mode-a-121300-ft


 高度が約12万フィートなので、普通の旅客機の4倍の高さ(約4万メートル)です。
 これは何でしょうか?
 Mode Aなのに、Squawk 以外に高度情報も送信しているのが一寸不思議です。

 

【(2)Dump 1090 Mode A (Sqwk 7777)】
2dump-1090-mode-a-sqwk-7777


 欧米では軍用機用コードだそうですが、日本ではどのような意味でしょうか?


黄色でマーキングした信号は、他の信号に比べて 8~10dBも強いので、通常の旅客機とは異なる環境からの送信の可能性があるかもしれません。


 日本でも、気球無線中継システムの実験をやっているようなので、そのうちに何か受信できるかもしれません。
 日本の場合委には、HAWK 50(固定翼機)の可能性の方が高い?

 


【関連内部リンク】
2019年3月 3日 (日)
sdrplay_dump1090にmode A,Cの表示を追加
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2019/03/sdrplay_dump109.html

2019年3月22日 (金)
DUMP1090 v1.43のstart2I.cmdに"--modeac"を追加
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2019/03/post-6589.html

2019年3月31日 (日)
DUMP1090で表示された~(tilde)付きのADS-B ICAO Hex
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2019/03/post-9046.html

2019年4月13日 (土)
ADS-B (DUMP1090)がV1.44になっていました
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2019/04/post-f143f4.html

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2020年2月27日 (木)

Flightradar24で見かけたUFOもどき(?)のジグザグ経路

 Flightradar24(以下、FR24)を眺めていたら、飛行経路が鋭角で折り曲がっているものがありました。

【Screenshot_20200219_160130_com.flightradar24free】
Ufolike-zigzag-flight-pathflightradar24

 自前のアンテナとチューナを使用してADS-B(Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)信号を受信して地図に表示する場合には、受信状態が悪いと、飛行コースが折れ線で表示されることがありますが、FR24の画面ではあまり見たことがありません。

 FR24には、機体の情報は殆ど表示されていません。
 FR24の場合には、機体の属性によっては、機体のシンボルは表示されるが情報は表示されない(Blockedと表示される)ものや、表示自体が完全にブロックされるものがあるようですが、この機体の場合には、概略の座標データは得られているようです。
 座標データをどこから得ているのかと思って詳細データを見てみると、どうもMLAT(multilateration)データのようです。

 MLATについてはよく知りませんでしたが、同一航空機からの信号を複数位置で受信して、受信時刻の差で位置を求めるシステムのようです。
 時刻差を利用する点では、一寸、GNSS(GPS等)に似ているような感じがしますが、信号のパスが異なっています。
 GNSSの場合は多点送信1点受信ですが、MLATは1点送信多点受信になります。
 落雷位置標定システムの方がMLATに似ているかもしれません。
 
下記のFR24のブログによれば、精度がかなり悪くなる場合もあるようです。

 How We Track Flights with MLAT | Flightradar24 Blog
 https://www.flightradar24.com/blog/how-we-track-flights-with-mlat/
 ”MLAT position calculations have a general accuracy of 10-100 meters and 1000 meters in the worst cases.”

 ADS-Bの場合には、座標データそのものが送られてくるので、座標は直ぐ判りますが、MLATの場合には受信時刻を正確に検出してタイムスタンプのデータを機体IDと共に位置計算センターに送信できるシステムが必要になるので、個人レベルでは難しそうです。また、業務用でも沢山は設置できないかもしれません。
 特に低空で飛行する場合には、同一の航空機の信号を同時に3台以上の受信機で受信することが難しくなるので、精度が低下する可能性がありそうです。
 FR24のブログでは、最悪1000mの誤差が生じる可能性がように書いてありますが、上記のFR24の画像をを見ると、それよりもかなり誤差が大きいような感じがします。
 もしかしたら、タイムスタンプの精度の他に他の原因があるのかもしれません。

 FR24のデータには、ICAO Hexだけ含まれていたので、これを調べてみたら、unidentifiedの状態になれることが必要と思われる機体でした。

 残念ながらUFO(unidentified flying object)ではありませんでした。UFOはIDを送信することはないだろうし・・・
 信号源のIDを必要としない落雷位置標定システムであれば、UFOの位置を検出できるかも?

【参考外部リンク】
電子航法研究所
空港面監視用マルチラテレーションについて
https://www.enri.go.jp/report/hapichi/pdf2011/H23_06.pdf

電子航法研究所
広域マルチラテレーションの基礎実験結果
https://www.enri.go.jp/report/hapichi/pdf2010/H22_Chapter3.pdf



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2020年2月22日 (土)

Flghtradar24で表示されない機体をDump1090+Virtual Radarで表示

 航空機の位置を表示する手段としては、Flghtradar24が簡単ですが、自分でADS-B信号を受信して表示した方が、色々遊べます。
 最近、SDRplay RSP2+Dump1090+Virtual Radar Serverの組み合わせを使うようになったのですが、あまりなじみがないコールサイン(英文字5桁+数字2桁)の航空機を見かけました。
 正体がよく分からないので、Flghtradar24を見てみたら、周囲の旅客機は表示されているのに、この機体は表示されていません。

【Flightradar24 vs Dump1090+Virtual Radar】
Flightradar24-vs-dump1090

 

左はHuawei P10のFlightradar24の画面、右はThinkPad X250のDump1090+Virtual Radarの画面です。

 Flghtradar24では、特定の機体は表示がブロックされるようなので、赤丸の飛行機はこれに該当していたのかもしれません。
 コールサインで確認したら、それらしい機体でした。
 

Flightradar24
How it works
https://www.flightradar24.com/how-it-works
(以下、上記URLから抜粋引用)
-------------------------------------------
Blocking
For security and privacy reasons information about some aircraft is limited or blocked. This includes most military aircraft and certain high profile aircraft, like Air Force One.
-------------------------------------------

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2020年2月17日 (月)

Kalitta Airの2機のB747 CargoはFairfield(CA)とSan Antonio(TX)へ

 昨日(2/16)、アトランタから約14時間かけて2機のKalitta AirのB747-4B5(F)が羽田空港に到着しました。
 この2機は、今朝(2/17)早く乗客を乗せて羽田空港を出発しましたが、無事に目的地に着いたようです。
  行先は、フェアフィールド(カリフォルニア州)とアンアントニオ(テキサス州)です。
 ベースが貨物機なので、帰国途中の機内はかなり不自由だったかもしれません。

  NHK NEWSWEB
  アメリカのチャーター機が出発 クルーズ船の乗客帰国へ
  2020年2月17日 7時09分新型肺炎
  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200217/k10012288511000.html

  TBS NEWS
  米チャーター機、乗客を乗せ羽田空港を出発
  https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3906887.html


【ATL→HND】
01screenshot_20200216_113302_comflightra

02screenshot_20200216_120242_comflightra  

03screenshot_20200216_180700_comflightra

04screenshot_20200216_184005_comflightra

05screenshot_20200216_221757_comflightra



【HND→SUU(Fairfield)/HND→SKF(San Antonio)】
06screenshot_20200217_070227_comflightra

07screenshot_20200217_071633_comflightra

08screenshot_20200217_071743_comflightra

09screenshot_20200217_071824_comflightra

10screenshot_20200217_190102_comflightra

11screenshot_20200217_190336_comflightra

 

 

【参考外部リンク】
 U.S. Embassy and Consulates in Japan.
 Updates on Diamond Princess Quarantine
 https://jp.usembassy.gov/updates-on-diamond-princess-quarantine/

 February 16, 2020
 U.S. Embassy Tokyo
 INFORMATION FOR U.S. CITIZENS- DIAMOND PRINCESS
 https://japan2.usembassy.gov/pdfs/alert-20200216-diamond-princess.pdf

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2020年2月 8日 (土)

郊外から羽田新ルート(南風)のADS-Bを受信するのは難しいです

 旅客機による羽田新ルート(南風)の運行試験が始まりました。
 港区や品川区の上空を割と低空で飛んでいるのを見かけます。
 以前、福岡空港の近くに住んでいたので、都市部を低空で飛ぶ旅客機は珍しくありませんが、飛行間隔が短いです。
 着陸ラッシュ時は山手線のダイヤ位の感じです。
 しかも、A滑走路とC滑走路に略同時に着陸するケースがかなりあるので、結構賑やかです。

 着陸の様子はFlightradar24で確認できますが、自分の目(耳)でADS-Bを確認してみたいです、
 運が良ければ、Flightradar24で表示されない(フィルタでカットされた)機体もチェックすることができるし・・・

  Google Play のアプリ
  Flightradar24 フライトトラッカー
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.flightradar24free&hl=ja


 以前は、DVB-TドングルとADSBScopeの組み合わせで使っていました。
 航空機の高度が高ければ150km程度まで受信できましたが、羽田空港への着陸機は1000ft以下を受信するのは難しかったです。


【adsbSCOPE E-W:404NM】
01adsbscope_ew404nm_collinear_antenna


【adsbSCOPE E-W:25NM 】
02adsbscope_ew25nm_collinear_antenn_2


 ADSBScopeはThinkPad X230にインストールしていたのですが、PCが故障してX250に買い替えたときにそのままになっていました。
X250に再インストールしようとしましたが、ドライバやプラグイン等の設定が面倒なようです。
 結局、SDRplay RSP2+Dump1090+Virtual Radar Serverの組み合わせを使いました。

  Downloads
  https://www.sdrplay.com/downloads/

  ADS-B (DUMP1090) V1.46 (25TH NOV 2019)
  (All RSPs) - Requires API v3.06 install
  http://sdrplay.com/software/SDRplay_ADS-B_Installer_1.46.exe

  Virtual Radar Server
  http://www.virtualradarserver.co.uk/

アンテナは、以下の記事で作成した3段コリニアを、2階のエアコン室外機の上に設置しました。

  2013年11月 2日 (土)
  RTLチューナ付属アンテナをADS-B(1090MHz)用コリニアアンテナに改造してみました
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2013/11/rtlads-b1090mhz.html

 試作品のつもりが6年以上使い続けているので、酸化や腐食による経年劣化があるかもしれません。

 実際に受信してみました。
 2020/02/03の15:00-19:00を1分間隔でインターバルキャプチャしました。

【3段コリニア】
03_20200208235501


【SDRplay RSP2】
04sdrplay-rsp2


【Virtual Radarによる表示】(300-3000ftのみ表示)

05aal27_975ft_20200203_154600
AAL27_975ft_20200203_154600

06ana456_925ft_20200203_174300
ANA456_925ft_20200203_174300


 1000ft以下が表示される機体は非常に少なかったです。
 高度が低いと着陸コース近辺の高層建築物の影響を受けやすいので、空港から離れた郊外で受信するのは難しそうです。
 15階くらいの高さがあると良好に受信できるかもしれませんが・・・

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2019年4月22日 (月)

adsbSCOPEのGPX-Overlayを使ってみました

 adsbScopeのマニュアルを見ていたら、GPX-Overlayに関係がありそうな説明がありました。
  
  Manual for the adsbScope Software V2.7 & adsbPIC Decoder V2 Fw14
  /adsb_all/adsb_all/adsbScope27_en.pdf

  6 PC-Software adsbScope
  6.1 Installation
      6.1.1 Subdirectories
  6.1.1.8 /gpx
  The software can show simple topographic data from gpx-files in the graphic display. Only gpx-files from the /gpx-subdirectory will be used.


 /gpxのディレクトリにgpxファイルを置いておけば、地図上にトラックが表示されるような雰囲気です。

【(1)ディレクトリ】
1


 以前遊覧ヘリに乗ったときのgpxデータを使ってみました。

  2015年9月26日 (土)
  ヘリ遊覧(DHCヘリコプタークルージング)付きバスツアーに行ってきました
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/09/dhc-ff88.html

  ルートラボ
  DHCヘリコプタークルージング(東京)
  https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=14903eb5aed9f5122cfad91d9f44a0e1


今回は、gpxファイルのファイル名をDHC_Heliにして以下の場所に置きました。
 
\adsb_all\adsb_all\pc_software\adsbscope\27\gpx\DHC_Heli

 View→GPX-Overlayにチェックを入れると、gpxデータに応じたトラックが表示されました。

【(2)GPX-Overlayの表示例】
2gpxoverlay


地図の上の方に見える競技トラックのような赤いパターンがgpxデータによるトラックです。
 gpxデータによる表示ができることは分りましたが、どのように活用できるのかが今のところよくわかりりません。

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2019年4月20日 (土)

SDRunoのWaterfallで見たADS-B(1090MHz)の信号

 ADS-B用アンテナを自作したときに、今までのアンテナと比較したいのですが、ADS-Bは信号は、同じ位置から長時間にわたって安定に送信されるものではないので、感度の比較が難しいです。
複数の航空機からのADS-B信号を一定時間受信して、航空機の位置を地図上に表示して、表示パターンの広がりから、ある程度感度の比較ができますが、結構時間がかかります。

1090MHz近傍の微弱信号源があれば、比較が簡単にできるかもしれません。
以前、RTL-SDRチューナの局部発振回路を利用して1090MHz近傍の微弱信号を発生させたことがあるので、これを使ってみようと思っていますが、ドンピシャの周波数を出すのは一寸気が引けます。
 1090MHz帯のADS-B信号の送信周波数は1090±1MHz、占有帯域幅は14.5MHz以下となっているようです。
 この帯域外であれば問題はないのでしょうが、あまり周波数が異なるとテスト信号としての意味がありません。

 実際のADS-B信号ではどのようになっているのか、見てみました。
 受信環境は以下の通りです。
  アンテナ:2F北側ベランダの自作コリニア
  チューナ:SDRPlay RSP2
受信ソフト:SDRuno

【ADS-B信号のウォーターフォール画面】

 大体、1090±1MHzに収まっていますが、時々1090±2MHz程度まで広がっているようです。

 1~2MHzオフセットすれば大丈夫のような気がしますが、あとは実際にどの程度の影響があるのかを確認しながら調整する予定です。

 

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2019年4月13日 (土)

ADS-B (DUMP1090)がV1.44になっていました

 先日、ADS-B (DUMP1090) V1.43 (14TH MAR 2019)がリリースされたと思っていたら、もうV1.44になっていました。

  ADS-B (DUMP1090) V1.44 (9TH APR 2019)
  (All RSPs) - REQUIRES API/HW v3.03 install
  http://sdrplay.com/software/SDRplay_ADS-B_Installer_1.44.exe

 何が変わったのかよくわかりませんが、取り合えずインストールしてみました。

"Start dump 1090 in Std Perf interactive mode"に対応するコマンドスクリプト"start2I.cmd"の中身を調べてみました。
 なお、"start2I.cmd"は、以下のフォルダの中にあります。
   C:\Program Files (x86)\SDRplay\dump1090

以下、"start2I.cmd"の変遷です。

【v1.3】
title sdrplay_dump1090 V1.3 (2MHz mode Interactive)
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --interactive --net --normal

【v1.43】
@echo off
title CTRL-C to EXIT - v1.43 Std Perf Interactive dump1090
.\DisableClose.exe
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --interactive --net
pause

【v1.44】
@echo off
title CTRL-C to EXIT - v1.44 Std Perf Interactive dump1090
.\DisableClose.exe
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --interactive --net
pause

 コマンドスクリプト自体は、v1.43と同じようです。
 v1.44をインストールしたら、以前追加した"--modeac"のコマンドが消えたので、編集で再度追加しました。

【コマンド追加版】
@echo off
title CTRL-C to EXIT - v1.44 Std Perf Interactive dump1090
.\DisableClose.exe
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --interactive --net --modeac
pause


(1)v1.44 Std Perf Interactive dump1090(コマンド追加版)による表示
1v144-std-perf-interactive-dump1090  


 以前は、長時間動作させていると、表示枠が狭くなっていたり、動作が止まっていたりしていましたが、この現象は少なくなったような気がします。
 なお、当方の環境(ThinkPad X250 Windows 10 64bit Pro)では、High Perf interactive modeで、RSSIが-50dBに固定される現象は同じでした。

 ついでに、adsbSCOPE 2.7で航空機の位置を表示してみました。

(2)adsbSCOPE 2.7(全体)
2adsbscope-27
午前0時から約8時間分(画像右下にTime:07:46:55の表示)の記録データです。

(3)adsbSCOPE 2.7(地図)
3adsbscope-27
半径150km程度は受信できているようです。


(4)adsbSCOPE 2.7(東京湾上空)
4adsbscope-27
離陸時は3000ft以上にならないと表示されませんが、着陸時は2000ft程度まで表示されます。

(5)adsbSCOPE 2.7(Big Table)
5adsbscope-27big-table
 "other"の中にあるBig TableをICAOでソートするとAE****の飛行データ(部分的)がすぐにわかります。

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より以前の記事一覧