NEXUSと思われるCWビーコンをホイップで受信
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ニュースを見て久しぶりに思い出しました。
打ち上げられてから3年以上経過したのですね。
朝日新聞デジタル
はやぶさ2、あす午前リュウグウ到着 クレーター鮮明に
2018年6月26日12時32分
https://www.asahi.com/articles/ASL6V3FD3L6VULBJ007.html
全体の様子が簡単に見える資料がないかと思って探してみたら、以下の動画が有りました。
宇宙の知識が殆ど無い当方でもなんとなく雰囲気が判るような気がします。
Animation: Asteroidlander MASCOT on board Hayabusa2
German Aerospace Center, DLR
Published on May 16, 2018
素人無銭家の感覚で考えると、約3億キロ離れて通信できるのはすごいです。
以下のページに通信に関する記載がありました。
3Dでみる「はやぶさ2」
http://www.asahi.com/special/rocket/hayabusa2_3d/?iref=pc_extlink
通信アンテナ
「通信速度は1号機より向上したが、地上に比べると格段に遅い。」と書いてあります。
「格段に遅い」とはどの程度なのでしょうか?
以下の資料に関係がありそうな記載がありました。
HAYABUSA2, THE NEW CHALLENGE BASED ON THE LESSONS LEARNED OF HAYABUSA
https://ssed.gsfc.nasa.gov/IPM/PDF/1050.pdf
以下、上記URLから抜粋引用。
-----------------------------
"In the daily operation, we use the X-band, but when we download the observation data of the asteroid, we use the Ka-band, because the Ka-band communication is about four times faster
than the X-band. The bit rate is up to 32 Kbps."
-----------------------------
32kbpsということは、昔のISDNより遅いということですね。大昔に使っていたKansas City Standard(300 baud)よりは速いですが・・・
誤り訂正手段が山盛りなんでしょうね。
アマチュア無線でも最新はJT65とかJT9が使われているようです。
一寸興味はありますが、HFのリグとアンテナが・・・
【参考外部リンク】
Asteroid Explorer "Hayabusa2"
Topics
Home> Missions> Satellites and Spacecraft> Asteroid Explorer "Hayabusa2"> Project Topics
http://global.jaxa.jp/projects/sat/hayabusa2/topics.html
「はやぶさ2」ミッションスケジュール暫定版
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/mission_schedule/
To Ryugu リュウグウまであと
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/
JAXAウェブ
https://twitter.com/JAXA_jp
https://twitter.com/i/web/status/1010020903000764416
Vacuum Magazine
2016年5月23日/Interview,/
「劣勢」はイノベーションを 生み出すチャンス
https://www.ulvac.co.jp/wiki/jaxa-interview/
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東スポみたいなタイトルで気が引けますが・・・
下記のサイトによれば、既にQZS-4からの送信が開始されているようです。
IGS MGEX QZSS
http://mgex.igs.org/IGS_MGEX_Status_QZSS.html
(以下、上記URLから抜粋引用)[本家よりも見やすいような気が・・・・]
-------------------------------------
Date UTC Satellite PRN Description Notes
2017/10/09 22:01 QZS-4 J03 Launch of QZS-4 NAQU 2017091
2017/11/01 Morning QZS-4 J03 Start of signal transmission, partly using non-standard code J06 CONGO/MGEX monitoring
2017/11/02 Morning QZS-4 J03 Transmission of non-standard code J06 CONGO/MGEX monitoring
-------------------------------------
下記サイトによれば、QZS-4のPRNは、195(L1C/A, L6)であると思われます。
Constellation Information
http://sys.qzss.go.jp/dod/constellation.html
IGS MGEXのサイトでは、QZS-4の表記はJ03となっています。
以下のような説明がありますが、関係がよく判りません。
-------------------------------------
• QZSS employs distinct PRNs for the L1 SAIF SBAS signal (PRN(SAIF) = 183, 184, ...) and the other ranging signals (PRN(std) = 193, 194,...). In order to ensure a unique RINEX satellite number for each QZSS satellite, it is recommended to consistently use the satellite number "Jnn" with n = PRN(std)-193=PRN(SAIF)-183. Use of an SBAS RINEX satellite number "Snn" with nn = PRN(SAIF)-100 is deprecated.
-------------------------------------
NAQUの最近の情報を見てみましたが、 CLAS(L6) UNUABLEの情報しかないように思われます。
QZS-4の情報はよく判りません。SVNやPRNはNot Available?(12017/11/07現在)
NAQU情報
http://sys.qzss.go.jp/dod/naqu.html
最近の情報(2017106, 2017107)は、 CLAS(L6) に関するものであったので、他に何か情報がないかと思って、下記のサイトを覗いてみました。
Centimeter Level Augmentation Service (CLAS)
http://sys.qzss.go.jp/dod/archives/clas.html
Data List
L6 Signal
Results from 2017-10-09 to 2017-11-07
最新データ:2017/11/07 06:00:00
最古データ:2017/10/31 03:00:00
雰囲気的には、"2017/11/01 Morning QZS-4 J03 Start of signal transmission, partly using non-standard code J06"の情報に対応しているような気もしますが、全くの勘違いかもしれません。
GR-8013Uで受信している範囲では、PRN193(QZS-1)とPRN194(QZS-2)しか見えていないので、当方のような素人無銭家のレベルでは、受信不可能なようです。
【u-center QZSS skyplot_levelhistory 2017.11.08 00:00-2017.11.09 00:00】(2017.11.09追記)
もし送信されたのがCLAS(L6) であるとすると、周波数は1278.75MHzなので1周波数(1575.42 MHz)用のGR-8013Uでは受信できません。
(2017.11.11追記:L6ではなくてL1のPRN198だったようです)
QZS-4からL1C/Aの信号が送信されるまで、待つことにします。
FY(Fiscal Year)2018から正式運用ということのようなので、遅くとも来年4月には受信できるようになるでしょう。
【2017.11.11追記】
他の方から、L1の信号(PRN195, PRN198)が送信されていたという情報を頂きました。(ありがとうございました)
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福岡に行く用事があったので、FLEAZ QueとSH-01Fを携帯して、途中の暇つぶしに色々と試してみました。
FLEAZ Queは、GNSS(GPS等)/RNSS(QZSS等)の受信用です。
SH-01Fは、主にSDR(SDR Touch, RadarStick)用に使いました。
【羽田空港の65番ゲートに駐機中のANA249の機内で測位】
昔のGPSロガーが機内での測位が難しくて、窓に押し付けた状態でもやっと測位できるということが多かったです。
しかし、最近のモデルは、窓際であれば、テーブルの上に置いたままの状態でも結構信号を拾ってくれます。
今まで、窓際以外に座ったことが殆どなかったのですが、今回の利用便(ANA249,HND-FUK,B777-200)の席が窓から2列目でした。
最近購入したFLEAZ Queは、手持ちのGNSS/RNSS受信端末としては、衛星の捕捉特性が良いような感じなので、受信テストをしてみました。
(1-1)65番ゲート(空港マップから引用)
(1-2)駐機中のANA249の機内で測位したDeviation Map
FLEAZ QueにインストールしたZ-Device TestのGPS Accuracy TestのDeviation Mapを表示。
3分間の測位で平均誤差は33m。
窓から2列目にしては悪く無いかも?
(1-3)各種測位データ
(1-4)GPS Accuracy Testで生成されたKMLデータをGoogle Earthで表示。(後処理)
写真では駐機していないゲートが65番ゲートです。
(1-5)Z-devive testによるスカイプロット
【タキシングから離陸まで(D滑走路)】
(1-6)離陸待ち(RWY05)
(1-7)離陸
(1-8)HND_RWY05
【巡航中のANA249の機内で測位】
AndroiTS GPS TestとGPS TESTで測位。
(2-1)11251m_722km/h
(2-2)11466m_717km/h
(2-3)AndroiTS GPS Testレベルプロット
(2-4)AndroiTS GPS Testスカイプロット
(3-1)GPS Testレベルプロット
(3-2)GPS Testスカイプロット
【SH-01FにインストールしたGPS EssentialsによるANA249の飛行位置/高度表示】
(4-1)ALT_11516m
(4-2)ALT_4445m
(4-3)ALT_1006m
(4-4)ALT_408m
(4-5)ALT_103m
着陸後の表示高度が高すぎる?
【ヒルトン福岡シーホーク】
http://www.hiltonfukuokaseahawk.jp/
(5-1)SH-01FにインストールしたRadarStickでADS-Bを受信。
見晴らしはいい割にはあまり受信できませんでした。
窓が西向き(空港とは反対側)だったから?
(5-2)FLEAZ Queにインストールした Z-Device TestのGPS Accuracy Testで生成されたKMLデータをGoogle Earthで表示。(後処理)
空が西側しか開けていないので、測位中心が偏っています。
【福岡空港】
Fukuoka_Airport
https://en.wikipedia.org/wiki/Fukuoka_Airport
(6-1)SH-01FにインストールしたRadarStickでADS-Bを受信(6番ゲート付近)
(6-2)RadarStickのスクリーンショット
高度の表示が "on ground"となっている機体が2機あります。
着陸済みだということだと思いますが、距離が8025km、座標が33°35′N 40°26′Eとなっています。
どこかと思ったらイラクでした。 不思議・・・
(6-3)33°35′N 40°26′E
(6-4)SH-01FにインストールしたSDR TouchでFUK_TWRを受信
ノイズとスプリアスが多いですが、強電界なので自作ネックストラップアンテナでも受信可能でした。
【巡航中のANA258の機内で測位】
帰りの便は窓際でした。
(7)ANA258(FUK-HND)GPS Essentials
【巡航中のANA258の機内でADS-B受信】
(8-1)ANA258 FUK-HND(ADS-B SH-01F+RadarStick)表
(8-2)ANA258 FUK-HND(ADS-B SH-01F+RadarStick)裏
何機か表示されましたが、搭乗機は表示されませんでした。
【羽田空港に接近中】
(9)ANA258 GPS Essentials(SH-01F) ALT_1324m
暇つぶしにしては一寸手間がかかってしまいましたが、窓から2列目でも結構衛星が受信できたのは収穫でした。
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宇宙絡みの映画には一寸興味があるし、評判も良いようなので、映画「ドリーム(Hidden Figures)」を見てきました。
内容を超要約すると、明示的な差別(Jim Crow law等)や暗黙の了解的な差別(ガラスの天井等)に直面しながら、聡明な頭脳と懸命な努力で状況を改善し、米国の宇宙開発に大きく貢献したアフリカ系アメリカ人の3人の女性の話です。
なお、原題の"Hidden Figures"には二つの意味があるようです。
Hidden Figures - iHeartRadio
Richard Crouse
Saturday, December 24th 2016 - 12:20 am
http://www.iheartradio.ca/newstalk-1010/features/movie-reviews-by-richard-crouse/hidden-figures-1.2291551
(以下上記URLから抜粋引用)
------------------------------------
The title “Hidden Figures” has a double meaning, On one hand it refers to the mathematical calculations that went in to making John Glenn the first American man into space in 1962. On the other hand it describes Katherine G. Johnson, Dorothy Vaughan, and Mary Jackson, three African-American NASA mathematicians who did many of those calculations.
------------------------------------
映画の最後の方で"Figures"(数値)が大きな意味を持ちますが、これも関係してるのかもしれません。
Hidden Figures (2017)
Questioning the Story:
http://www.historyvshollywood.com/reelfaces/hidden-figures/
"Did John Glenn really ask that Katherine double-check the electronic computer's calculations for his first Earth orbit?"
映画の内容自体については、他の人が沢山書かれているので、別の観点でいくつか・・・
最初に予定されていた邦題「私たちのアポロ計画」が問題になったようですが、漢字圏の国でも色々工夫しているようです。
【Hidden Figures】
【ドリーム】
【NASA無名英雌】(NASA無名のヒロイン)
【關鍵少數】(主要な少数派)
(英語字幕表示可能)
次に、素人無線家の観点でいくつか・・・
[Sputnik-1]
スプートニク・ショック(1957年)が話の始まりになっていますが、そのときは未だ子供だったので、スプートニク自体がどのようなものであるかはよく知りませんでした。
無線に興味を持つようになってからは、いくつか人工衛星の信号を受信していますが、スプートニク1の信号がどのようなものであったのかを調べてみました。
JAXA - 宇宙情報センター
スプートニク1号
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/sputnik_1.html
Sputnik-1
http://mentallandscape.com/S_Sputnik1.htm
(上記URLから抜粋引用)
---------------------------------------
"The radios transmitted a signal that alternated between 20.005 MHz and 40.002 MHz, spending 0.3 seconds at each frequency. Konstantin Gringauz had done research on radio propagation and the ionosphere, and he proposed the two-frequency scheme. "
---------------------------------------
Soviet Telemetry Systems
http://mentallandscape.com/V_Telemetry.htm
(上記URLから抜粋引用)
---------------------------------------
"The famous beeping of Sputnik-1 was a PDM signal, encoding internal pressure as pulse length and temperature as length between pulses.
---------------------------------------
二つの周波数を交互に切り替えて送信したのは、電波伝播や電離層の影響を調査するためだったようです。
また、信号は単なるビーコンかと思っていたら、内部気圧と温度の情報をPDM(Pulse Duration Modulation)で送信するテレメトリ信号だったようです。
[IBM 7090]
映画の中で人間コンピュータから電子コンピュータ(IBM 7090)への移行の話が出てきます。
Hidden Figures and the IBM 7090 computer
http://www.zdnet.com/article/hidden-figures-and-the-ibm-7090-computer/
IBM 360は大学の実習で少し使ったことがありますが、FORTRANのFORMAT文で苦労したという記憶があります。
映画と同じような大きな部屋に鎮座しており、エアコンのダクトに貼り付けられた送風確認用の穿孔テープがひらひらはためいていました。
使ったといっても、直接触る訳ではなくて、プログラムを書いたシートを担当者に渡すと、後で計算結果のプリントアウトが戻ってくるというシステムでした。
調べてみると、IBM 7090は第2世代で、IBM 360は第3世代のメインフレームだったようです。
IBM Mainframes
45+ Years of Evolution
http://www.vm.ibm.com/devpages/jelliott/pdfs/zhistory.pdf
IBM Systems Japan blog
ドロシー・ヴォーンとIBM メインフレーム
https://www.ibm.com/blogs/systems/jp-ja/dorothy_ibm7090/
映画の中でIBM 7090の動作確認用(?)のオシロスコープが出てくるのですが、どこの信号を見るのでしょうか?
画面を見ると、振幅が中央付近で最低になり、位相が順次変化する幅狭の繰り返しパルスのように見えますが、これは何でしょうか? クロックパルスにしては幅が狭い?
水平輝線の中央部分が光ってないのは、なぜ? ピークが画面外に飛び出した固定位相の大振幅インパルスが中央にある?
水平輝線が大きく右にずれていますが、較正(校正)はしてない?(「定期的に較正してない測定器は測定器ではない」とどこかで聞いたような気が・・・)
後継のIBM 7090は歌を歌ったそうなので、I/O部分から信号を取り出すことが出来たのかもしれません。
映画の本題から外れた枝葉の話を書きましたが、見て損はない映画だと思います。
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現在、固定用のGNSS/RNSS受信機としてGR-8013U(u-blox M8)を使っています。
先日、みちびき(QZSS)の衛星の受信状態を確認するためのPCをThinkPad X230からPloyer momo8wに変更しました。
しばらくは問題がなかったのですが、最近受信状態が表示できなくなりました。
再起動したり、COMPORTを変更したりしましたが、症状は改善しません。
表示ソフトのu-centerの画面を見る限りでは、通信は接続状態にあるようですが、NMEAのデータは見えません。
念のために、ターミナルソフトのTERA TERMでも試してみましたが、やはりNMEAのデータは見えません。
状況から判断するとGR-8013Uが怪しいですが、そう簡単に壊れるとも思えない(希望的観測ですが・・)ので、更に念のために、動作不調で放置してあったCF-W4にWindows 7をクリーンインストールし、u-centerをインストールして試してみました。
不思議なことに正常に動作します。
GR-8013Uが故障してないことが確認できて一安心です。
PCとの相性のようなものがあるのでしょうか?
前置きが長くなりましたが、QZSの受信状態を記録してみました。
受信条件は以下のとうりです。
GNSS/RNSS受信機:GR-8013U(u-blox M8)
(2F北側ベランダのエアコン室外機上面に設置。アンテナから見た天空率は10%以下。)
表示ソフト: Windows版GNSS評価ソフトウェア u-center Windows
PC:Let's Note CF-W4 (Windows 7)
スクリーンショットソフト:画面ライター
GIFアニメ化ソフト:Giam
キャプチャ期間:2017/10/10 00:00~2017/10/11 00:00 JST
キャプチャ間隔:10分
【QZS_20171010_24H】
現時点では、QZS-1(PRN193)とQZS-2(PRN194)しか見えませんが、昨日(10/10)、QZS-4(PRN195)が打ち上げられたので、そのうちに、193, 194, 199, 195の4機が見えるようになるでしょう。
各国の測位衛星
2017年10月06日
みちびき
http://qzss.go.jp/technical/satellites/index.html#QZSS
Constellation Information
http://sys.qzss.go.jp/dod/constellation.html
2017/10/10
NAQU 2017091
http://sys.qzss.go.jp/dod/api/get/naqu?id=2017091
(以下上記URLから引用)
-------------------------------------------
NOTICE ADVISORY TO QZSS USERS (NAQU) 2017091
SUBJ: SVN004 (PRN195) LAUNCH JDAY 282
1. NAQU TYPE: ALL_LAUNCH
NAQU NUMBER: 2017091
NAQU DTG: 100008Z OCT 2017
SVN: 004
PRN: 195
LAUNCH JDAY: 282
LAUNCH TIME ZULU: 2201
2. QZSS SATELLITE SVN004 (PRN195) WAS LAUNCHED ON JDAY 282.
A USABINIT NAQU WILL BE SENT WHEN THE SATELLITE IS SET ACTIVE TO
SERVICE.
3. POC: - QZSS Services, HTTP://QZSS.GO.JP/
-------------------------------------------
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かなり前のことになりますが、ADS-Bの受信実験用にCovia FLEAZ F5 CP-F50aKを買いました。
その後、SDR用のスマホはFLEAZ F5からSH-01Fに変更しましたが、FLEAZ F5はQZSSに対応していることが判ったので、現在は主にQZS受信確認用に使用しています。
ところが、最近電源の挙動が不審です。
満充電にしても10分程度で予告なしにシャットダウンしたり、予告が出る場合でも突然残容量が1~5%の表示になり、すぐに電源が切れます。
この状態から充電すると、急に残容量の表示が50~60%になります。
たまに1時間程度動作することがありますが、残容量は急激に減っているような感じです。
症状から考えるとバッテリの劣化が疑われます。
FLEAZ F5の裏蓋を触ってみるとすこし膨らんでいるような感じがします。
【裏蓋の膨らみ】
裏蓋を外すと、バッテリが飛び出してきました。
飛び出すという表現は一寸大袈裟ですが、バッテリが押し出されて未装着の状態になります。
【押し出されたバッテリ】
【お腹が膨れたバッテリ】
【バッテリ取り出し後の裏蓋】
ネットで調べるとリチウムイオンバッテリの膨張は仕様(?)のようですが、2年で劣化というのは一寸短いような気もします。
交換しようと思ってスペア(代替品)を探してみましたが、入手困難な感じです。
FLEAZ DIRECT > 純正アクセサリー
https://store.shopping.yahoo.co.jp/freez-direct/bde3c0b5a5.html
FLEAZ F5 CP-F50aK バッテリー
https://www.amazon.co.jp/FLEAZ-F5-bt-FLEAZF5-CP-F50aK-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/B00SSCIJ1Y/ref=pd_rhf_se_p_img_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=S4M58HR6W4MDQ62PH3PJ
手元にある別の端末を使おうと思いましたが、QZSS対応とされているNEXUS 7 (2012)は、今までQZSが表示されたことがありません。更に、現在は完全に起動不能(電源が入らない)となっており、使用できません。
タブレットのASUS MEMO Pad Smart ME301Tは、QZSの表示が可能ですが、大きくて重たいので、持ち歩くのには適していません。
仕方がないので、とりあえずFLEAZ F5にモバイルバッテリを外付けして持ち歩いていましたが、やっぱり不便です。
結局、新しい端末を買うことにしました。
「みちびき」対応の安い端末を探してみました。
みちびき対応製品リスト
http://qzss.go.jp/usage/products/list.html
FLEAZ Que(CP-L45s)が安く入手できそうです。
FLEAZ F5とFLEAZ Queの概要を比較してみました。
FLEAZ F5 FLEAZ Que
OS(Android): 4.4 6.0
RAM: 1GB 2GB
画面: 5"(960x540) 4.5"(854x480)
電池容量: 2,000mAh 2,200mAh
サイズ: 141x72x9.2㎜ 132.4x66.5x10.35mm
重量: 145g 125g
OTG: 対応 対応
FLEAZ F5 CP-F50aK」 | Covia
http://www.fleaz-mobile.com/f5/index.html
FLEAZ Que | covia
http://www.fleaz-mobile.com/que/
FLEAZ QueもOTG対応なので、DVB-Tチューナと組み合わせてSDRにも使えそうです。
最近、欲しいアプリがAndroid) 4.4 では非対応ということが時々あるので、6.0というのにも惹かれます。
一回り画面が小さいですが、FLEAZ F5の後継としてこれを買うことにしました。
【FLEAZ Que】
とりあえずQZSの受信テストをしてみました。
GNSS/RNSS表示アプリは、衛星フィルタ機能があるGPS TESTを使いました。
【SkyPlot(衛星フィルタ ALL-ON】
【LevelPlot(衛星フィルタ ALL-ON】
【SkylPlot(衛星フィルタ QZSS-ON】
【LevelPlot(衛星フィルタ QZSS-ON】
信号の状態は変化していますが、QZS-1(PRN193)とQZS-2(PRN194)の両方が表示されてます。
念のために、以下の「GPS Info & NMEA Logging」で"Satellites Used"になっているかどうか確認しました。
GPS Info & NMEA Logging - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lrbgames.gps_info_logging&hl=ja
アップデート:2017年8月17日
インストール:1,000~5,000
現在のバージョン:1.0.4
Android 要件:2.3 以上
【GPS Info & NMEA Logging】
QZS-1(PRN193)とQZS-2(PRN194)の両方とも"Satellites Used"のリストに含まれているので、測位可能状態になっているようです。
QZSSの衛星が測位可能な状態にある場合には、測位精度が改善されているような気がしますが、バラツキの範囲かもしれません。
「みちびき」によるGPS補完については、以下のサイトに簡単な説明がありますが、精度についての記載はありません。
~みちびきFAQ~
http://www.jaxa.jp/countdown/f18/special/faq_j.html
(以下、上記URLから抜粋引用)
----------------------------------
「GPS補完」とは・・・・・・
「みちびき」はGPS信号とほぼ同一の測位信号を送信します。「みちびき」とGPSとの組み合わせによって、利用可能エリアの拡大や利用可能時間を増加させます。
----------------------------------
単純に考えると、衛星の数が増えれば精度が高くなると思われますが、現在のスマホ(QZSS対応)のレベルでは、衛星の数が31機(GPS)から33機(GPS+QZS)に増えたのと同じ(多分)なので、普通の環境では効果は殆ど目に見えないかもしれません。
GPS Constellation Status - Coast Guard Navigation Center
NOTICE ADVISORY TO NAVSTAR USERS (NANU)
https://www.navcen.uscg.gov/?Do=constellationStatus
FLEAZ mobileブログ
Que みちびき(QZSS)の受信確認方法
http://blog.fleaz-mobile.com/entry/2017/09/23/091031
(以下、上記URLから抜粋引用)
----------------------------------
「スマートフォンなので、サブメータ級/センチメータ級の測位補強サービスには対応しておらず、将来の対応予定もないのでご了承ください。」
(中略)
「仰角が高いのでビルなどの影響を受けにくく、測位精度は改善しますが、測位補強サービスには対応しておらず、抜本的な精度向上はできません。」
----------------------------------
測位精度は受信環境によって大きく変化するので、一概にはいえませんが、時速107kmで走行中の電車内での測位精度が4mというのは良いほうかもしれません。
【107km/hで走行中】
また、条件が良いと測位精度が1mになることもあります。
趣味で使う分には精度が1mもあれば十分なような気がしますが、播種作業(種まき)には数cmオーダーの精度が必要なようです。
クボタGPSガイダンスモニター
https://www.jnouki.kubota.co.jp/product/kanren/gpas/
農業情報設計社
PRODUCTS(製品情報)>> FAQ(よくある質問)
http://agri-info-design.com/faq.html
AgriBus-NAVI - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.agri_info_design.AgriBusNavi&hl=ja
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現在、スマホ(Covia FLEAZ F5 CP-F50aK)でみちびき(QZSS)の衛星(QZS)の受信状態を確認する際には、「AndroiTS GPS Test」を使うことが多いです。
昔は米国のGPSしかありませんでしたが、現在は多数のGNSS/RNSSの衛星が飛んでいるので、全部表示すると、QZSが見難くなります。
Windows用のGNSS/RNSS表示用ソフトのu-centerでは、衛星フィルタが使えるので、QZSのみを表示することができます。
NMEAセンテンス表示用であれば、衛星フィルタを備えたAndroidアプリ「GPS Nmea(DotLines Developement)」がありますが、一寸表示がさびしいです。
【GPS Nmea】
QZSのみのスカイプロットを表示することができるAndroidアプリは無いのかと思って探してみたら、昔使っていた「GPS Test」がいつの間にか、衛星選択表示が可能になっていました。
GPS Test - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.chartcross.gpstest&hl=ja
アップデート:2017年5月25日
インストール:10,000,000~50,000,000
現在のバージョン:1.5.5
Android 要件:4.0 以上
衛星フィルタを適用してQZSのみを表示してみました。
【GPS TEST Satellite Filter (QZSS)】
【GPS TEST Skyplot (QZSS)】
( 103km/hで走行中の電車内でFleaz F5で受信 )
すっきりとして見やすいですが、一寸寂しいような気もします。
そのうち、少しずつ増えてくるでしょう。
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JAXAウェブを見ていたら、「こうのとり」6号機打上げ時の写真が紹介されていました。
Twitter
https://twitter.com/JAXA_jp/status/913324555137040384
Homare Hamada, Winner, Japan National Award, 2017 Sony World Photography Awards
https://www.worldphoto.org/ja/node/323
綺麗過ぎる!!!
星の移動角度から露光時間が判る?
シャッタを閉じるタイミングが難しそうです。
【参考外部リンク】
CAPA カメラネット
ソニーワールドフォトグラフィーアワード2017日本部門賞の授賞式開催
( 2017.06.06 UP )
http://capacamera.net/news/2017/06/17060602.html
海上保安庁 水路通報
第46 号 平成28年11月18日
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/TUHO/tuho/html/tuho/pdf/2016/suiro_jp/2016-46.pdf
28年5700項(T) 北太平洋西部及び南太平洋 ロケット打上げ実施
四管区水路通報28年1107項
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN4/koukai/tuho/CGI/html/2016/281107.html
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現在、みちびき(QZSS)の衛星の受信状態をThinkPad X230(Windows 7)に入れたu-centerで表示して、10分間隔でキャプチャしています。
X230はメインで使用しているPCなので、普通に使うときには、キャプチャ間に急いで操作したり、一旦キャプチャ動作を止めて操作する必要があり、かなり不都合です。
別のPCを用意することにしましたが、手元にはまともに動作する他のPCがありません。
探してみたら、以前実験用に買った中華PadのPloyer momo8wが出てきました。
一応Windows 10が走るのでとりあえずこれを使ってみることにしました。
【momo8w】
8インチのタブレットなので、あまり操作性はよくありませんが、一定間隔でキャプチャするだけなので、とりあえず使えそうです。
なお、momo8wは専用USBハブを使用すれば、外部装置を使用しながらタブレットの充電が可能です。
以下、受信画面のキャプチャサンプルです。
【QZS_20170927_120000-20170928_120000JST】
前半は何か”QZS-2は悲しからずや・・・1機漂う”といった感じです。
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