2021年7月26日 (月)

Intel Drone Light Show Premiumの費用と仕様

 先日の東京オリンピック2020の開会式では、個人的にはドローンを使ったディスプレイに興味を惹かれました。
 この種のディスプレイは、以前からイベント等で行われていますが、精度と密度が改善されたような感じがします。

 下記の資料には、"a fleet of 1,824 Intel Premium drones"と書いてあります。

  IOC
  Spectacular Intel Drone Light Show helps bring Tokyo 2020 to life
  24 Jul 2021
  https://olympics.com/ioc/news/spectacular-intel-drone-light-show-helps-bring-tokyo-2020-to-life-1

  インテル® Shooting Star™ システム
  https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/technology-innovation/shooting-star-system.html


 費用はどの程度なのかと思って調べてみたら、価格表がありました。

  INTEL® DRONE LIGHT SHOWS START AT $99K USD
  https://inteldronelightshows.com/

  インテル® ドローン・ライト・ショー
  価格パッケージ
  https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/technology-innovation/aerial-technology-light-show.html

 「ドローン 500 機の最低価格は 299,000 ドルから」とのことです。
  1,824機だとかなり高くなりそう・・・

 図面を見ると、CLASSIC DRONEに比べてPREMIUM DRONEはかなり改善されているような感じです。

 PREMIUM DRONEの仕様は以下のようになっていました。

  Intel Drone Light Show Premium
  Fact Sheet
  https://inteldronelightshows.com/wp-content/uploads/sites/3/2021/01/Intel-Drone-Light-Show-Premium-Fact-Sheet-23112020.pdf

 "Navigation Technology RTK GNSS"となっているのでセンチメートルレベルの測位(位置制御)が可能ですね。

  さまざまな測位方式とその精度
  https://www.magellan.jp/fundamental/104

 当方は、趣味でRTKの実験をしていますが、近所に適当な「善意の基準局」がないので苦労しています。


 通信は、"2.45 GHz ISM (world-wide availability)"となっているので、ドローンの操縦・画像伝送等で最も広く使用されている周波数が使われています。

  ドローンで使用されている主な無線通信システム
  https://www.mlit.go.jp/common/001154535.pdf


 1,824機のドローンを異なった周波数で個別に制御するのは困難と思われますが、どのように制御しているのでしょうか? 搬送波の周波数多重&ベースバンドの周波数多重?
 時分割多重では、時間がかかって制御が遅れそうな気がするし・・・
 最も簡単には、予めドローンに飛行データを転送しておくことですが、これでは予期しない外乱への迅速な対応が困難かもしれません。
 説明によれば、一人のパイロットで全機を制御できるようなので、基準の1機を制御して基準位置を他のドローンにブロードキャストすればどうにかなる? (単なる想像です)


 具体的な制御の方法がよく判りませんが、参考になりそうな資料がありました。(Intelではありません)
  
  Verge Aero – Drone Light Shows Made Easy
  https://verge.aero/

  Everything You Ever Wanted to Know about Drone Light Shows
  https://verge.aero/everything-about-drone-light-shows/

 なんとなくイメージが湧いてきましたが、コンピュータ制御だから簡単にできるというものではなく、やっぱり手間がかかりそうです。


 ドローン・ライト・ショー関係の資料を調べていたら下記の記事を見かけました。
 基本特許が存在するという話のようです。

  ドローンライトショーの基本特許の意外な権利者
  7/25(日) 12:41
  https://news.yahoo.co.jp/byline/kuriharakiyoshi/20210725-00249715

 該当特許としてUS8,862,285が挙げられています。

Google Patent
US8862285B2
Aerial display system with floating pixels
Assigned to DISNEY ENTERPRISES, INC.
https://patents.google.com/patent/US8862285B2

Us8862285front-page

 

 

USPTO
https://patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO1&Sect2=HITOFF&d=PALL&p=1&u=%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsrchnum.htm&r=1&f=G&l=50&s1=8862285.PN.&OS=PN/8862285&RS=PN/8862285

Global Dossier
https://globaldossier.uspto.gov/#/result/patent/US/8862285/1

Applicant Arguments/Remarks Made in an Amendment 07/03/2014
https://globaldossier.uspto.gov/svc/doccontent/US/201313769007.A/14-2-US%20%201376900707P1%20/2/PDF


 全17クレームで、claim 1(system), claim 10(method),claims 15(apparatus)が独立クレームになっています。
 claim 15は照明系に関するものであり少し狭いので、広そうなclaim 1, 10 に着目してみました。


1. A system for providing an aerial display, comprising:
 a plurality of UAVs each including a propulsion device and a display payload; and
 a ground station system with a processor executing a fleet manager module and with memory storing a different flight plan and a set of display controls for each of the UAVs,
 wherein, during a display time period, the UAVs concurrently execute the flight plans through operation of the propulsion devices and operate the display payloads based on the display controls.

10. A flight control method, comprising:
 at a plurality of multicopters, receiving a flight plan unique to each of the multicopters;
 concurrently operating the multicopters to execute the flight plans within an air space; and
 during the operating of the multicopters, controlling a display payload supported by each of the multicopters to generate a visual display in the air space.

 ざっと見た感じでは結構広そうですが、先行資料と審査過程を検討しないと真の広さは判りません。
 そのうち明細書を読んでみたいと思います。

【参考外部リンク】
ドローン3182機でギネス記録達成!?世界のドローンライトショーまとめ
https://viva-drone.com/drone-3182/

Biggest drone display ever! - Guinness World Records

 

 

Shenzhen DAMODA Drone Show

DAMODAの展示例ですが、花火には負ける?
国家レベルのイベントなので、お金のかけ方が桁違い!

 

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2021年7月24日 (土)

電波法第59条の「傍受」が狭く解釈された判例

 この暑さの中を都心まで出かける元気がなかったので、東京オリンピック2020のブルーインパルス展示飛行を見ることはできませんでした。
 仕方がないので、YouTubeで動画を探していたら交信音入りの動画が公開されていました。
 電波法第59条はどうなのでしょうか?
 自分の無線局免許状にも注記があるので一寸気になります。

【(01)無線局免許状の注記(抜粋)】
01_20210724204801


 電波法
 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC0000000131

(秘密の保護)
第五十九条 何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第四条第一項又は第百六十四条第三項の通信であるものを除く。第百九条並びに第百九条の二第二項及び第三項において同じ。)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

第百九条 無線局の取扱中に係る無線通信の秘密を漏らし、又は窃用した者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

 ネット上には色々な情報が書かれていますが、この種の判断は微妙なことが多いので、公的資格を有する人のコメントを参照した方が安全です。
 官公庁の判断であっても裁判でひっくり返されることがあります。
 弁護士さんの意見を探していたら、以下の記事を見かけました。有料記事ですが部分的に「回答 1 件 無線は違法ですね。」と表示されました。

  弁護士ドットコム>インターネット
  航空無線こ動画公開は違法?
  2020/07/03 — 弁護士から回答有。航空無線こ動画公開は違法? 動画共有サービスなどで、傍受した航空  無線のATC(航空交通管制)を公開することは違法でしょうか。
  回答 1 件 無線は違法ですね。
  https://www.google.com/search?q=%E8%88%AA%E7%A9%BA%E7%84%A1%E7%B7%9A+%E5%85%AC%E9%96%8B+%E9%81%95%E6%B3%95+%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB&oq=%E8%88%AA%E7%A9%BA%E7%84%A1%E7%B7%9A%E3%80%80%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%80%80%E9%81%95%E6%B3%95%E3%80%80%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB&aqs=chrome..69i57j69i61.530j0j4&sourceid=chrome&ie=UTF-8

 条文を普通に文言通りに解釈すると、航空無線の動画公開はアウトのように思われますが、文言の解釈次第ではセーフになることもあるのでしょうか?


 下記の東京高裁昭五二年(う)第四一六号は、電波法第百九条第一項に関するものですが、普通の感覚では単なる「傍受」と思われる行為が「秘密漏洩」と判断された例です。

【(02)】判例タイムズ No.361 (抜粋)】
02no361
判例タイムズ 361号 (1978年07月15日発売)
https://www.hanta.co.jp/books/5396/


 内容を超簡単化すると以下の通りです。(厳密さに欠けています)
・A,B,C,Dの4人が、特定の相手方に対して行われる無線通信を同時に聞いた(聴取した)。
・A,Bは、受信機の購入、使用等への関与が大きいので、傍受者と判断された。
・C,Dは、受信機の購入に同行したが、デザイン等について口を出しただけであり主体的でないため、傍受者ではないと判断された。
・その結果、傍受者であるA,Bは、傍受した通信の内容を、傍受者でないC,Dに漏らしたと判断された。(A,Bに対して「傍受」and「漏らし」が成立)

 同じ内容を聞いた場合でも、聞いた人間の属性によって「傍受」であるか否かが判断されるというのは、趣味レベルで無線を受信している当方にとっては、一寸意外な論理展開でした。

 昔の判例であり、また、最終的な判断がどのようになったのかは確認していませんが、このような判断が行われることがあるというのは興味深かったです。判例タイムズでも「興味ある事例」となっていました。

 航空無線の動画公開について、現時点の判断について少し調べてみましたが、どうも明確な判断は出されていないようです。
 個人的には限りなく黒に近いグレーのような気がしますが、最後は裁判にならないと判らないかもしれません。

 航空無線ではありませんが、AIS(Automatic Identification System)情報の取扱いに関する記事がありました。

  平成 27 年 7 月 31 日
  AIS 情報の受信及び利用等の取扱いが明確化されました
  https://www.meti.go.jp/policy/jigyou_saisei/kyousouryoku_kyouka/shinjigyo-kaitakuseidosuishin/press/150731_press.pdf
「関係省庁で検討が行われた結果、サービスの提供先である海運会社等に所属しない他の船舶のAIS情報を提供する場合であっても、当該情報が既に船舶局間で共有されているものであることから、同法第 59 条の「存在若しくは内容を漏らす」に該当せず、また発信者又は受信者である海運会社等に対し当該AIS情報を提供することは「窃用」にも該当しないと考えられることから、同条の規定に抵触しない旨の回答が行われました。」

 内容をざっと見た範囲では、AISの場合は、もともと白に近かったグレーが完全に白になったということのようです。

 日本では、「傍受」の範囲内であればOKのようですが、国によっては、エアバンドを受信しただけで逮捕された例もあるようです。

  News24.com
  Court finds planespotter guilty
  2011-08-06 07:54
  https://www.news24.com/SouthAfrica/News/Court-finds-planespotter-guilty-20110805
(以下、上記URLから抜粋引用)
---------------------------------
Johannesburg - The Boksburg Magistrate's Court on Friday found planespotter *** guilty of illegally possessing a radio receiver and using it to listen to air traffic communications, the editor of the SA Flyer magazine said.
---------------------------------

 一寸調べて見た範囲では、英国系法体制を採用している国では、一般の放送以外で受信できるのは、気象情報程度ということがあるようです。
 南アの例は特殊なケースかもしれませんが、場合によってはこのような事もあり得るようです。

 また、マレーシアでは、日本バンドのFMラジオやVHFのエアバンド受信機は持ち込み禁止なので要注意です。

  DHL
  Prohibitions and Restrictions of Imports by MY Customs
  https://www.logistics.dhl/content/dam/dhl/local/cn/dhl-ecommerce/documents/pdf/cn-ecommerce-onboarding-import-my-restriction-en.pdf
(以下、上記URLから抜粋引用)
---------------------------------
The following goods are absolutely prohibited from importation:
・Broadcast receivers capable of receiving radio communication within the ranges (68 - 87) MHz and (108- 174) MHz
---------------------------------


 いずれにしても、裁判では普通の用語に対して、一般的な解釈とは異なる予想もしないような解釈がされることがあるので、明らかに白でない限りは手を出さない方が安全かもしれません。(「明らかに白」かどうかを判断するのが難しいですが・・・)

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2021年1月 1日 (金)

Happy New Year 2021

Happy-new-year-_jal4599_ja843j

JAL4599(JA843J)  NRT→NRT 2020.1.1

Japan Airlines 4599
https://ja.flightaware.com/live/flight/JAL4599

JL4599
https://www.radarbox.com/data/flights/JL4599

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2020年12月 6日 (日)

高速道路に不時着したのは曲技飛行パイロット

  ネットニュースで以下の記事を見かけました。
 
  高速道路に小型飛行機が不時着 SUV車に激突も幸い死者なし
  2020年12月06日 15時30
 
  USA TODAY
  Small plane makes emergency landing on Minnesota highway, hitting a vehicle but avoiding injury
 
  STRANGE NEWS
  WATCH: Plane Safely Makes Emergency Landing On Minnesota Freeway
  December 4, 20209:46 AM ET
 
  Global News
  Small plane hits SUV in dramatic video of highway emergency landing
  Posted December 4, 2020 12:59 pm  Updated December 4, 2020 1:08 pm
 
 
 映画の特撮などで時々見かけますが、実際の動画を見たことはあまりありません。
 動画で見るとかなりの速度で突っ込んできています。
 大事故にならなかったのは幸運が重なっていたからなのかもしれません。
 
 
 (以下、USA TODAYの記事から抜粋引用)
--------------------------------------
  Minneapolis resident and competitive aerobatic pilot
  (Google翻訳:ミネアポリス在住で競争力のある曲技飛行パイロット)
  (DeepL翻訳:ミネアポリス在住の競技用エアロバティックパイロット)
--------------------------------------
“Pilots are trained to deal with emergency engine problems and things like that if you have to make an emergency landing, and so the combination of that training and certainly (Gifford’s) aerobatic training really paid off in this situation,”
(Google翻訳:「パイロットは緊急着陸をしなければならない場合に緊急エンジンの問題などに対処するように訓練されているので、その訓練と確かに(ギフォードの)曲技飛行訓練の組み合わせはこの状況で本当に報われました。」)
(DeepL翻訳:"パイロットは緊急着陸の際に緊急エンジンの問題などに対処するように訓練されていますので、その訓練と確かに(ギフォードの)曲技訓練の組み合わせがこの状況では本当に効果を発揮しました。)
--------------------------------------
 
  以下の報告書では、事故の種別が"Other"になっていますが負傷者が出なかったからでしょうか? あるいは、事故の原因が特殊だから?
 
  Crash Updates
(以下、上記URLから抜粋引用)
-----------------------------------------
Type:Other
Case No:20510380
Date/Time:12/02/2020 21:23
District:2500
Location:Northbound 35W I at Country Road E2
Description:A single engine Bellanca Viking plane made a suspected emergency landing on a Twin Cities freeway this evening. Just before 9:30 this evening, State Troopers responded to reports of a plane that made an unexpected landing northbound I-35W near I-694 in the city of Arden Hills. As the plane landed, it crashed into another vehicle that was on I-35W. There were no injuries as a result of this crash. The highway is currently shut down at exit E2 for an extended period of time as Troopers continue to investigate this incident. This remains an open and active investigation.
-----------------------------------------
 
 
 日本では、道路に不時着することなんかないであろうと思っていたらありました。
 
  小型機が着陸進入中にエンジンが停止し、人家が密集している市街地の道路上へ不時着した事例
 
 マーフィーの法則は場所を問わない!?

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2020年10月31日 (土)

MQ-9 Guardian UAVのデモ動画

  ネットニュースで以下の記事を見かけました。
 
  朝日新聞デジタル
  外国船監視に大型無人機 「富士山頂から地上わかる」
 
 この記事には、「富士山の頂上から地上の車がわかるほど」と書いてありますが、あまりイメージが湧きません。
 実際に富士山の頂上から見た場合の話なのか、距離(約4000m)の比喩なのかよく判りません。
 機体の性質上、解像度の詳細は公開されないのが普通かもしれません。
 
 下記の資料にはもう少し詳しい説明がありました。
 
  NHK WEB
  「無人航空機」 その目は何を…
  2020年10月31日 5時01分
 
 この記事には、高度3000m以上で撮影したと思われる長さ95メートルの船の写真がありました。
 「倍率を上げると、おおまかな船の構造も見てとることができます。」とのことです。
 なお、この記事では、「具体的な視認精度は言えないが、富士山の頂上から車を識別できる程度の能力はあった」と記載されているので、説明の意味は大体理解できました。
 
 とは言っても、素人の好奇心で実際はどの程度のものか一寸見てみたいです。
 関連ありそうな資料を探していたら、下記の動画を見かけました。
 
 
  MQ-9 Guardian UAV , May 10 Demo Flights , Iki island, Japan - 壱岐諸島 - General Atomics promo video
  May 22, 2018

 

 10:00~10:12の映像(突堤のパターンから判断すると馬渡島?)を見るとズーム比が非常に大きいことが判ります。
 撮影データはマスクされているので、ターゲットとの距離は判りませんが、「24」の世界?
 
 無線お宅的には、ADS-Bが気になりますが、下記の資料によれば、機能としては備えているようです。
 
    MQ-9B SeaGuardian
 
  NHK WEBに書かれている飛行エリアを見る限りでは、信号を出しているとしても自分で受信するのは難しそうですが・・・
 
 

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2020年6月22日 (月)

B747(2機)とCessna 525の周回飛行(dump 1090+VirtualRadar)

 今朝、3段コリニアナアンテナ+SDRPlay RSP2+dump 1090+VirtualRadarの組み合わせで、ADS-B Mode A/Cの受信テストをしていたら、周回飛行をしている機体がありました。

【dump 1090+VirtualRadar表示画面(GIF)】
(画像を左クリックでアニメーション開始。「×」で戻る。)
Virtualradar-holding


 早朝からホールディングということもないだろうし、飛行パターンも違います。
 レジがJA010Gだったので調べてみたら、航空局の検査用機体(Cessna 525)でした。

 この機体は、港区上空を低空で飛んでいるのを何回か見たことがあります。

 画面を見てみると、Cessna 525の他にAtlas AirのB747が周回飛行をしています。
 こちらは通常のホールディングパターンのようにみえますが、横田基地への着陸待ちでしょうか?

 Atlas Airが消えたと思ったら、今度はKalitta AirのB747の周回飛行が表示されました。
 Kalitta AirのB747は低空で飛んでいるのを見たことがありますが、この時間帯(6~7 AM)は着陸が混む時間なのでしょうか?

 dump 1090の画面(黒背景)には表示されるけれどもVirtualRadarには表示されない機体もあるし、その逆もあります。
 dump 1090のMode A/C信号には、時々正体不明のものが表示されるので中々面白いです。

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2020年5月29日 (金)

Blue Impulse_Two,Three,Four,Five,Six

 本日のブルーインパルス航過飛行は、残念ながら距離の関係で実物を見ることはできませんでした。
 以前、ブルーインパルスの飛行コースを調べて、機体が映り込みそうなライブカメラを探し、飛行時間に合わせて連続キャプチャしたら、運よくブルーインパルスが写っていたので、2匹目のドジョウを狙ってみました。

  2011年3月23日 (水)
  福岡ボートのライブカメラでブルーインパルスが一瞬見えました
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2011/03/post-8f2f.html

 

 飛行コースは、航空自衛隊のtwitterで公開されていたので、これを参考にしました。

  防衛省 航空自衛隊
  https://twitter.com/JASDF_PAO


航過飛行コース
1_20200529173901

(ソース)
https://pbs.twimg.com/media/EZJR7JwU4AAgFlT?format=png&name=small


 対象エリアが非常に広いので、なくベく空が大きく映り込みそうなライブカメラを選びました。

 直接視認することはできなくても、電波は受信できるかもしれないと思って、入間のTWRの周波数で待受け受信することにしました。
 受信機は、SDRPlay RSP2とSDRunoの組み合わせです。
 10MHzの帯域内であれば、複数の周波数を同時に受信できるので、中々便利です。

 午前中からそれっぽい信号が受信できていましたが、内容はよく判りませんでした。

 12時半少し前からライブカメラの画像を見はじめたのですが、公開された地図だけでは、通過時刻がわからないので、見続けるしかありません。
 また、ライブカメラの制御可能な時間は制限されているので、途中で関係ない方向を向いてしまうことがあります。

2blue-impulse_live-camera

 1時頃まで見ていましたが、結局機体もスモークも確認することができませんでした。

 その代わりという訳ではありませんが、無線の方は比較的よく聞こえていました。
 送信は長くて2~3秒、短いと0.5秒程度なので、内容はよくわかりません。
 聞き取れたのは、"Two", "Three", "Four" , "Five", "Six"位でした。

 下のウォーターフォールの画像の下の四つの短点が"Two", "Three", "Four" , "Five"です。 
 "Six"は後続の信号と連結して長点になっています。


3blue-impulse_twothreefourfivesix_1


4blue-impulse_twothreefourfivesix_2


 ブルーインパルスを見ることはできませんでしたが、声が聞けたので良しとしましょう。

 

 COVID-19が早く終息するといいですね。

  


【公式動画】
ブルーインパルスによる感謝飛行の様子
https://twitter.com/i/status/1266229359808897024

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ブルーインパルス航過飛行@東京(2020.5.29)

 「12:30 から航空自衛隊公式YouTube チャンネルでライブ配信いたします。」とのことです。
 周波数は入間でしょうか?

Screenshot_20200529_101228_com.android.chrome
Screenshot_20200529_101228_comandroidchr

防衛省 航空自衛隊
https://twitter.com/JASDF_PAO

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2020年5月17日 (日)

FR24で見た横田飛行場をタキシング中のAtlas Air B747

 テレワークを長くしていると、曜日や時間の感覚がなくなってきます。
 24時間365日が勤務時間・・・

 今朝、早起きして少し窓を開けて仕事をしていると、大型ジェット機の音がします。
 以前、低空を飛ぶKalitta AirのB747を見かけた時の音と似ています。

 もしかしたらと思って、flightradar24でチェックしてみると、それらしい飛行機が横田基地に着陸していました。
 丁度タキシングをしているところでした。

(1)Screenshot_20200517_064507_com.flightradar24free
1screenshot_20200517_064507_comflightrad
(位置マーカーは羽田空港です)


(2)Screenshot_20200517_064529_com.flightradar24free
2screenshot_20200517_064529_comflightrad


(3)Screenshot_20200517_064608_com.flightradar24free
3screenshot_20200517_064608_comflightrad


(4)Screenshot_20200517_064811_com.flightradar24free
4screenshot_20200517_064811_comflightrad

 


 どこの飛行機かと思って詳細データを見てみたら、Atlas Air B747-45E(N473MC)のようです。

(5)Screenshot_20200517_064712_com.flightradar24free
5screenshot_20200517_064712_comflightrad


(6)Screenshot_20200517_064624_com.flightradar24free
6screenshot_20200517_064624_comflightrad

 

  機体記号 N473MC
  https://flyteam.jp/registration/N473MC

 米国のTravis Air Force Base (Fairfield, California)から飛んできたようです。


 着陸コースは、以前見たKalitta AirのB747と殆ど同じような感じでした。

  2017年11月12日 (日)
  低空を飛ぶKalitta AirのB747を見かけました
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2017/11/kallita-airb747.html

 

 横田基地には一度行ったことがありますが、一寸遠かったし、雨が降っていたし、C-17の操縦席に座るまでに傘をさして2時間以上待ったりしたので、老人には一寸ハードでした。

  2008年8月24日 (日)
  横田基地日米友好祭2008に行ってきました
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2008/08/post_4327.html

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2020年2月27日 (木)

Flightradar24で見かけたUFOもどき(?)のジグザグ経路

 Flightradar24(以下、FR24)を眺めていたら、飛行経路が鋭角で折り曲がっているものがありました。

【Screenshot_20200219_160130_com.flightradar24free】
Ufolike-zigzag-flight-pathflightradar24

 自前のアンテナとチューナを使用してADS-B(Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)信号を受信して地図に表示する場合には、受信状態が悪いと、飛行コースが折れ線で表示されることがありますが、FR24の画面ではあまり見たことがありません。

 FR24には、機体の情報は殆ど表示されていません。
 FR24の場合には、機体の属性によっては、機体のシンボルは表示されるが情報は表示されない(Blockedと表示される)ものや、表示自体が完全にブロックされるものがあるようですが、この機体の場合には、概略の座標データは得られているようです。
 座標データをどこから得ているのかと思って詳細データを見てみると、どうもMLAT(multilateration)データのようです。

 MLATについてはよく知りませんでしたが、同一航空機からの信号を複数位置で受信して、受信時刻の差で位置を求めるシステムのようです。
 時刻差を利用する点では、一寸、GNSS(GPS等)に似ているような感じがしますが、信号のパスが異なっています。
 GNSSの場合は多点送信1点受信ですが、MLATは1点送信多点受信になります。
 落雷位置標定システムの方がMLATに似ているかもしれません。
 
下記のFR24のブログによれば、精度がかなり悪くなる場合もあるようです。

 How We Track Flights with MLAT | Flightradar24 Blog
 https://www.flightradar24.com/blog/how-we-track-flights-with-mlat/
 ”MLAT position calculations have a general accuracy of 10-100 meters and 1000 meters in the worst cases.”

 ADS-Bの場合には、座標データそのものが送られてくるので、座標は直ぐ判りますが、MLATの場合には受信時刻を正確に検出してタイムスタンプのデータを機体IDと共に位置計算センターに送信できるシステムが必要になるので、個人レベルでは難しそうです。また、業務用でも沢山は設置できないかもしれません。
 特に低空で飛行する場合には、同一の航空機の信号を同時に3台以上の受信機で受信することが難しくなるので、精度が低下する可能性がありそうです。
 FR24のブログでは、最悪1000mの誤差が生じる可能性がように書いてありますが、上記のFR24の画像をを見ると、それよりもかなり誤差が大きいような感じがします。
 もしかしたら、タイムスタンプの精度の他に他の原因があるのかもしれません。

 FR24のデータには、ICAO Hexだけ含まれていたので、これを調べてみたら、unidentifiedの状態になれることが必要と思われる機体でした。

 残念ながらUFO(unidentified flying object)ではありませんでした。UFOはIDを送信することはないだろうし・・・
 信号源のIDを必要としない落雷位置標定システムであれば、UFOの位置を検出できるかも?

【参考外部リンク】
電子航法研究所
空港面監視用マルチラテレーションについて
https://www.enri.go.jp/report/hapichi/pdf2011/H23_06.pdf

電子航法研究所
広域マルチラテレーションの基礎実験結果
https://www.enri.go.jp/report/hapichi/pdf2010/H22_Chapter3.pdf



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