2019年5月25日 (土)

ユナイテッド航空B777-200(NRT-HNL)のWi-Fi経由映画視聴

   今回のハワイ旅行では、ユナイテッド航空UA902/UA903を利用することになりました。
 機内では、スマホやタブレットにRTL-SDRチューナを接続してエアバンドやADS-Bを受信したり、スタンドアローンのGPSロガーて暇を潰すことが多いので、巡行中の機内で利用可能な個人用電子機器を確認してみました。

  ユナイテッド航空
  電子機器類のポリシー
  携帯用電子機器類
  https://www.united.com/ual/ja/jp/fly/travel/inflight/devices.html

(以下、上記URLから抜粋引用)
---------------------------------
お使いいただける機器類:
-電子ゲーム機
-パソコン(高度10,000フィートを超えましたらお使いいただけます)
-エンターテイメントプレーヤー
-音声やビデオのレコーダー類(テープ/CD/MD/MP3プレーヤー、ビデオカメラなど)
-電卓
-電気かみそり(化粧室内に限りご使用いただけます)
-カメラ
-機内のノートパソコン用電源ポート(高度が10,000フィートを超えましたらお使いいただけます)

お使いいただけない機器類:
-個人用空気清浄機(バッテリー式および電源コード式)
-電子タバコ及び個人吸入器
-個人用加湿器(バッテリー式および電源コード式)
-ヘアドライヤー、ボトルウォーマー、カーリングアイロンなどの加熱装置
-テレビ
-ラジオの受信機および送信機
-無線操縦玩具などの無線通信機能を持つ玩具など
---------------------------------


    RTL-SDRチューナやGPSは、技術的には「ラジオの受信機および送信機」の範疇に含まれる可能性が高いので、機内では使用できないと考えた方がよいようです。
 なお、別なところには、「ポケットベルは、メッセージ受信には常時お使いいただけます。」という記載があるので、判断基準はよく判りませんが、受信機能を有する装置が全部NGという訳ではないようです。局部発振数の関係?
 また、ほとんどのスマホはGPS(GNSS)受信機能を備えており、通常は機内モードにしただけではGPS機能はオフにならないので、高精度モードでは常時受信機が動作していると思われます。
 航空会社によっては、GPSが使用可能であることが明文化されている場合もありますが、トラブルを避けるために今回はGPSやRTL-SDRは封印しました。
 以下のような事例もあったようなので・・・

  Not Allowed to Use GPS on United Flight
  Jun 27, 12, 11:35 am
  https://www.flyertalk.com/forum/united-airlines-mileageplus/1361043-not-allowed-use-gps-united-flight.html

 
 受信系が駄目ということになると、別の暇潰しを考える必要がありますが、ユナイテッド航空のサイトを見ていると、機内でWi-Fiが使えそうなことが書いてあります。

  United Airlines
  機内Wi-Fi
  https://www.united.com/ual/ja/jp/fly/travel/inflight/wifi.html

 利用する機材によって条件が異なるようなので、UA902の機材を調べてみました。
 下記サイトによれば、詳細は不明ですが、B777のようです。

  ユナイテッド航空 UA902便 フライト情報
  https://flyteam.jp/flightnumber/UA902

 航路が太平洋路線で、機材が777-200、777-200ER、777-300ERであれば、パナソニックの衛星Wi-Fiサービスを利用できそうです。

 インターネットを利用するのは有料ですが、映画等の機内エンターテイメントは無料のようです。

  United Airlines
  Personal device entertainment
  パーソナルデバイスによるエンターテイメントのご利用ガイド
  http://unitedprivatescreening.com/personaldevices


 なお、機内Wi-Fiを利用するためには、専用アプリが必要だということなので、機内に持ち込む予定の端末に事前に下記のアプリをインストールしました。(ドア閉鎖後の機内でのインストールは不可)

  Google Play のアプリ
  United Airlines
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.united.mobile.android&hl=ja

  更新日:2019年5月8日
  サイズ:89M
  インストール:10,000,000+
  現在のバージョン:3.0.9
  Android 要件:5.0 以上

United-airlines-application

 

 利用ガイドに従って、実際に使ってみました。
 なお、使用端末はBASIO3(KYOCERA KYV43)です。


(1)United Airlinesを選択
1united-airlines

 

(2)Continue as guestを選択
2continue-as-guest

 

(3)Entertainmentを選択
3entertainment

 

(4)Browse movies and TV showsを選択
4browse-movies-and-tv-shows

 

(5)Moviesを選択
5movies

 

(6)視聴希望映画を選択
6

 

(7)再生待ち無限ループ?
7


  映画のタイトルを選択すると、バッファ中のような表示待ちの状態になりますが、先に進みません。
 momo8wでも試してみましたが、こちらはアプリを起動しようとすると点滅画面になってしまいました。
 結局、持ち込んだ端末で動画を見ることはできませんでした。
 なお、シートのモニタは1(2?)世代位前のあまり画質がよくないものだったので、見る気が起きませんでした。
 帰りの便(UA0903)でもWi-Fiを試してみましたが、状況は同じでした。
 しかし、シートモニタは画面が広く画質もよかったので、映画を2本見ました。

 レビューを見ると同様な症状が報告されているので、そのうち改善されるとうれしいのですが・・・

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2019年3月 9日 (土)

B777-300の座席から後方に放射される赤外線の機能は?

 今年(2019)の1月のことになりますが、キャセイパシフィックのB777-300を利用したときに、離陸時の前輪の様子が機内ビデオ(IFE:Inflight entertainment)に表示されていたので、デジカメの動画で撮影しました。

【香港離陸時のB777-300の前輪 (機内ビデオ】

 撮影している時には気が付きませんでしたが、撮影した画像を後で見てみると、画面の下方にかなり明るい輝点が二つ写っています。

  撮影時の記憶では、USBコネクタとイヤホンジャックを囲むように位置表示用の照明が光っているのは気が付いたのですが、二つの輝点には気が付きませんでした。

 更に輝点の発光状態をよく見てみると、連続点灯の期間と断続点灯の期間が役1秒ごとに切り替わっています。
 なお、左右の輝点の点滅は完全に同期している訳ではなくて、連続点灯の期間と断続点灯の期間の切り替わりのタイミングが僅かにずれています。

 別のタイミングで静止画で撮った画像を見てみると、やっぱり二つの輝点はっきり写っています。

【B777-300座席背面】
01_b777300seatback


 もし写真に写っているような明るさで点灯していたとすれば、肉眼で見て気が付かないことはないと思われるので、光源が赤外線である可能性があります。

  撮影に使用したデジカメ(EX-ZR1800)は、テレビの赤外線リモコンのIR-LEDの発光 (940~950nm)が写るので、光源の波長が近赤外線領域であれば、目には見えないけれどもデジカメには写るかもしれません。

  ITmedia
  赤外線【せきがいせん】
  http://www.itmedia.co.jp/mobile/0310/15/n_key1.html

  Renesas.com
  FAQ 1007798 : 赤外線リモコンの信号はどうなっているのですか?
  https://ja-support.renesas.com/knowledgeBase/17796063

 座席背面の光源の正体は赤外線のように思われますが、何の目的で設置されているのかがよく判りません、
 一般的には、赤外線の光源は、対象物の検出や夜間(暗所)撮影に使われることが多いので、光源と対になっている何らか受光デバイス(フォトセンサ、イメージセンサ等)が存在する筈です。
  画像では一寸判り難いのですが、二つの輝点の中間部分にレンズのようなものが配置されています。

【謎の光学デバイス】
02_b777300_seatback_weird_optical_d

 単純に考えると、赤外線が着座している乗客に照射され、乗客の着衣等で反射した赤外線受光デバイスに入力され、入力された情報に基づいて何らかの処理が行われるように思われます。
 素人の妄想では、赤外線カメラではないかと邪推しそうになります。

 この種のアイデア自体は、特開2013-39878等でも公開されているし・・・

【 要約】
03201339878



【図3】
04201339878

 この謎のデバイスの機能がよく判らないので、ネットで検索してみたら、関係するかもしれない記事がありました。なお、記事の信頼性は不明です。

    Daily news
  8 May 2002
    Hidden cameras to monitor aircraft passengers
    https://www.newscientist.com/article/dn2256-hidden-cameras-to-monitor-aircraft-passengers/
(以下、上記URLから抜粋引用)
--------------------------------
Airbus, the European jet manufacturer, is planning to build concealed cameras into the light fittings above the seats in its aircraft.
--------------------------------

 昔の計画の話なので、その後実際にどうなったのかはよくわかりません、

 また、DailyMailには以下のような記事がありました。

  DailyMail
  The tiny airline spy that spots bombers in the blink of an eye
  Last updated at 19:12 12 February 2007
  https://www.dailymail.co.uk/news/article-435342/The-tiny-airline-spy-spots-bombers-blink-eye.html

 内容をざっと見た感じでは、技術的にはカメラで乗客をモニタすることができるという話で、実施との関係はよくわかりません。
 なお、DailyMailの記事は信頼性に問題があるようなので、無条件で信頼しない方がいいかもしれません。

  CNN
  ウィキペディア、英大衆紙デイリー・メールの引用を禁止
  2017.02.10 Fri posted at 12:07 JST
  https://www.cnn.co.jp/tech/35096399.html

 更にネット上の情報を探してしてみると、関係しそうな比較的新しい(2017)の記事がありました。

  PaxEx.Aero
  The Business of Passenger Experience
  When the IFE system can watch you back
  31 October 2017 By Seth Miller ?2 Comments
  https://paxex.aero/2017/10/ife-system-biometrics-panasonic-tascent/
(以下、上記URLから抜粋引用)
--------------------------------
Vendors are cooperating today to deliver integrated biometrics in the inflight entertainment system, tying together a camera embedded in the screen with connectivity to various other platforms that can act on the data.
(中略)
Cameras integrated into the IFE system could soon make that a reality.
--------------------------------
 将来は、撮像画像による乗客の個体認証で、座席に座ったまま入国手続きを行えるようになるかもしれないという先の話のようです。

 更に調べてみると、FlyerTalk Forumsにかなり近いと思われる話題の書き込みがありました、

  FlyerTalk Forums
  Camera and microphone in the A350 IFE?
  https://www.flyertalk.com/forum/delta-air-lines-skymiles/1943016-camera-microphone-a350-ife.html

 座席の背もたれに設置されているレンズ状のものはカメラではないのか?という疑問が書き込まれていますが、"That's the motion sensor."という回答があります。
 結論はPIR(Passive Infrared Ray)モーションセンサということになったようです。
  但し、PIRモーションセンサであるという明確な根拠は示されていません。

  PIR motion sensor
  PIR(Passive Infrared Ray) Motion Sensor

  PIRモーションセンサ
  https://www.switch-science.com/catalog/2145/

  How PIRs Work
  https://learn.adafruit.com/pir-passive-infrared-proximity-motion-sensor/how-pirs-work

  投稿されたA350のIFEの写真を見ると、たしかにイメージセンサにしては、レンズの中心部の構造が一寸違うような気もします。

 詳細はよくわかりませんが、PIRモーションセンサは、乗客が離席しているときには、ユーザインターフェース関係の動作を省エネモードにするためのもののようです。

 この説明であれば、一応話の筋は通ります。

   ・
   ・
   ・

 と思って安心していたのですが、妄想していた内容に近い下記の記事を最近見かけました。

    CNET
    Airplane seat cameras could be your new spy in the sky
    February 19, 2019 3:06 AM
    https://www.cnet.com/news/airplane-seat-cameras-could-be-your-new-spy-in-the-sky/
(以下、上記URLから抜粋引用)
--------------------------------
"Singapore Airlines replied that it was indeed a camera, embedded into the seat back by the original equipment manufacturers of the plane, but said the cameras had been disabled on its aircraft and "there are no plans to develop any features" using them. "
--------------------------------

  Forbes
  Feb 19, 2019, 11:46pm
  Singapore Airlines Under Fire For 'Surveillance Cameras' In Inflight Entertainment Screens
  https://www.forbes.com/sites/zakdoffman/2019/02/19/singapore-airlines-under-fire-for-surveillance-cameras-in-inflight-entertainment-screens/#47f208a91650
(以下、上記URLから抜粋引用)
--------------------------------
The airline said that the systems are manufactured by Panasonic and Thales, and can be found on their Airbus 350, A-380, Boeing 777-300ER and B787-10 planes.
(中略)
Perhaps we will soon start adding masking tape to our travel essentials -
--------------------------------

  CNN travel
  Can airplane seat cameras spy on passengers?
   Updated 3rd March 2019
  https://edition.cnn.com/travel/article/airplane-seat-camera-intl/index.html
   (今年3月3日の記事です)

  納品されたIFEシステムには、カメラはハードウエア的には存在するが、動作していないということのようですが、一寸気持ちが悪いです。

 電源ラインやデータラインを物理的に切り離すのではなく、ソフトウエア的に不動作にしている(disable IFE cameraのフラグを立てる?)のであれば、ソフトウエアの変更だけで、乗客の姿が丸見えになる?
 上記CNN travelの記事には、外部からのハッキングの危険性についても書かれていました。

 話は最初に戻りますが、当方が利用したB777-300のIFEの場合は、赤外線がしっかり放射されていたので、死んだデバイスではなくて何らかの機能を果たしていたと思われるし、IPRモーションセンサであればパッシブなので赤外線の照射は不要の筈です。
 結局、素人の知恵では、現時点では赤外線の機能は判りませんでした。

 上記Forbesの記事を見てみると、ジェスチャや目の動きでIFEシステムを操作することが検討されているようですが、その場合には、単に物体(乗客)の存在や移動を検出するだけでなく、暗所でイメージ(ビットパターン)を取得する必要があるので、赤外線の照明が必須になるかも?(個人の妄想です)

 

蛇足:
 乗客が全員着座したかどうかを確認する目的で使えそうですが、立ち乗り(?)の乗客がいても検出できない・・・?
 
  国土交通省
  航空:着席及びシートベルト着用の徹底のお願いについて 
  www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000010.html
  「定員超過で旅客が立ったまま運航を開始した事案」

 

【参考外部リンク】2019.03.16追記
 CAMERAS AT SEATS: AIRLINE TRADE GROUP SAYS PRIVACY IS PARAMOUNT WHILE ENHANCING PASSENGER EXPERIENCE
Monday, February 25, 2019
 https://connect.apex.aero/news/news.asp?id=439528

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2019年1月12日 (土)

キャセイパシフィック航空(B777-300)の電子機器利用環境

    飛行機に長時間乗る場合には、GPSやADSB-Bの受信端末で時間を潰すことがあります。
 日本の航空会社の場合は、受信機の機内使用OKの場合が多いですが、外国の航空会社の場合には受信機の使用が制限されている場合が結構あります。

 たとえば、ハワイアン航空では、GPSはOKですが、ラジオはNGです。

  ハワイアン航空
  使用可能なポータブル電子機器
  http://hawaiianair-jp.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/2312/~/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%A9%9F%E5%99%A8%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6#Approved
  ( 以下、上記URLから抜粋)
--------------------------------------------------
ハワイアン航空のお客様は国内線出発ゲートから到着ゲートまでの全フライト行程または国際線フライトのほぼ全行程で、次の端末をご使用いただけます。
スマートフォン(通信サービスをオフにするか、「機内モード」をオンにして使用)
(抜粋)
・GPS機能のついた端末

使用が禁止されている電子機器
以下の機器は、いかなる場合も機内での使用を禁止されています。
・客室乗務員が航空に支障をきたすとみなす全端末
・ワイヤレス装置(キーボード、マウス等)
・電子タバコ *
・無線送信機(アマチュア無線、市民無線等)
・電池または電気コードつきラジオ(AM/FM/VHF)
・双方向無線装置(例:トランシーバー)
・双方向ポケットベル
・リモコンで動くおもちゃ
・テレビセット
--------------------------------------------------

 また、カンタス航空では、場合によってはラジオは禁止される可能性があるようですが、GPSは明示的に禁止されています。

  カンタス航空
  機内の通信環境
  https://www.qantas.com/jp/ja/qantas-experience/onboard/communication.html?int_cam=jp%3Aonboard%3Aarticle%3A-------%3Aja%3Ann
  ( 以下、上記URLから抜粋)
--------------------------------------------------
航空機の通信および航行システムの妨げとなる恐れがあるため、個人用通信デバイス(トランシーバー、双方向ポケベル、GPSを含む)を使用した無線通信は、フライトのすべての段階で禁止されています。
--------------------------------------------------

  QANTAS
    https://www.qantas.com/jp/en.html
    Home>Book>Flights
  Conditions of Carriage
  https://www.qantas.com/travel/airlines/conditions-carriage/global/en
  ( 以下、上記URLから抜粋)
--------------------------------------------------
11. Conduct During Flight
11.1 Obey Directions
We may also ask you not to operate any electronic devices including cellular telephones, laptop computers, recorders, radios, CD players, electronic games, laser products or transmitting devices, remote or radio controlled toys that could interfere with the flight.
--------------------------------------------------

 GPSが個人用通信デバイスに含まれているのがよく理解できませんが、「北斗1号(Beidou 1)」のような送信可能な端末を想定?(単なる妄想です)

 余談ですが、ネット上に、以下のような書き込みがありました。

  GPS on QANTAS
  https://forums.whirlpool.net.au/archive/775785

      ・
    ・
    ・

  前置きが長くなりましたが、目的のキャセイパシフィック航空について調べてみました。

   キャセイパシフィック航空
  機内で使用できる電子機器にはどのようなものがありますか?
  http://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/travel-information/inflight/using-electronic-devices/portable-electronic-devices.html

( 以下、上記URLから抜粋引用)
--------------------------------------------------
小型の電子機器
以下の電子機器は、地上走行中、離陸時、飛行中、着陸時にも機内でご使用いただけます。
・スマートフォンおよび携帯電話
・タブレット

大型の電子機器
以下の電子機器は機内でご使用いただけますが、地上走行中、および離着陸時は電源をお切りください。
・ノート型PC
・ラップトップPC

使用禁止
次に挙げる携帯用電子機器は、一切ご使用になれませんのでご了承ください。
・家庭用電化製品:電源タップ、加湿器、ヒーター、電気毛布、ヘアドライヤー、電気変圧器または変換器など
・無線機および送信機:テレビ、AM/FMラジオ、デジタルラジオ、トランシーバー、アマチュア無線機およびトランシーバー、シチズンバンド(CB)ラジオおよびスキャナー、リモコンを使用する玩具や機器など
・ネットワークおよび接続デバイス:無線LANデバイスなど
--------------------------------------------------

 GPSについては明記されていませんが、受信機である「テレビ、AM/FMラジオ、デジタルラジオ」が使用禁止であるということは、GPSの受信端末も使用禁止であると考えるのが妥当だと思われます。

 キャセイパシフィック航空のサイトの説明には、「A350型機の機内では、機内モードでWi-FiおよびBluetoothをご使用いただけます。」と書いてあるので、Wi-FiやBluetoothよりも送信(漏洩)信号のレベルが低いと思われるGPSはOKである可能性はありますが(単なる希望的想像です)、今回利用する機材はB777-300なので関係ありません。

 結論としては、残念ながらGPSもADSB-Bもだめなようです。

 仕方がないので、映画でも見て時間を潰したいところですが、今までの経験では、外国の航空会社の便では、外国映画で日本語の字幕が付いているものが少なかったので、今回はAmazon Prime Videoから、日本語字幕付きの洋画を何本かタブレットPC(Ployer momo8w)にダウンロードして持っていくことにしました。

 タブレットPCのバッテリはあまり長くもたないので、利用機材のシート電源(エコノミー)を調べてみました。
 5V500mAのUSBポートが使えるようですが、タブレットPCを充電するのは厳しい感じがします。動作時間を長くすることは出来そうです。
 機内で結構デジカメで動画を撮るので、デジカメの充電用に分配器を使おうと思っていたら、使用禁止になっていました、
 キャセイパシフィック航空のサイトの説明では以下のようになっていました。
 「安全上の問題が発生する恐れがあるため、充電をする個人用電子機器は、座席備え付けの電源/USBポート/携帯用充電器1つにつき1台に留めてください。電源タップやUSBマルチポートハブなど、個人用電子機器を充電するための製品の使用は禁止されています」

 USBポートは、個人用モニタの画面に下側にありました。
【B777-300 USBポート(エコノミー)】
B777300usb_porteconomy

 結局、機内ではmomo8wをUSBポートから充電しながら映画を見るというパターンで時間を潰しました。

【機内安全ビデオ】
"If any electronic devices bocome trappted in your seat,..."
B777300safety_video
  アニメのキャラクタに気をとられて、どのように対処すべきかの指示の記憶が・・・・・

【2019.01.13追記】
 機内で撮影した動画をチェックしていたら、指示が判りました。
B777300safety_video_2

"please don't adjust your seat and ask our crew to help you."ということだそうです。

余談:
 ・シート配列が、3-4-3だったので、通路が非常に狭く、普通の人はカートの横を通過することが不可能です。細身のCAさんが体を凹ませながら、どうにかすれ違っていました。
 ・コップ固定用の孔が設けられたサブトレイが便利でした。

【参考外部リンク】
 キャセイパシフィック航空が機内座席数を増加
 更新日:2018年04月11日
 https://hongkong-bs.com/topics/20180411/

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2018年12月31日 (月)

GPS Essentialsで見た国際日付変更線通過(HA821)

  多分これが最後のハワイねたです。
 ハワイアン航空では、「電池または電気コードつきラジオ(AM/FM/VHF)」は機内での使用が禁止されていますが、「GPS機能のついた端末」は国際線フライトのほぼ全行程で使用可能となっているようです。
 区別の判断基準がよく判りませんが、「GPS機能のついた端末」が使用できることが明記されているので、QZSS対応スマホ(Covia FLEAZ Que CP-L45s)にインストールしたGPS Essentialsを使用して、機内で測位してみることにしました。
 単にログを取るだけではあまり変わり映えしないので、国際日付変更線を通過する瞬間を動画に撮ってみることにしました。
 HA821(HNL→NRT)の右窓際のシートのテーブルの上で測位しました。
 受信環境はあまりよくありませんが、使用衛星の数は4~6で辛うじてセーフでした。

【国際日付変更線通過(W→E)】

  出発前に世界地図をキャッシュしたつもりだったのですが、東半球の地図のキャッシュに失敗したみたいで暗黒世界になっています。日本の近くでは表示されたので、縮尺の関係かもしれません。

 GPS(GNSS)に興味が無い人にとっては、単にWがEに変化するだけなので、それがどうした?と言われそうですが、趣味の世界なので・・・

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2018年12月27日 (木)

低空を飛んでいる飛行検査機セスナ525Cを見かけました

 今朝、仕事場に行く途中でジェット機の騒音のような音が聞こえます。
 余り聞きなれない音です。
 上空を見上げると、かなり低空(300~500m?)で小型ジェット機が飛んでいます。
 リアジェット(Learjet )のように胴体後部に双発エンジンを搭載しています。
 都内で見かけることは珍しいので、Flightradar24で調べてみました。

【Flightradar24】
Screenshot_2018-12-27-07-02-35
Screenshot_20181227070235


Screenshot_2018-12-27-07-03-48
Screenshot_20181227070348


Screenshot_2018-12-27-07-06-11
Screenshot_20181227070611


Screenshot_2018-12-27-07-07-30
Screenshot_20181227070730


 旅客機であれば便名が表示される部分に"C25C"と表示されています。
 詳細を表示させてみると"Cessna 525C  Citation Jet CJ4"となっています。
 検索してみると飛行検査機セスナ525Cのようです。

  Impress
  全国89の空港を巡って「空の道」の安全を守る国交省の「ドクターホワイト」
  セントレアを拠点に飛行検査機はセスナ 525C型機など6機体制
  2017年8月22日 15:19
  https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1076302.html

 そのうちに、都内上空を多数の大型旅客機が飛行することになるのでしょうが、現在でも福岡空港に南側からアプローチする飛行機は天神(九州最大の繁華街)付近の上空を結構低い高度で飛んでいます。

  福岡空港 全長2500mの第2滑走路増設 2024年度完成予定
  https://abhp.net/air/Air_Fukuoka_000000.html
    (新旧の情報が混在しているので要注意)

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2018年12月 1日 (土)

ハワイアン航空はラジオはNGですがGPSはOK

 飛行機に長時間乗る場合には、暇つぶしに色々な電子機器を機内に持ち込むことがあります。
 日本の航空会社の場合は、現在はあまり制限がありませんが、外国系の航空会社の場合は、結構制限があることが多いです。
 今回、ハワイアン航空を利用することになったので、ポータブル電子機器の使用条件を調べてみました。

  Hawaiian Airlines
  Portable Electronic Devices -  - Service
  http://hawaiianair.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/2091/~/portable-electronic-devices

  ポータブル電子機器について
  http://hawaiianair-jp.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/2312/~/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%A9%9F%E5%99%A8%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

(以下、上記URLから抜粋引用)
---------------------------------
使用可能なポータブル電子機器
 ハワイアン航空のお客様は国内線出発ゲートから到着ゲートまでの全フライト行程または国際線フライトのほぼ全行程で、次の端末をご使用いただけます。
(抜粋)
・GPS機能のついた端末
---------------------------------
制限付きで使用可能な電子機器
 以下の装置・端末は、航空機が10,000フィート以上の巡航高度に達した後にのみご使用いただけます。飛行中お使いになった電子機器は降下に入る前に元の場所にしっかり収納してください。ご使用可能かどうかについては客室乗務員がその都度お伝えいたします。
(抜粋)
・ノイズリダクション型ヘッドフォン
---------------------------------
使用が禁止されている電子機器
 以下の機器は、いかなる場合も機内での使用を禁止されています。
(抜粋)
・ワイヤレス装置(キーボード、マウス等)
・電池または電気コードつきラジオ(AM/FM/VHF)
---------------------------------

  結局、機内での暇つぶし用に持ち込み予定だった個人用電子機器の使用の可否は以下のようになりました。

   QZSS対応スマホ(Covia FLEAZ Que CP-L45s)・・・全行程で使用可能
   ワイヤレスノイズキャンセリングステレオイヤーレシ-バーMDR-EX31BN・・・ 常時使用禁止
      ADS-B受信機(RTL-SDR)・・・常時使用禁止 

  ADS-Bは、機内で搭乗機や付近を飛んでいる飛行機の信号が見えることがあって、結構面白いので使えないのは一寸残念ですが諦めます。(受信例1受信例2

 ADS-BはAMでもFMでもVHFでもないという理屈は多分通らないでしょう。

 同じスーパーヘテロダイン方式(局部発振回路から微弱電波が漏洩する可能性がある)なのに、「GPS機能のついた端末」がOKで、「電池または電気コードつきラジオ(AM/FM/VHF)」がNGである理由がよく判りませんが、最終的な決定は各航空会社に任されているので、会社のポリシー次第ということになります。
 局発信号の周波数が関係する?(単なる妄想です)

  なお、ユナイテッド航空の場合は、受信機全般が使用禁止のようなので、今回はGPSが使えるだけでも良しとしましょう。

  Electronic device policies
  https://www.united.com/ual/en/us/fly/travel/inflight/devices.html

  Devices that are NOT permitted for use:
(抜粋)
  —TVs
  —radio receivers and transmitters

  電子機器類のポリシー
  https://www.united.com/ual/ja/jp/fly/travel/inflight/devices.html

  お使いいただけない機器類:
(抜粋)
  —テレビ
  —ラジオの受信機および送信機

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2018年10月11日 (木)

Flightradar24で見たAF293の飛行経路

 ネットニュースで以下の記事をみかけました。

  産経ニュース
  2018.10.11 15:42更新
  皇居付近の上空約1380メートル通過 低空飛行のエールフランス機
  https://www.sankei.com/affairs/news/181011/afr1810110021-n1.html

 文字のみだとイメージがわかないので、Flightradar24で飛行経路を調べてみました。
(注:2018.10.11 23:06更新 版では地図が追加されていました)

Af293_20181008_1


Af293_20181008_2


Af293_20181008_4


 
 かなり微妙な位置を飛んでいます。
 Flightradar24のデータによれば、皇居接近時の高度は4275ft(1303m)となっています。

【参考外部リンク】 
オリエントタイ航空機による都市上空飛行
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/12/121027_3/05.pdf

 

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2018年6月16日 (土)

旧聞ですがCA61の飛行経路をGIF動画化

 約1週間遅れのネタになりますが、FlightRadar24の画像を拝借してCA61/CCA061の航路をGIFアニメ化してみました。

Ca61

  無料版なので画素が粗いのはご容赦願います。

 画像は以下のデータを利用しました。

    Playback of Air China flight CA61 / CCA061
    https://www.flightradar24.com/data/flights/ca61/#11ac2ef5

Ca61_playbck_2

【参考外部リンク】
 金正恩專機降落新加坡 專機飛航呼號「CCA061」引關注
 https://www.msn.com/zh-tw/news/world/%E9%87%91%E6%AD%A3%E6%81%A9%E5%B0%88%E6%A9%9F%E9%99%8D%E8%90%BD%E6%96%B0%E5%8A%A0%E5%9D%A1-%E5%B0%88%E6%A9%9F%E9%A3%9B%E8%88%AA%E5%91%BC%E8%99%9F%E3%80%8Ccca061%E3%80%8D%E5%BC%95%E9%97%9C%E6%B3%A8/ar-AAyrD3w?WT.mc_id=smbexpress0805edm

 How Kim Jong Un and the North Korean Delegation Traveled to the Singapore Summit
Posted on:  2018-06-11
https://www.flightradar24.com/blog/how-kim-jong-un-and-the-north-korean-delegation-traveled-to-the-singapore-summit/

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2018年6月 8日 (金)

チャンギ国際空港(SIN/WSSS)のNOTAM

  米朝会談に関連して、付近を飛行する航空機に影響がでるようです。

  会談ホテルは空撮不可=最高度の警備-シンガポール
  (2018/06/06-18:44)
  https://www.jiji.com/jc/article?k=2018060601022&g=int

 詳細をFAA(Federal Aviation Administration)のサイトで確認してみました。

  Federal Aviation Administration
  NOTAM
  WSSS   SINGAPORE CHANGI INTL
  https://pilotweb.nas.faa.gov/PilotWeb/notamRetrievalByICAOAction.do?method=displayByICAOs&reportType=RAW&formatType=DOMESTIC&retrieveLocId=WSSS&actionType=notamRetrievalByICAOs

 "2113/18 NOTAMN"が関係ありそうです。
 チャンギ空港から半径40NM以内または高度1万フィート以下では、250ノット以下が要求されています。

 会議が決まる前にこの時期のツアーを計画した人は、予期せぬ影響があるかもしれませんね。

【参考外部リンク】
 Trump-Kim Singapore summit
 Sentosa Island declared 'special event area' as well
 https://www.straitstimes.com/singapore/sentosa-island-declared-special-event-area-as-well

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2018年5月26日 (土)

ネックストラップ・ループアンテナ受信テスト@NRT/JL782/HNL/JL781

 先日作ったネックストラップ・ループアンテナをハワイ旅行で使ってみました。

 ハワイ便の航空会社は受信機の使用が禁止されていることが多い(主に外国航空会社)のですが、今回はJALだったので、GNSS(GPS等)やSDR等の受信機が利用できました。

 受信環境
  アンテナ:自作ネックストラップ・ループアンテナ
  チューナ:DVB-T+DAB+FM USBドングル (R820T+RTL2832U) 改
    スマートフォン:Covia Fleaz Que(CP-L45s)
    SDRアプリ:RadarSick+RadarMaps(ADS-B用)

  受信場所
  成田国際空港(NRT)
    JL782(NRT-HNL)
  モアナ・サーフライダー(Waikiki)
    ダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)
    JL781(HNL-NRT)

  超手抜きで略略写真のみです。

-------------- NRT --------------
【成田国際空港(NRT)】Gate 62


01nrt_g62_jl782_1

02nrt_g62_jl782_2

03nrt_g62_jl782_3

04nrt_g62_jl782_4

【ADS-B受信テスト@NRT】
05nrt_adsb_radarmaps_1

06nrt_adsb_radarmaps_2

 30km程度までは受信できているようです。

【GoogleMapsのTimelineで見たJL872のタキシングと離陸の様子】
07googlemaps_timeline_1

08googlemaps_timeline_2

09googlemaps_timeline_3


【GPS Essentialsによる測位】(ホノルル接近中)
10jl782_hnl_app_gps_essentials

【ホノルル接近中の搭乗機のADS-B信号】
11jl782_hnl_app__adsb_radarstick


12jl782_hnl_app_radarmaps

 ハワイ島では噴火のために飛行が制限されているエリアもあるようですが、ホノルルがあるオアフ島より300km以上先なので影響はないようです。

【ホノルルのホテル(Moana Surfrider)でADS-B信号を受信】
13moana_surfrider_gps

14moana_surfrider_adsb_radarstick_a

15moana_surfrider_adsb_radarstick_a

  島内線の機材(アロハ・エア・カーゴ N301KH)しか見えていません。
 窓が南向きなので、主要路線の機材に対しては受信条件が悪いのかもしれません。

-------------- HNL --------------
【ダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)】

17daniel_k_inouye_international_a_2

ローマ字に引っ張られてInoueと書きそうになります。

【 免税店の前のベンチで受信中】
18hnl_dfs_adsb_radarmaps

19hnl_g17_adsb_radarstick_n92ng_thr

20hnl_g17_adsb_radarmaps_n92ng

  免税店の前のベンチで受信。受信環境が悪い割には結構受信できています。
 高度が確認できる4機の中の3機がon groundとなっています。
 on groundの機材の座標が変ですが、成田でも同じような状態になるので、そのような仕様?
 但し、基準となる座標は、アフリカだったり中近東だったりするので、どのようになっているのかわかりません。

【HNL_G17_JL781】 
21hnl_g17_jl781


 駐機中に搭乗機のADS-B信号が受信できるではないかと思ってRadarStickの画面を見てみると、自機の信号は見えませんが、RadarStickのSメータが振り切れるような強い信号が受信されています。
 機材の登録番号を見ると、N174DZ となっています。
22dal599_n174dz_adsb_radarstick_thr

 機窓から外を見ると、丁度Delta航空の機体がタキシングしています。
 もしかしたらこの機材の信号を受信しているのでないかと思って機材に表示されている登録番号を確認すると"N174DZ"となっています。

23dal599_n174dz_1

24dal599_n174dz_2


25dal599_n174dz_3

 スマホのRadarStickの画面に表示されている登録番号と同じです。
 目の前を通過している機体のADS-Bを受信したのは初めてでした。

 肝心の搭乗機のADS-B信号ですが、今までの経験では離陸前は送信されない場合があるので、離陸後に再度確認してみました。

--------------JL781 --------------

【GPS Essentialsによる測位】(ホノルル離陸直後)
26hnl_jl781_inflight_gps


【搭乗機(JL781)で受信したADS-B信号】
(12:57)
27hnl_jl781_inflight_radarstick_1

28hnl_jl781_inflight_radarmaps_1

 離陸直後から受信できるようになりました。
 搭乗機を含めて飛行中の2機と地上の2機が見えます。

(12:59)
29hnl_jl781_inflight_radarstick_2

30hnl_jl781_inflight_radarmaps_2

  地上の機材は見えなくなりました。

(13:00)
31hnl_jl781_inflight_radarstick_3

32hnl_jl781_inflight_radarstick_3

  搭乗機しか見えなくなりました。

【HNL-NRT】
33googlemaps_timeline_4


 搭乗機の信号が受信できるのは当然かもしれませんが、空港の建物内でも、ある程度受信できているので、空港での出発待ちや飛行中の暇つぶしに少しは役に立つかもしれません。

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