少し前のことになりますが、ネットニュースで以下の記事を見かけました。
通話もできる安価なスマートウォッチに新モデル、Android 5.1を搭載
海外向けで価格は税込11,800円から
AKIBA PC Hotline!編集部
2017年11月16日 11:01
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1091586.html
Finow Q7 Plusというモデルで、ネットで商品の詳細を調べてみると、GNSS(GPS等)に連動する地図が使えるようです。
2017 New wearable devices smart watch Finow Q7 plus support 32GB TF card Android 5.1 3G Wifi BTfor Android PK KW88 smartwatch
https://enormu.com/ecommerce-store/2017-new-wearable-devices-smart-watch-finow-q7-plus-support-32gb-tf-card-android-5-1-3g-wifi-btfor-android-pk-kw88-smartwatch/
以前、カメラ量販店でGPS付の腕時計を見かけて、店員さんに測位性能はどの程度なのか聞いたことがあります。
そのときは、たまたま店員さんがGPS付の腕時計を着用していたので、店舗の入口でデモをしてもらいました。
地図モードに切り替えた時には、表示が新宿西口になっていたので、既に測位可能な状態になっていたようです。
縮尺の変更テストをしてもらったのですが、日本地図から店舗前の道路まで問題なくズームができていました。
性能的には中々よさそうです。
参考までにお値段を聞いてみると、10万円に近かったので、とても手が出ませんでした。
もしかしたら、以下の商品だったのかもしれません。
*
watch impressで紹介されていたFinow Q7 plusは、1万円程度なので、これならどうにかなりそうです。
この種の製品は、信頼性に問題があることが多々ありますが、好奇心に負けて買ってしまいました。
【Finow Q7 Plus】




(画像をクリックするとモアレが減ります)
腕時計型なので、操作性は相当に悪いですが、どうにかGPS TESTをインストールしました。
【GPS TEST(左:FLEAZ Que、右:Finow Q7 Plus)】

比較用のFLEAZ Queと一緒に30分程度窓際においてみました。
FLEAZ QueはIn View 19でIn Use 4となり、測位できていますが、Finow Q7 PlusはIn View 11でIn Use 0のままで、一度も測位できませんでした。
可視範囲にあると思われる11個の衛星の位置は表示されているので、どこからか位置情報を取得している筈なのですが、詳細はよくわかりません。
かなり受信条件は悪いですが、いままで、FLEAZ Que以外の他の数種類のスマホも同じような条件で受信できています。
受信感度が悪いかの、あるいは、GNSS部が故障してるのか判りませんが、条件のいいときに再度試してみたいと思います。
単に感度が悪いという問題であれば、条件がよければ測位できる可能性はありますが、万一故障である場合には、致命的な動作不良(起動不可等)以外は保証対象外のようなので、外れを引いたと思ってあきらめるしかないかもしれません。
【追記】
NMEA Data Loggerをインストールして走らせてみると、それらしいセンテンスが出力されるのですが、明らかに信号が受信できない環境でも、文字列が連続的に表示されているので、実際の受信状態が判断困難です。

多分センセンスを解析して意味が理解できれば判断できるのでしょうが・・・
NMEA Data Logger - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.dip.tako4652.nmeadatalogger&hl=ja
【余談】
Finow Q7 PlusにGNSS関連のアプリをいくつかインストールしようとしたですが、全くインストールできないもの、インストールできたように見えるが実際にはインストールされていないもの、インストールはできるが操作画面がスクロールできないため入力ボタンが表示されないものなど、色々と制限があるようです。
趣味で触る分にはいいのかもしれませんが、実用製品として使おうとするとストレスが溜まるかもしれません。
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