2017年11月23日 (木)

Finow Q7 Plus (Android Watch)を衝動買いしてGPS TESTを入れてみましたが・・・

 少し前のことになりますが、ネットニュースで以下の記事を見かけました。

  通話もできる安価なスマートウォッチに新モデル、Android 5.1を搭載
  海外向けで価格は税込11,800円から
  AKIBA PC Hotline!編集部
  2017年11月16日 11:01
  https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1091586.html

 Finow Q7 Plusというモデルで、ネットで商品の詳細を調べてみると、GNSS(GPS等)に連動する地図が使えるようです。

  2017 New wearable devices smart watch Finow Q7 plus support 32GB TF card Android 5.1 3G Wifi BTfor Android PK KW88 smartwatch
  https://enormu.com/ecommerce-store/2017-new-wearable-devices-smart-watch-finow-q7-plus-support-32gb-tf-card-android-5-1-3g-wifi-btfor-android-pk-kw88-smartwatch/

 以前、カメラ量販店でGPS付の腕時計を見かけて、店員さんに測位性能はどの程度なのか聞いたことがあります。
 そのときは、たまたま店員さんがGPS付の腕時計を着用していたので、店舗の入口でデモをしてもらいました。
 地図モードに切り替えた時には、表示が新宿西口になっていたので、既に測位可能な状態になっていたようです。
 縮尺の変更テストをしてもらったのですが、日本地図から店舗前の道路まで問題なくズームができていました。
 性能的には中々よさそうです。
 参考までにお値段を聞いてみると、10万円に近かったので、とても手が出ませんでした。

 もしかしたら、以下の商品だったのかもしれません。

 
 watch impressで紹介されていたFinow Q7 plusは、1万円程度なので、これならどうにかなりそうです。
 この種の製品は、信頼性に問題があることが多々ありますが、好奇心に負けて買ってしまいました。

【Finow Q7 Plus】
Finow_q7_plus_1

Finow_q7_plus_2

Finow_q7_plus_3

Finow_q7_plus_4
(画像をクリックするとモアレが減ります)

 腕時計型なので、操作性は相当に悪いですが、どうにかGPS TESTをインストールしました。

【GPS TEST(左:FLEAZ Que、右:Finow Q7 Plus)】
Gps_testfleaz_quefinow_q7_plus


 比較用のFLEAZ Queと一緒に30分程度窓際においてみました。
 FLEAZ QueはIn View 19でIn Use 4となり、測位できていますが、Finow Q7 PlusはIn View 11でIn Use 0のままで、一度も測位できませんでした。

  可視範囲にあると思われる11個の衛星の位置は表示されているので、どこからか位置情報を取得している筈なのですが、詳細はよくわかりません。

 かなり受信条件は悪いですが、いままで、FLEAZ Que以外の他の数種類のスマホも同じような条件で受信できています。
 受信感度が悪いかの、あるいは、GNSS部が故障してるのか判りませんが、条件のいいときに再度試してみたいと思います。
 単に感度が悪いという問題であれば、条件がよければ測位できる可能性はありますが、万一故障である場合には、致命的な動作不良(起動不可等)以外は保証対象外のようなので、外れを引いたと思ってあきらめるしかないかもしれません。

【追記】
  NMEA Data Loggerをインストールして走らせてみると、それらしいセンテンスが出力されるのですが、明らかに信号が受信できない環境でも、文字列が連続的に表示されているので、実際の受信状態が判断困難です。
Nmea_data_logger


 多分センセンスを解析して意味が理解できれば判断できるのでしょうが・・・

NMEA Data Logger - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.dip.tako4652.nmeadatalogger&hl=ja

【余談】
 Finow Q7 PlusにGNSS関連のアプリをいくつかインストールしようとしたですが、全くインストールできないもの、インストールできたように見えるが実際にはインストールされていないもの、インストールはできるが操作画面がスクロールできないため入力ボタンが表示されないものなど、色々と制限があるようです。
 趣味で触る分にはいいのかもしれませんが、実用製品として使おうとするとストレスが溜まるかもしれません。

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2017年11月19日 (日)

u-blox7+momo8w+u-centerでQZSSの衛星を表示

 以下の資料を見ると、QZSSの衛星QZSの信号はハワイでも受信できそうな感じがします。

  国土地理院
  準天頂衛星システムの 技術情報
  http://www.gsi.go.jp/common/000093429.pdf

  衛星測位サービス
  http://qzss.go.jp/technical/system/pnt.html
  カバレッジ
  http://qzss.go.jp/technical/system/pnt.html#section01

  準天頂衛星システムが具備する機能及びカバーエリアについて
  http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seisan/juntenchoueisei/002_01_00.pdf

 それなりの時間と費用をかけた専用の設備で「監視」するのと、スマホやGNSSロガー等の民生端末で受信するのでは、レベルが全く異なるのでそう簡単には受信できないかもしれません。

 もしQZSの信号をハワイで受信できたら面白いかも知れないと思って、仕掛けを考えてみました。
 持ち歩くことを考えたらなるべく小型軽量が望ましいです。
 受信の確認はスカイプロットやレベルプロットで確認するつもりですが、各国の衛星を全部表示するとQZSの情報が見えにくくなるので、QZSを選択的に表示できることが望ましいです。

 手元にある、ハードやソフトを組み合わせればどうにかなるかも知れません。
 一番手っ取り早いのは、QZSS対応のスマホにモニタアプリを入れることですが、いまのところQZSを選択的に表示できるアプリを知りません。
  なお、「GPSステータス」は、スカイプロットではQZSの選択表示が可能ですが、レベルプロットの選択表示はできないようです。また、スカイプロットは、コンパスと連動して回転するので、画面をキャプチャしてアニメ表示するのに適していません。
 また、スマホのスクリーンショットを所定間隔で取得するのもあまり簡単でないようです。(アプリはあるようですが・・・)

 ということで、以下の組み合わせを考えて見ました。

   u-blox7+momo8w(Windows 10)+u-center(8.26)+画面ライター

 この組み合わせであれば、小型軽量とQZS選択表示と連続キャプチャが実現できますが、中華Padのmomo8wが一寸非力なので、操作性が一寸問題です。

 上記組み合わせで、部屋の中を移動して受信してみました。

【u-centerの表示画面】
Ublox7momo8wucenter_qzss

 約5分間の信号の変化を10秒間隔で撮影し、0.2秒間隔で再生しています。

 窓に近づくと信号が受信でき、離れるとロストします。
 基本的な動作はOKのようですが、長期間の連続記録が可能かどうかを確認する必要があります。
 なお、momo8wは、専用のUSBハブを使用することにより、OTG機能を使用しながら、本体の充電が可能です。

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2017年11月18日 (土)

momo8wにGNSS-USBドングル(u-blox7)を外付けしました

  先日購入したUSBドングル(u-blox7)はQZSSに対応していることが確認できたので、GNSS機能がないDragon Touch X10に外付けしようと思ったのですが、10インチのタブレットを持ち歩くことはあまりないので、もう少し小型のGNSS無しタブレットに外付けしてみることにしました。
 以前、m-241cを中華Padのmomo8w(Windows 10)に外付けしたことがあるので、m-241cに代えてu-blox7で試してみました。

 受信の確認にはu-center 8.26を使用しました。

 u-blox7とmomo8wとの間は、L字状のマイクロ/標準変換USBコネクタを使用しました。
 USBケーブルと違ってブラブラしないのはいいのですが、外力が加わるとコネクタが折れるかもしれません。
 金網入り窓の内側で実験して見ました。

【u-blox7+momo8w+u-center & FLEAZ Que】

 窓の内側というのは結構条件が厳しいですが、どうにか受信できているようです。
 但し、QZSSの信号は受信できていません。
 一見QZSSが受信できているように見えますが、他の衛星からの信号を参照しているものと思われます。

 これだけだと、実際の役に立つかどうかが判らないので、地図ソフトと連動させてみました。
 地図ソフトは、体験版スーパーマップルデジタル18を使いました。

【u-blox7+momo8w+Super Mapple Digital 18】
Ublox7momo8wsuper_mapple_digital


 自分の位置が表示されていますが、本当にu-blox7のデータだけで測位されているのか、他のデータを参照しているのかはよく判りませんが、u-blox7の1PPSのランプは1秒周期で点滅しているし、ログも1秒ごとに出力されているので、u-blox7で測位していると考えてよいようです。

 Windowsモードのmomo8wでは動作したので、次にmomo8wをAndroidモードにして試してみる予定です。

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2017年11月16日 (木)

みちびき(QZSS)対応USB接続GNSSレシーバ(u-blox7/G7020)を買いました

  先日、Dragon Touch X10 2017(10.1インチ, Android 7.0)を買いましたが、GNSS(GPS等)機能はありません。
 10インチのタブレットを持って出歩くことは殆どないので、実用上は特に不便はありません。
 GNSSが無いことは 買う前から判っていたことですが、やっぱり有ったほうが、色々遊べそうです。
 ということで、外付けのGNSSモジュールを探してみみました。

 以前、momo8wにUSB経由でGPSロガー(m-241c)を外付けして使用したことがあるのですが、タブレットとGNSS端末をUSBケーブルで接続して使用するというのは、余り使い勝手がよくありません。

 USBドングルタイプのGNSSレシーバであれば、タブレットに直挿して使えるので便利そうです。
 ドングルタイプのものはいくつかあるようですが、折角なのでみちびき(QZSS)対応のものを探してみました。

 商品説明には明記されていないのですが、カスタマーレビューを見ると、以下の製品がQZSSに対応しているようです。

  GPS,GLONASS対応USB接続GPSレシーバー

  説明の中にG7020搭載という記載があったので、仕様を調べてみました。

  UBX-G7020 
  u-blox 7 GPS chips
  https://www.u-blox.com/sites/default/files/products/documents/UBX-G7020_ProductSummary_%28UBX-13003349%29.pdf

 "GNSS engine for GPS/QZSS, GLONASS"と書いてあるので、みちびきに対応していると考えてよいようです。
 価格も比較的安いので。これを買うことにしました。
 
 中国発送なので、到着まで約1週間かかりました。
 小さな商品なので、途中でどうかなるかもと心配していましたが、無事に到着しました。

【QZSS対応USB接続GNSSレシーバ(u-blox7/G7020)】
Gpsglonassqzss_usb_dongle_receiveru

Gpsglonassqzss_usb_dongle_receive_2

Gpsglonassqzss_usb_dongle_receive_3

Gpsglonassqzss_usb_dongle_receive_4



  とりあえずPC(ThinkPad X230, Windows 7)に接続して動作するかどうか確認してみました。
 表示アプリは、最近u-bloxから以下のメールで案内があった u-center software (v27)を使用しました。

----------------------------------------------------
Hi there,
A new version of the u-center software (v27) is available!
===================================================================
Thank you for your interest in our technology.
You can download the newest update with the following link:

[ DOWNLOAD SOFTWARE ](https://ublox.apms5.com/anywhere/m?s=ublox&m=s_b12170c8-468e-4562-9e65-3441723ba3c9&u=e1jq4wvfdtfmactp6wwk2e1q5mu36du65mu3gh1p5mw48gu25mum2du46x246h9m8n1kg&r2=d1u78w3k78qjyxvqewq7abb2dhqqgbk3dxpjywv9ehjq6bv4cnk62xbcegqpcubccntjyx9dcdjpwx35e9tpax3ne1fqce1e68vjwyk9e0&n=5)

Kind regards,
u-blox
----------------------------------------------------

【U-center 8.27】
Ucenter_827_qzss_a

Ucenter_827_qzss_b

 Q2がコバルト色で表示されているので、測位に利用可能な状態で受信できているようです。
 Satellite Level Historyには日の丸が五個見えますが、意味はよく判りません。

 取り合えず、QZSSに対応していることがWindowsで確認できたので、次は、Dragon Touch X10(Android 7.0)にこのGNSSドングルを接続して使用できるかどうか、確認してみる予定です。

【2017.11.17:一部修正】

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2017年11月 7日 (火)

QZS-4の初送信はCLAS(L6)だった!?(訂正あり)

 東スポみたいなタイトルで気が引けますが・・・

 下記のサイトによれば、既にQZS-4からの送信が開始されているようです。

  IGS MGEX QZSS
  http://mgex.igs.org/IGS_MGEX_Status_QZSS.html
(以下、上記URLから抜粋引用)[本家よりも見やすいような気が・・・・]
-------------------------------------
Date           UTC        Satellite PRN  Description Notes
2017/10/09  22:01      QZS-4     J03  Launch of QZS-4  NAQU 2017091 
2017/11/01  Morning   QZS-4     J03  Start of signal transmission, partly using non-standard code J06  CONGO/MGEX monitoring 
2017/11/02  Morning   QZS-4     J03  Transmission of non-standard code J06  CONGO/MGEX monitoring 
-------------------------------------

 下記サイトによれば、QZS-4のPRNは、195(L1C/A, L6)であると思われます。
 
  Constellation Information
  http://sys.qzss.go.jp/dod/constellation.html

 IGS MGEXのサイトでは、QZS-4の表記はJ03となっています。
  以下のような説明がありますが、関係がよく判りません。
-------------------------------------
• QZSS employs distinct PRNs for the L1 SAIF SBAS signal (PRN(SAIF) = 183, 184, ...) and the other ranging signals (PRN(std) = 193, 194,...). In order to ensure a unique RINEX satellite number for each QZSS satellite, it is recommended to consistently use the satellite number "Jnn" with n = PRN(std)-193=PRN(SAIF)-183. Use of an SBAS RINEX satellite number "Snn" with nn = PRN(SAIF)-100 is deprecated.
-------------------------------------

   NAQUの最近の情報を見てみましたが、 CLAS(L6) UNUABLEの情報しかないように思われます。
 QZS-4の情報はよく判りません。SVNやPRNはNot Available?(12017/11/07現在)

  NAQU情報
  http://sys.qzss.go.jp/dod/naqu.html

 
 最近の情報(2017106, 2017107)は、 CLAS(L6) に関するものであったので、他に何か情報がないかと思って、下記のサイトを覗いてみました。

  Centimeter Level Augmentation Service (CLAS)
  http://sys.qzss.go.jp/dod/archives/clas.html

  Data List
  L6 Signal
  Results from 2017-10-09 to 2017-11-07

  最新データ:2017/11/07 06:00:00
  最古データ:2017/10/31 03:00:00

 雰囲気的には、"2017/11/01  Morning  QZS-4     J03  Start of signal transmission, partly using non-standard code J06"の情報に対応しているような気もしますが、全くの勘違いかもしれません。

  GR-8013Uで受信している範囲では、PRN193(QZS-1)とPRN194(QZS-2)しか見えていないので、当方のような素人無銭家のレベルでは、受信不可能なようです。

【u-center QZSS skyplot_levelhistory 2017.11.08 00:00-2017.11.09 00:00】(2017.11.09追記)
Ucenter_qzss_20171108_000020171109_


  もし送信されたのがCLAS(L6) であるとすると、周波数は1278.75MHzなので1周波数(1575.42 MHz)用のGR-8013Uでは受信できません。
(2017.11.11追記:L6ではなくてL1のPRN198だったようです)
 QZS-4からL1C/Aの信号が送信されるまで、待つことにします。
 FY(Fiscal Year)2018から正式運用ということのようなので、遅くとも来年4月には受信できるようになるでしょう。

【2017.11.11追記】
  他の方から、L1の信号(PRN195, PRN198)が送信されていたという情報を頂きました。(ありがとうございました)

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2017年11月 3日 (金)

QZSの選択表示が可能なAndroidアプリ"GPS status & Weather"

  GNSS/RNSS(以下、GNSSと略記)の衛星の配置状態はSkyPlotで見ることができますが、最近は衛星の数が多いので、全部を表示すると、QZSSの衛星の状態が見難いです。

 Windows用の表示アプリ"u-center"では、衛星フィルタがあるので、QZSのみを表示することができるので、見やすいです。
 また、Android用のアプリでは"GPS Test"には衛星フィルタ機能があります。

 Android用の他のアプリがないかと思っていたら、多機能(?)な以下のアプリがありました。

  GPS status & Weather - Google Play の Android アプリ
   khaled habbachi
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.khalnadj.khaledhabbachi.gps&hl=ja

  アップデート:2017年7月30日
  インストール:10,000~50,000
  現在のバージョン:2.0.3
  Android 要件:2.3.3 以上

 U/Iが派手なので一寸心配ですが、とりあえずインストールしてみました。

【GPS status & Weather】
Gps_status_weather_all_satellite


Gps_status_weather_qzss


Gps_status_weather_levelplot


Gps_status_weather_map


Gps_status_weather_wx_forecast

  「エラー」の表示が気になりますが、他は特に問題はないようです。(安全性は不明)
(追記:気象データが変なときあり)
 衛星フィルタと思われるボタンが三つありますが、右端のボタンのみをONにしたときにQZSSの衛星(画面では、QZS-1/PRN193)が表示されています。

 地図は端末に保存されるようなので、事前に訪問予定エリアをキャッシュしておけばオフラインで使えそうです。

【キャッシュされた地図】
Gps_status_weather_cached_map1


Gps_status_weather_cached_map2_2


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2017年11月 1日 (水)

「マルチウィンドウ機能」に惹かれてFLEAZ QueをAndroid 7.0化しました

 しばらく前にQZSS受信用に購入したFLEAZ Queは、今のところ調子よく働いているようです。
 QZSSの衛星は上空に4機(QZS-1,2,3,4)ありますが、現時点では、当方のような素人無線家が受信を確認できるのは、QZS-1(PRN193)とQZS-2(PRN194)の2機だけのようです。

  QZSS SATELLITES
  https://www.n2yo.com/satellites/?c=47

  Constellation Information
  http://sys.qzss.go.jp/dod/constellation.html

 また、この2機も常時受信できる訳ではなくて、信号の断続やレベルの変化があるようです。
  u-bloxのGNSS/RNSS受信機GR-8013Uの出力を、表示ソフトu-centerのLevel Historyで見ていると、結構頻繁に信号が変化しています。

 スマホ用のGNSS/RNSS表示アプリもいくつかありますが、それぞれのアプリで表示の様子が異なります。
 たとえば、Aというアプリでは表示されていた衛星が、Bというアプリでは表示されないということがあります。
 単純に考えると、Aのアプリが良いような感じがしますが、測位時刻が異なると衛星の配置が違ってくるし、アプリを切り替えるためにスマホを手で操作した場合には、位置が移動して電波伝播状態が変わったり、ボディエフェクトの影響が出たりする可能性があります。
 これらの問題を避けるためには、同じ受信チップの出力を異なるアプリで同時に表示すれば良いような気がします。
 しかし、今まではスマホレベルでそのような使い方は見たことがありませんでした。

 FLEAZ Queを購入した主な理由は、それまでQZSS受信用に使用していたFLEAZ F5がバッテリ膨張のために使用不可能になったためです。
 もう一つの理由は、最近のアプリは動作要件がAndroid 6.0以上というものは増えてきたためです。
 購入時は、FLEAZ QueはAndroid 6.0でしたが、最近Android 7.0にバージョンアップ可能になったようです。

  FLEAZ Que ファームウェアアップデートのお知らせ
  http://www.fleaz-mobile.com/news/news20171012_03.html

 Android 7.0の機能の一つとして「マルチウィンドウ機能」があるようです。

  Android 7.0の新機能 画面を2分割できる「マルチウィンドウ機能」
  https://andronavi.com/2017/01/379234

 この「マルチウィンドウ機能」を利用すれば、同じ受信条件で二つのGNSS/RNSS表示アプリを比較できるかもしれません。

 最近気になっているGNSS/RNSS表示アプリとしてGnssLogger があるのですが、以下の記事を見ると、"Future Android phones with the Android N (or newer) OS, when paired with GPS chips manufactured in 2016 or later, will support the GNSS raw measurements API."と書いてあります。
 Android 7.0以降のバージョンが要件のようです。

  Innovation: Precise positioning using raw GPS measurements from Android smartphones
  November 7, 2016
  http://gpsworld.com/innovation-precise-positioning-using-raw-gps-measurements-from-android-smartphones/

 色々課題もあるようですが、当方は新し物好きですし、無料でバージョンアップできる(バージョンダウンは有料)ようなので、取り合えず、FLEAZ QueをAndroid 7.0にバージョンアップしました。
 なお、アプリによっては、「マルチウィンドウ機能」に対応していない場合もあるようなので、下記の記事を参考にして、設定を変更しました。

  全てのアプリでマルチウィンドウ機能を使う方法!「分割画面がサポート…」を解除する [Android]
  https://sp7pc.com/google/android/android-howto/8679

  GnssLoggerは、以下のサイトのものをダウンロードして、FLEAZ Quにインストールしました。

  GnssLogger V 2.0.0.1 Release
  https://github.com/google/gps-measurement-tools/releases/tag/2.0.0.1

 
 早速、「マルチウィンドウ機能」を試してみました。

【GPS TEST + GnssLogger】
Gps_testgnsslogger


【GnssLoggerのみを表示】
Gnsslogger

Gnsslogger_satellite_filter


【GPS TEST + AndroiTS GPS Test】
Gps_testandoits

【AndroiTS GPS Test + GnssLogger】

  GnssLoggerの動作が不安定なのか、マルチウィンドウがうまく機能していないのか、よく判りませんが、時々一方のアプリしか動作していないことがあります。
 この場合は、動いていない方のアプリの画面にタッチすると、動作するアプリが切り替わります。
 また、GnssLoggerを単独で動作させている場合でも、途中で初期画面に戻っていることが結構あります。
 GnssLoggerには衛星フイルタがあるのですが、いままでのところ、QZSSの衛星が表示されたことはありません。

  画面が小さいので、2画面を表示してもあまり実用的ではないかもしれませんが、色々遊べそうです。

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2017年10月29日 (日)

FLEAZ Que(GNSS), SH-01F(SDR)機内テスト等

 福岡に行く用事があったので、FLEAZ QueとSH-01Fを携帯して、途中の暇つぶしに色々と試してみました。

  FLEAZ Queは、GNSS(GPS等)/RNSS(QZSS等)の受信用です。
 SH-01Fは、主にSDR(SDR Touch, RadarStick)用に使いました。


【羽田空港の65番ゲートに駐機中のANA249の機内で測位】
  昔のGPSロガーが機内での測位が難しくて、窓に押し付けた状態でもやっと測位できるということが多かったです。
 しかし、最近のモデルは、窓際であれば、テーブルの上に置いたままの状態でも結構信号を拾ってくれます。
 
 今まで、窓際以外に座ったことが殆どなかったのですが、今回の利用便(ANA249,HND-FUK,B777-200)の席が窓から2列目でした。
 最近購入したFLEAZ Queは、手持ちのGNSS/RNSS受信端末としては、衛星の捕捉特性が良いような感じなので、受信テストをしてみました。

(1-1)65番ゲート(空港マップから引用)
11hnd_gate_65_airport_map


(1-2)駐機中のANA249の機内で測位したDeviation Map
12ana249_fleaz_que_zdevive_test_dev
 FLEAZ QueにインストールしたZ-Device TestのGPS Accuracy TestのDeviation Mapを表示。
3分間の測位で平均誤差は33m。
 窓から2列目にしては悪く無いかも?

(1-3)各種測位データ
13ana249_fleaz_que_zdevive_test_gps

(1-4)GPS Accuracy Testで生成されたKMLデータをGoogle Earthで表示。(後処理)
14hnd_gate_65_google_earth
  写真では駐機していないゲートが65番ゲートです。

(1-5)Z-devive testによるスカイプロット
15ana249_fleaz_que_zdevive_test_sky

【タキシングから離陸まで(D滑走路)】
(1-6)離陸待ち(RWY05)
16ana249_fleaz_que_wait_for_takeoff

(1-7)離陸
17ana249_fleaz_que_takeoffrwy05

(1-8)HND_RWY05
18hnd_rwy05



【巡航中のANA249の機内で測位】
 AndroiTS GPS TestとGPS TESTで測位。
(2-1)11251m_722km/h
21ana249_fleaz_que_androits_gps_tes

(2-2)11466m_717km/h
22ana249_fleaz_que_androits_gps_tes

(2-3)AndroiTS GPS Testレベルプロット
23ana249_fleaz_que_androits_gps_tes

(2-4)AndroiTS GPS Testスカイプロット
24ana249_fleaz_que_androits_gps_tes

(3-1)GPS Testレベルプロット
31ana249_fleaz_que_gps_test_levelpl

(3-2)GPS Testスカイプロット
32ana249_fleaz_que_gps_test_skyplot


【SH-01FにインストールしたGPS EssentialsによるANA249の飛行位置/高度表示】
(4-1)ALT_11516m
41ana249_gps_essentialssh01f_alt_11

(4-2)ALT_4445m
42ana249_gps_essentialssh01f_alt_44

(4-3)ALT_1006m
43ana249_gps_essentialssh01f_alt_10

(4-4)ALT_408m
44ana249_gps_essentialssh01f_alt_40

(4-5)ALT_103m
45ana249_gps_essentialssh01f_alt_10

 着陸後の表示高度が高すぎる?

【ヒルトン福岡シーホーク】
http://www.hiltonfukuokaseahawk.jp/

(5-1)SH-01FにインストールしたRadarStickでADS-Bを受信。
51hilton_fukuoka_seahawk_10fadsb_sh
 見晴らしはいい割にはあまり受信できませんでした。
 窓が西向き(空港とは反対側)だったから?

(5-2)FLEAZ Queにインストールした Z-Device TestのGPS Accuracy Testで生成されたKMLデータをGoogle Earthで表示。(後処理)
52hilton_fukuoka_seahawk_10ffleazqu
空が西側しか開けていないので、測位中心が偏っています。


【福岡空港】
Fukuoka_Airport
https://en.wikipedia.org/wiki/Fukuoka_Airport

(6-1)SH-01FにインストールしたRadarStickでADS-Bを受信(6番ゲート付近)
61fukuoka_airportadsb_sh01fradarsti

(6-2)RadarStickのスクリーンショット
62fukuoka_airportadsb_sh01fradarsti

62rsdarmap_2


  高度の表示が "on ground"となっている機体が2機あります。
 着陸済みだということだと思いますが、距離が8025km、座標が33°35′N  40°26′Eとなっています。
 どこかと思ったらイラクでした。 不思議・・・

(6-3)33°35′N  40°26′E
633335n_4026e



(6-4)SH-01FにインストールしたSDR TouchでFUK_TWRを受信
64fukuoka_airporttwr_sh01fsdr_touch
 ノイズとスプリアスが多いですが、強電界なので自作ネックストラップアンテナでも受信可能でした。

【巡航中のANA258の機内で測位】
 帰りの便は窓際でした。
(7)ANA258(FUK-HND)GPS Essentials
7ana258fukhndgps_essentials


【巡航中のANA258の機内でADS-B受信】
(8-1)ANA258 FUK-HND(ADS-B SH-01F+RadarStick)表
81ana258_fukhndadsb_sh01fradarstick

(8-2)ANA258 FUK-HND(ADS-B SH-01F+RadarStick)裏
82ana258_fukhndadsb_sh01fradarstick
  何機か表示されましたが、搭乗機は表示されませんでした。

【羽田空港に接近中】
(9)ANA258 GPS Essentials(SH-01F) ALT_1324m
9ana258_gps_essentialssh01f_alt_253



 暇つぶしにしては一寸手間がかかってしまいましたが、窓から2列目でも結構衛星が受信できたのは収穫でした。

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2017年10月17日 (火)

Z-Device TestでGPS等の測位誤差を2次元表示(Deviation Map)

 u-blox用の表示ソフトu-center(Windows)では、Deviation MapによりGNSS(GPS等)/RNSS(QZSS等)の測位誤差を2次元的に表示できるので、誤差の広がりが直感的に判り易いです。
 同じような機能のAndroidアプリを、GPSをキーワードにして探していましたが、適当なものが見つかりませんでした。
 先日、Z-Device Testで衛星の軌道表示ができることが判ったので、色々触ってみたら、測位誤差の2次元表示が可能でした。
 
 
 メニューボタン(縦三つの点)をタップすると、誤差測定のポップアップが表示されます。
  なお、スマホの種類によっては、メニューボタンが表示されない場合があるようです。

【Z-Device Test(GPS Accuracy Test)】
Zdevice_testgps_accuracy_test_1

Zdevice_testgps_accuracy_test_2


【10分後】
Zdevice_testgps_accuracy_test_3
  サンプル数:32
 分散範囲:10.41m×8.15m
  平均誤差:5.92m

【約8時間半後】 
Zdevice_testgps_accuracy_test_4
  サンプル数:2256
 分散範囲:65.62m×50.78m
  平均誤差:45.97m

【受信環境】(Fleaz Que)
Fleaz_que



 なお、NMEAとKMLのデータは保存可能です。

【測位データ格納場所】
Zdevice_testgps_nmea_kml


 /storage/emulated/0/zausa/Z-Device Test

 KMLのデータをGoogle Mapで表示すると、スマホを置いた窓のすぐ外(1~2m)が測位位置になっていることもありますが、全体的には20~30mの誤差があるようです。

  今回の測定では、かなり精度が悪いですが、北向き窓の金網入りガラスの内側で、ベランダの天井と隣の建物のためにスマホ(Fleaz Que)からは空が見えないという劣悪な受信環境なので仕方がないかもしれません。

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2017年10月15日 (日)

Z-Device TestでGPS(NAVSTAR)の詳細情報を表示

 自分が使っているスマホやタブレットが、どのようなセンサを備えているかを確認したり、センサが正常に動作しているかどうかを確認する場合に、AndroidアプリのZ-Device Testを使うときがあります、

  Z - Device Test - Google Play の Android アプリ
  ZAUSAN Innovacion Tecnologica
  https://play.google.com/store/apps/details?id=zausan.zdevicetest&hl=ja
  アップデート:2017年3月13日
  インストール:1,000,000~5,000,000
  現在のバージョン:1.8
  Android 要件:3.0 以上
  提供元:ZAUSAN Innovacion Tecnologica

 色々なセンサをチェックできますが、今までは各センサの詳細については良く見たことがなかったのですが、GPSの項目では、結構詳細な情報が表示されます。

【Z-Device TestによるGPS(NAVSTAR)情報表示】
Zdevice_testgps_1

Zdevice_testgps_2

Zdevice_testgps_3

Zdevice_testqzs

  10インチタブレットME301Tによる表示なので、普通のスマホとは表示形態が異なっています。
 一寸見難いですが、QZSの情報も表示されています。
  天頂付近の「194」がQZS-2で、 NMEAセンテンスの$QZGSA, $QZGSVがQZSSの衛星QZSのデータです。

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