2016年1月14日 (木)

台北松山空港でプリペイドSIMを買いました

 今回台湾に行くことになったので、現地通話とデータ通信用にプリペイドSIMカードを買うことにしました。
 利用する空港は台北松山空港なので調べてみると中華電信のカウンタがあるようです。

  台北松山空港 - 松山機場
  トップページ > 乘客サービス > サービス施設 > 電信サービス
  中華電信
  http://www.tsa.gov.tw/tsa/ja/psg_telecommunication.aspx#

【台北松山空港中華電信カウンタ】 (電)の場所です
Photo
  (ソース:http://www.tsa.gov.tw/tsa/images/psg/0feb535bfed91504fd83331ccf228b05.png

Photo_2

Photo_3

Photo_4

 出国手続きを終えて到着ロビーを真っ直ぐ進むと中華電信カウンタが見えました。
 出口Dのすぐ右側です。
 カウンタの近くに行くと、スタッフが料金プランが書かれたメニュを持って来てくれます。
 当方は以下のプランに決めていたので、このページを印刷した紙の3-dayに印をつけてみせると順番待ちの整理券を発行してくれました。

  Chunghwa Telecom
  3-day Data/Wi-Fi unlimited Internet access plan 3G day plan pre-paid card -3 day pass NTD$300 (Around US$9.80)
  (includes NT$100 credit for voice)
  https://www.twgate.net/prepaidcard/product_en.html
  
  3日間Data/Wi-Fiネット接続3Gデイ型プリペイドカード-3デイタイプ NT$300 (約990円)
 (NT$100通話料無料)
  https://www.twgate.net/prepaidcard/product_jp.html

 主な用途はデータ通信と同行者との連絡用音声通話なので多分これで問題ないでしょう。

 SIMは常用のスマホCovia FLEAZ F5 CP-F50aKに挿すつもりなのですが、このCP-F50aKには機内でのADS-B信号受信実験用にチューナやアンテナを取り付けているので、そのままカウンタに出す訳にはいきません。
 手続き前に外付け部品を取り外すことも考えられますが、機内やロビーで作業するのはトラブルのもとになりそうです。
 ということで、今回はSIM購入手続き用に別の端末(Newman NX NM860)を持ってきました。

 当方の場合は、先客が一人いただけなので、待ち時間は5分程度でした。
 窓口で、料金プランを書いた紙とNM860とパスポートを渡し、申込み用紙に名前(2か所)記入すると5分程度で手続きが終わりました。
 手続きしている間に待っている人が増えてきたので、タイミングによってはもっと時間がかかるかもしれません。

 ホテル(Caesar Park Taipei)に着いて、SIMを入れたNM860でNHKをリモート視聴をしてみると、平均で800kbps~1Mbps程度は出ているようです。

 リモート視聴(ロケフリ)環境:
 送信側
  ビデオストリーム送信機:「どこでもテレビ」PTA-8960A7 (net-TV BOX)
   AV入力端子:地デジチューナ UNIDEN DTH11
   Camera入力端子:スカパー!HDチューナPanasonic TZ-HR400P (HDDレコーダRD-Z300経由)
 (入力はいずれもNTSCコンポジット信号)
 受信側
  受信端末:Newman NX NM860、Covia FLEAZ F5 CP-F50aK
   通信プラン:中華電信 3G プリペイドSIM
   視聴アプリ:Net-TV mobile2

【リモート視聴@Caesar Park Taipei 12F】
Chunghwa_telecom_prepaaid_sim_1_2Chunghwa_telecom_prepaaid_sim


Chunghwa_telecom_prepaaid_sim_3

 今までの経験では400kbps程度あれば画像が止まることはないので、多分これで大丈夫でしょう。

 その後、SIMをNM860からCP-F50aKに挿し替えましたが、そのまま使うことができました。

【中華電信プリペイドSIM】
Sim1

Sim2

Sim3


 GPS使用時に地図を表示する場合には、移動時の地図の更新が少し遅れることがありますが、許容範囲かもしれません。

 条件が悪そうな場所でも試してみようということで、十分に行く列車内(瑞芳駅付近)でNHKを視聴してみました。

【台湾の瑞芳駅付近でNHKをリモート視聴】

  瑞芳車站
  車站位置
  http://www.railway.gov.tw/Rueifang/CP.aspx?SN=10930

 市街地に近いので、かなり電波状態は良いようで800kbps~1Mbps程度は出ていました。
 しかし、山間部に入ると圏外の場所がかなり多かったです。

  Chungwha Telecom (Emome) Coverage
  http://www.emome.net/internet_coverage

 現地でデータ量無制限の安いSIMが利用できると、インターネットブラウズやGPS使用時の地図表示に便利です。
 また、ホテルのテレビでも日本の放送が受信可能でしたが、全く面白くないので、小さな画面でも日本の番組をリアルタイムで見たい場合には、役に立つかもしれません。

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2015年12月12日 (土)

スマホ(Priori FT132A)の検証ツールでワイドFM放送を受信

  ワイドFM放送(FM補完放送)ネタが続きます。

 以前購入した低価格スマホ freetel Priori FT132Aには、「検証ツール」のモードがあります。
 テレビ等のメンテナンスモード、サービスモード、ファクトリーモードと同様の製造・調整用の特殊モードのようです。
 色々な項目があるのですが、その中に「FMテスト」というのがあります。
  「検証ツール」→「ワイアレス」→「FMテスト」
 FM受信の機能があるようなので、色々試してみたのですが、海外のFMバンドに対応しているようで、以前テストしたときにはノイズしか聞こえませんでした。

【検証ツール】
Priori_ft132a_Priori_ft132a__Priori_ft132a____1Priori_ft132a____2

 最近、90MHz以上の周波数を利用するワイドFMが増えてきているようなので、受信できるではないかということで、再度試してみました。

【FT132AでTBSラジオ(90.5MHz)を受信】

 「FMテスト」を選択すると「ヘッドセットを挿入してください!」というエラー表示が出ます。
 FT132Aの場合には、モノラル(2極)やステレオ(3極)ではエラーが解消されず、イヤホンマイク(4極)を接続する必要がありました。
 「検索」ボタンを押すと周波数掃引が始まり、90.5MHzで停止しました。TBSラジオのワイドFM放送が受信できたようです。

【90.5MHz】
Freetel_priori_ft132a_widefm_905mhz 復調も正常に行われているようです。
 但し、音量調整のボタンを押しても音量は変化しません。(音量バーの長さは変化します)
 極端に大音量ではありませんが、イヤホンで聞き続けるには一寸うるさいです。
 動画撮影の際には、イヤホンをデジカメのマイク部分にテープで貼り付けて撮影したので、大きめの音量で録音されています。
 別の局を受信しようと思って再度「検索」ボタンを押したのですが、TBSラジオしか受信できません。
 在京3局のワイドFM放送は同じ送信所、同じ出力の筈なので、理由がよく判りません。
 すでに本放送が始まっているので、試験のために停波ということはないだろうし・・・

  信号が強ければ受信できるかもしれないと思って、都内で試してみました。

【88.3MHz】
Freetel_priori_ft132a_widefm_883mhz 窓際では88.3MHz(J-WAVE)が受信できました。
  不思議なことに、送信所からかなり遠い自宅で聞こえていた90.5MHz(TBS)か聞こえません(周波数掃引が停止しない)。

 

 

 

 

 

【89.7MHz】
Freetel_priori_ft132a_widefm_897mhz 窓際を離れて部屋の中で受信してみると、89.7MHz(InterFM)しか聞こえません。
 イヤホンを耳から外してコードを伸ばしてみると、今度は90.5MHz(TBS)しか聞こえません。
 不思議というよりも奇々怪々です。
 窓際では強い信号Aに弱い信号Bがブロックされて弱い信号が聞こえないけれども、部屋の中では信号Aが弱くなって弱い信号Bがブロックされずに聞こえるようになるということはあると思いますが、その場合でも強い方の信号Aは受信できるはずです。
 電波伝搬には不可解な部分(挙動不審な部分?)があるので、よく判りません。
 反射波の干渉とかイヤホンコードの電気長の変化(共振状態)が影響を与えているのかもしれません。(追記:NM860では同じ条件で3局とも正常に受信できているので、公開されていないアプリを無理やり利用していることが影響しているのかもしれません。単なる想像ですが・・・)

 なお、現在販売されているスマホで、仕様書でFM放送受信可能となっているものはあまり見かけませんが、実際にはFM受信用チップ(機能は無効化されている)が内蔵されているものが結構あるようです。
 当方が持っているスマホの中ではNewman NX  NM860 だけがFM放送受信用のアプリ FM Radioがプリインストールされています。
 海外バンド対応だったので。、今までは殆ど利用する機会がありませんでしたが、ワイドFM放送が増えてきたということで、久しぶりに電源を入れてみました。
 サーチボタンを押すと在京3AM局のFM補完放送が受信できました。

【Newman NX  NM860によるワイドFM放送の受信】
Newman_nx_nm860_widefm_1Newman_nx_nm860_widefm_2

 なお、米国では災害対策用にスマホのFMチップのアクティベーション(能動化?有効化?活性化?)が進んでいるようです。

★検証ツール = POWER ON + VOLUME DOWN (自己責任で!)

【参考外部リンク】
地上テレビジョン放送のデジタル化に伴う周波数再編に関する諸外国の取組動向
【参考2】 デジタル転換後の放送用周波数の再編計    
 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/denpa_riyou/pdf/060425_1_1-6.pdf
(参考2の表を見ると日本のFM放送の周波数割り当ての特異性がよくわかります。いろいろと複雑な事情があったようですが・・・)

NATIONAL ASSOCIATION OF BROADCASTERS
Expand Access to Emergency Information: Unlock FM
 http://www.nab.org/advocacy/issueNews.asp?id=2354&issueID=1082

March 14, 2011
Android App for Smartphone Enables FM, RDS
 https://www.nab.org/xert/scitech/2011/Radio_TechCheck/rd031411.asp
"CRC determined that Samsung Galaxy S devices use the Silicon Lab Si4709 FM-RDS receiver chipset and was able to figure out how to access the FM radio chipset on that specific device."

Si4709 Tiny FM Radio Receiver - Silicon Labs
 http://www.silabs.com/products/audio/fmreceivers/Pages/Si470809.aspx

January 08, 2013
Sprint customers to enjoy local FM radio on smartphones via FM radio chip
 http://newsroom.sprint.com/news-releases/sprint-customers-to-enjoy-local-fm-radio-on-smartphones-via-fm-radio-chip.htm

October 20, 2014
FEMA Administrator praises FM chips, radio's role during emergency
 http://www.nab.org/documents/newsRoom/pressRelease.asp?id=3523

April 17, 2015
The Hidden FM Radio Inside Your Pocket, And Why You Can't Use It
"Most smartphone models come with a built-in FM feature. Samsung, Apple and LG are among those who have not switched on the chip, but HTC and Motorola chips haven't been blocked" 

July 28, 2015
NAB Statement on AT&T Activation of FM Chips on Android Smartphones
 https://www.nab.org/documents/newsroom/pressRelease.asp?id=3751

August 14, 2015
T-Mobile Says ‘Yes’ to FM Chip.
 http://www.insideradio.com/free/t-mobile-says-yes-to-fm-chip/article_ca7cc8e4-42c3-11e5-8bfb-9326a158c3ab.html

 

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2014年1月23日 (木)

香港で中華スマホNM860のFM放送受信機能を使ってみました

 以前好奇心で買った中国製のAndroidスマートフォンMewman NX/NM860にはFM放送受信機能があります。

【FM Radio】
Newman_nx_nm860_fm_radio

 しかしながら受信可能範囲は世界標準のチャンネルプラン対応となっており、ガラパゴス状態の日本のFM放送のチャンネルプランは殆どカバーしていません。
 このため日本ではほとんど実用的価値がありません。
  今回香港に行く機会があったので受信テストをしてみました。

  受信環境は以下の通りです。
   信号場所:ホテル日航香港3F(海側)
   アンテナ:イヤホンアンテナ
     スマートフォン(Android):Mewman NX/NM860
    FM放送受信アプリ:FM Radio(プリインストール)

  周波数スキャンしてみると、結構多数の周波数がプリセットされました。

【プリセット周波数リスト】
Newman_nx_nm860_fm_radio_hong_kon_2

Newman_nx_nm860_fm_radio_hong_kon_3

 下記の資料によれば、香港全体では放送FM波は50近くあるようですが、プリセットされた局がこれに対応しているのかどうかはよくわかりません。実際に受信してみると側帯波成分を拾っているのではないかと思われるものもありました。

   Radio Stations in Hong Kong [Hongkong], China
  http://www.asiawaves.net/hong-kong-radio.htm

  香港廣播電台列表- ?基百科,自由的百科全?
  http://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E6%B8%AF%E5%BB%A3%E6%92%AD%E9%9B%BB%E5%8F%B0%E5%88%97%E8%A1%A8

 実際に使用する機会はあまりないと思いますが、とりあえず正常に受信できることが確認できました。

  ついでに、Hyundai T7に入れたSDR Touchでも受信してみました。

【Hyundai T7+SDR Touch】
Hyundai_t7_sdr_touch_hong_kong_881m

Hyundai_t7_sdr_touch_hong_kong_1063

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2014年1月20日 (月)

香港で”どこでもテレビ”を使ってみました

 現在、以下のような環境でロケフリ的にテレビ番組を視聴しています。

送信側
 映像信号源(CH1):地デジチューナ UNIDEN DTH11
 映像信号源(CH2):スカパーチューナ SONY DST-SP5
  ビデオストリーム送信機:「どこでもテレビ」PTA-8960A7
 ルータ:IODATA WN-G300DR
受信側
 モバイルルータ:HE-WR01
 通信プラン:IIJ「ミニマムスタートプラン」(クーポン使用)
 Androidタブレット:ポケタブ6 GA-E60026J
 視聴アプリ:Net-TV mobile2

 デフォルトの200kbpsだと滑らかな画像再生が一寸難しいですが、クーポンを使用して500kbps程度を確保できれば、実用的にテレビ番組を視聴できます。
 ワンセグでもテレビ番組を視聴できますが、画質が悪いし、一寸郊外に出ると電車内での視聴が苦しくなります。また、地下区間では受信できません。
 ネットワーク経由であれば、電話回線が接続可能な環境であれば場所の制限がないので便利です。

 原理的には、この環境(送信側)で外国でも受信できるはずですが、今まで機会がなくて確認できませんでした。
 今回香港に行く機会があったので試してみました。
 日本で使用していた受信側のシステムは香港では利用できないので、以下の環境を用意しました。

  スマートホン(Android):NEWMAN NX NM860
  モバイルネットワーク:PCCW-HKT
  SIM:Discover Hong Kong Tourist SIM Card

 以下、受信状況です。

【”どこでもテレビ”@ホテル日航香港】


_2

【”どこでもテレビ”@MTR-Airport Express】

【”どこでもテレビ”@香港国際空港】

 
 移動する電車内では、結構ブロックノイズやフリーズが発生しましたが、全体としては良好に受信できました。
 通信速度は平均で1Mbps程度は出ていました。
 海外旅行中に、わざわざ4インチの小さな画面で日本のテレビ番組を見てどうするのということもありますが、単なる好奇心です。
 ホテルによっては部屋のテレビに外部映像信号入力端子(PAL/NTSCコンポジット信号)が設けられている場合がありますが、もしHDMIの入力端子が利用可能な環境であれば、AndroidタブレットのHDMI出力を使用して大きな画面で綺麗な画像を見ることができるかもしれません。

 また、最近は機内でWi-Fiが利用可能な場合もあるようですので、リアルタイムで日本の番組を視聴できるのであれば、暇つぶしになるかもしれません。結構使用量が高いですが・・・
 なお、上記システムはリモコンが可能(10秒程度レスポンスが遅れます)なので、HDDレコーダに記録されている番組を再生して視聴することも可能と思われます(やったことはありません)。

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2013年8月17日 (土)

GPS,有線LAN付き7インチタブレットHYUNDAI T7(8G)を衝動買いしました

 現在、ソフトウエアラジオ・アプリSDR Touchを使うためにUZONE Q7を使っています。
 UZONE Q7は、Android 4.1.1で且つOTG機能があります。
 SDR Touchを使用している分には特に問題はないのですが、旅行で使用することを考えるとGPSが欲しいです。
 受信条件と航空会社の規則によりますが、巡航中の機内で飛行コースをリアルタイムで確認できるのはなかなか楽しいです。
 (同行者は何が面白いの?という顔をしていますが・・)
 また、有線LAN(Ethernet)が使えると、「どこでもテレビ」を使って海外でも日本のテレビを見ることができる筈なので、有線LAN対応に対応しているとうれしいです。

 ネットで中華PADの記事を見ていたら、四つの条件(Android 4.x, OTG, GPS, Ethernet)に合うようなタブレットがありました。

  クアッドコアCPU搭載の軽量7インチタブレットHYUNDAI「T7」が登場!
  http://akiba-souken.com/article/pc-parts/15766/

  東映無線
  http://www.toeimusen.co.jp/~dp/mid/index.html

 東映無線さんのサイトでHYUNDAI T7(8G)の仕様を見ると、「Android 4.0」、「GPS」、「ホストケーブル」と書いてあります。
 有線LANについてはよく判らないのですが、下記のサイトにはそれらしいことが書いてあります。

  Hyundai T7 Android 4.0 Quad Core Tablet PC Exynos 4412 1.4Ghz 7"IPS Screen 1280*800 1GB RAM 8GB GPS HDMI White BT OEM
http://www.geekbuying.com/item/OEM-T7-Android-4-0-Quad-Core-Tablet-PC-Exynos-4412-1-4Ghz-7--IPS-Capacitive-Touch-Screen-1280-800-1GB-RAM-8GB-GPS-HDMI-White-BT-314953.html
  Communications
  Networking / Data Link Protocol: Fast Ethernet
  Wireless Connection: WIFI
  Wireless Protocol: 802.11 b/g/n

  とりあえず、四つの条件は満足しそうです。
 当方の悪い癖で、すぐに確認したくなります。
 以前、Android 4.xと OTGの条件を満足しているので、当然SDR Touchが使用できると思って購入したPoketab6が使えなかったので、一寸心配でしたが、この組み合わせで他の人がレポートを書いてくれる可能性はかなり低いように思われます。
 万一予想が外れても、基本性能はよさそうなので、無駄になることはないであろうということで、暑い中を秋葉原までHYUNDAI T7を買いに行きました。

【Hyundai T7 ホワイト】
1hyundai_t7_box

2hyundai_t7_contents

 最初にAndroidのバージョンを確認しました。
【Android 4.0.4】
3android_404

 バージョンは大丈夫のようです。
 次に、SDR用のチューナドングル(DS-DT305WH)を挿してSDR Touchを立ち上げてみました。
 残念ながらルートアクセス選択の画面しか表示されません。
【Use Root Access】
4use_root_access

  RTL2832U のドライバの画面で確認してみると不明エラーとなっています。

【Unknown Error】
5rtl2832u_driver_error

 チューナが正常に認識された場合には、下のようなRTL2832Uドライバへのアクセス許可の画面になります。

【正常起動画面(UZONE Q7)】
6rtl2832u_driver_uzone_q7

 ポケタブ6の時とは違うエラーのような気もしますが、使えないのは同じです。
 残念ながらポケタブ6の二の舞のようです。

 仕方がないので、有線LANの速度でも測定してみることにしました。

【有線LAN設定】
7hyundai_t7_ethernet_setting

 Hyundai T7と一緒にマイクロUSB端子のイーサネットアダプタを買ってきたので、これを使ってみました。
7ethernet_adapter
8ethernet_adapter_jp1081b_no9700

 モデル名がどれなのかよく判りませんが、JP1081B No:9700と書いてありました。
 SPEEDTEST.NETで測定してみると6Mbps程度しか出ていません。
 有線LANにしてはかなり遅いので、以前購入したUE-100TX-G3に交換して再度測定してみました。
9ethernet_adapter_ue100txg3

【SPEEDTEST.NET】
10speedtestnet

 上の三つがJP1081B No:9700で、下の四つがUE-100TX-G3です。
 UE-100TX-G3では、下りで90Mbps出ています。上りでは170Mbpsなどという数字も出ています。
 回線が混んでいない土曜日の早朝を選んで測定したので、それが原因かも知れませんが、今までこんな数値は見たことがありません。
 自宅環境は大元の回線は1Gbpsということになっているようですが・・・
 これらの数値がどの程度信頼できるのかわかりませんが、数値上は15倍の速度差があります。
 イーサネットアダプタでこんなに差が出るとは一寸びっくりです。

 ついでに、AnTuTuのベンチマークをやってみました。
【AnTuTu】
11antutu_14895

  上から7番目に「マイデバイス 14895」となっています。
 この数値の意味するところはよく判りませんが、そこそこということでしょうか?

 最後にGPSの受信状態をGPS TESTで調べてみました。

【GPS TEST】
13gps_test_1

14gps_test_2

 窓際に約1時間放置して、Hyundai T7(左上)、Lenovo IdeaPad A1(右上)、UZONE F5豪華版(左下)、Newman NM860(右下) と比べて見ました。
 Hyundai T7は最後まで1回も測位できませんでした。 
 受信状態は、時刻と場所によって大きく変化するので、衛星捕捉特性の比較は難しいのですが、非常にラフな印象では、Lenovo IdeaPad A1>Newman NM860>UZONE F5豪華版>Hyundai T7 という感じでした。
 なお、四つの端末ともに午前中に衛星の測位はできていますが、4時間以上経過しているので、ウォームスタートということになると思います。

【参考外部リンク】
  [??] Hyundai T7
  http://www.kpug.kr/reviews/1553017

  三星四核+7英寸超清+GPS ?代T7首???
  http://mid.pconline.com.cn/316/3164023_all.html

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2013年6月30日 (日)

中華スマホNewman NX NM860のFactory Mode(VOLDN+PWRON)

  4インチDual SIM中華スマホNewman NX NM860のボタンを色々触っていたらFactory Modeの画面になりました。
【Factory Mode】
Factory_mode_2

 どうも音量ダウンボタンと電源オンボタンを同時に押すとファクトリーモードになるようです。
 意味はよくわかりませんが色々と細かいデータが表示されます。
 テレビのメンテナンスモードやサービスモードのようなもののようです。
 単に表示されるだけなのか、設定を変更することができるのか判りません。
 この種の特殊モードは、一旦入ると抜け出せなく可能性があるので、もし試される場合には自己責任ということで・・・。
 「戻る」でアイテム間移動、「音量上下」でアイテム内移動、「ホーム」で実行、「Reboot」で抜け出しのようですが保証はありません。

【Version】 
Version_3      

【Battery & Charger】
Battery_charger_3

【G-Sensor】
Gsensor_2      

【Touch Panel】
Touch_panel_2
*

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2013年6月 1日 (土)

4インチDual SIM中華スマホNewman NX NM860を買いました

 現在DS-DT305を接続した4.3インチCurtis Klu LT4304にSDR Touchを入れてエアバンドを受信しているのですがタッチパネルの反応が余りよくありません。

  Klu LT4304
   Android 4.0.4
   4.3インチTFT、480×272
   114×74×13mm、 132g
   1500mAh
   OTGあり
   GPSなし
   電話機能なし

 5点検出可能なのは良いのですが、検出位置の精度が余り良くなくて、意図したボタンを押したり文字を入力するのに手間がかかります。特に画面周辺の反応が悪いです。
 また、画素数が480×272であることは買う前から判っていましたが、実際にSDR Touchを入れた使ってみると小さな文字が滲んだような感じになって一寸見難いです。

 ということで、「 5インチ以下、Android 4.0以上、OTG機能あり」という条件で別のタブレットを探してみました。
 なお、SDR TouchのFAQには、"Android newer than 3.1 it should be compatible and it should run without rooting. "と書いてあります。

  SDR Touch
  FAQ
  Is my device compatible. Do I need root?
  http://sdr.martinmarinov.info/contact.php

 色々探して見ましたが結局、希望に合うようなタブレットを見つけることは出来ませんでした。
 その代わりに一寸興味を引く以下のモデルを見かけました。
 NewmanのNM860というモデルです。

  デュアルSIM対応の低価格スマートフォンNewman「NM860」が登場!
  アキバ総研 |  2013年01月11日 18:56
  http://akiba-souken.com/article/pc-parts/15328/

  ASCII.jp
  1万ちょいで買える最安クラスのデュアルコアCPUスマホ
  2013年01月11日 11時30分更新
  http://ascii.jp/elem/000/000/756/756510/

  Newman
  http://www.newman.mobi/nx.php

  ?的位置:首? > ?机中心 > 手机??功能  ?曼  Newman NM860
  http://shouji.tenaa.com.cn/Mobile/MobileDetail.aspx?code=532QCjVCJoUTv8FEqfiZRTMSrdr6v5xbROMfRwnkoJM%3D

 仕様を見ると、以下のようになっています。
  Newman NX(NM860)
   Android 4.0
   4インチ(800x480)
   122×63.5×10.5mm、132g
   1650mAh
   OTGなし
   GPSあり
   SIMスロットx2

 OTG対応ではありませんが、GPS付きでDual SIM対応となっています。
 5インチ以下のスマホとしては、以前ホノルルで買ったBoostのプリペイド携帯Kyocera Hydroがあります。

  Kyocera Hydro
   Android 4.0
   3.5インチ(480×320)
   115×61.9×13.2mm、117g
   1500mAh
   OTGなし
   GPSあり
   SIM交換不可

 NM860はOTG機能がない点ではKyocera Hydroと同じですが、「SIMスロットx2」の部分に食指が動きます。

 Kyocera HydroをROOT化することも考えて、色々情報を調べてみたところ方法はあるようですが、ワンクリックでOKという訳ではなく、それなりのスキルが要求されるようです。FCCID付きのKyocera Hydroに手を加えるのは一寸心配です。

 NM860も簡単にROOT化できる訳ではないようです。ツールらしきものがありましたが、内容の安全性(危険性)や信頼性は判りません。
 
  小?奉献】?曼NX ROOT方法 一?ROOT
  http://bbs.newman.mobi/forum.php?mod=viewthread&tid=70462&extra=page%3D1

 結構ハードルが高そうですが、玩具として遊べそうだということで購入しました。
 秋葉原の店頭で購入しようとすると、お店の人から「日本のSIMは使えませんよ。それでも良いですね?」と念を押されました。
 技術的な問題なのか、法律的な問題なのかは判りませんが、日本国内ではSIMを使うつもりはないので、OKということで買ってきました。

 【Newman NX (NM860)】
1_newman_nm860_box

2_newman_nm860_contents

3_newman_nm860_battery

4_newman_nm860_android_vervion

 外観は普通のスマホのように見えます。初期の中華パッド特有の安っぽい感じはありません。
 バッテリを装填するために裏蓋を開けようとしたのですが、非常に外し難くくて危うく蓋を割りそうになりました。
 爪楊枝の先で隙間を少しづつ拡げながらやっと外せました。

 Dual SIM対応ということなので、早速SIMの2枚挿しをやってみました。
 手元に「残なし」且つ「期限切れ」のATTとSingTelのプリペイドSIMがあったので、これを使って見ました。
 使用できないことは判っていますが、単なる好奇心です。

【Dual SIM (SingTel/ATT】
5_newman_nm860_dual_simattsingtel
L:ATT  R:SingTel

6_newman_nm860_sim_management

7_newman_nm860_sim_singtel

8_newman_nm860_sim_att

 一応両方とも認識されているようですが、実際に使用できるかどうかは、現地(シンガポール/米国)でのお楽しみ?

 以下、一寸使って見た印象です。
・動作は結構速いです。
・自動輝度調整では画面が一寸暗めですが、手動調整すれば普通の環境なら問題ないように思われます。
・細かい文字も明瞭に見えます。LT4304が480×272であるのに対してNM860は800x480なので当然かもしれませんが・・・
・GPSは最初は全く衛星を捕捉できませんでしたが、天空が開けた場所に数時間放置したら、段々測位出来るようになりました。Kyocera HydroのGPSの場合は、建物から出ると30秒程度で測位可能になることもありますが、NM860は今のところ立ち上がりが遅いようです(GPS TESTとRMapsを利用)。慣らし運転が必要?

 仕様的には、NM860はKyocera Hydroとかぶるところがありますが、Hydroのほうは実用品として手を付けずに残しておきたいので、しばらくはNM860で遊んで見ることにします。

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