2019年5月18日 (土)

SDR TouchがHackRF対応になっていました

 中華Padに入れたSDRTouchの周波数データを他のスマホに移行しようと思って、久しぶりにSDR Touchのページを覗いてみたら、最近バージョンアップされていたようです。
 試験的にHackRFがサポートされるようになったようです。

---------------------------------
SDR Touch - Live radio via USB
https://play.google.com/store/apps/details?id=marto.androsdr2

追加情報
 更新日:2019年5月6日
 サイズ:2.1M
 インストール:1,000,000+
 現在のバージョン:2.69
 Android 要件:4.0 以上

Martin Marinov 2019年4月12日
"there was an issue with the latest driver update that was causing the driver to not function on older Android devices. Can you please try updating the driver to the latest version 3.09?

---------------------------------
SDR driver
https://play.google.com/store/apps/details?id=marto.rtl_tcp_andro&hl=ja

新機能
 Experimental HackRF support
追加情報
 更新日:2019年5月6日
 サイズ:1.8M
 インストール:500,000+
 現在のバージョン:3.10
 Android 要件:4.0 以上
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 当方はHackRFは使ったことがないので、あまり関係ないようです。

 SDRTouchとSDRPLay RSP2の組み合わで使ったことがありますが、自分の環境では短波(HF)が受信できませんでした。(下記ブログ参照)

  2018年2月10日 (土)
  SDRplay RSP2+SDR Touchでエアバンドを受信
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2018/02/sdrplay-rsp2sdr.html


 現在は、VHFとUHFは受信できるのですが、30MHz以下の入力が選択できません。
 長波や短波がSDRTouchで受信できるようになると嬉しいのですが・・・

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2019年3月17日 (日)

SDRUNO V1.3で周波数スキャンが可能になりました

 RTL-SDR.COMで下記の記事をみかけました。

  MARCH 15, 2019
  SDRPLAY RELEASE SDRUNO V1.3 - NOW WITH FREQUENCY SCANNING FEATURE
  https://www.rtl-sdr.com/sdrplay-release-sdruno-v1-3-now-with-frequency-scanning-feature/

 範囲を指定した周波数スキャンと、プリセットチャンネル・スキャンが可能になったようです。

 早速インストールしてみました。

  SDRuno - v1.3 (14th Mar 2019)
    (All RSPs) Includes hardware driver
    https://www.sdrplay.com/windl3.php

    SDRUNO USER MANUAL
    (version 1.3 / 14th March 2019)
    https://www.sdrplay.com/docs/SDRplay_SDRuno_User_Manual.pdf

  エアバンドがプリセットされていたので、動かしてみました。

【SDRUNO V1.3 周波数スキャン】

  中々調子よく動作しているようです。

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2018年12月22日 (土)

ハワイでJJYのモールスを受信

  たまには命の洗濯ということで、老体に鞭打ってハワイに遊びに行ってきました。
 ハワイには何回か行ったことがあるのですが、今回は趣味の無線を中心に遊んできました。

 以前、天文月報2004年(第97巻)に記載されていた「JJY受信電波時計がハワイで動作」という記事を見かけて、以下のブログに書いたように、自分でもJJYを受信したいと思って何回か試してみましたが、受信することはできませんでした。

  2017年2月18日 (土)
  JJY/WWVB受信失敗@ハワイ
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2017/02/jjywwvb-7a42.html

  今までは、常用している電波腕時計(CASIO 3069)を使用してJJYの受信を確認していました。
  「受信日時の確認」(3069取説p6)の画面を表示して、表示されている最終更新日時(JST)がハワイに滞在している期間(JST)内であれば、JJYの信号で時計の時刻が自動較正されたと考えられます。
3069

    Operation Guide 3069
    https://support.casio.jp/storage/pdf/002/qw3069.pdf

 今回は、受信条件を若干改善したので、受信の可能性は少しは高くなったような気がしますが、電波伝播の挙動は奇奇怪怪なので、運次第ということになりそうです。

 受信結果は以下の動画の通りです。

【JJY(40kHz)@HNL 2018.12.18 01:45JST】

 受信環境は以下の通りです。

  日時:2018.12.18 01:45-01:47 JST
  場所:Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa, Waikiki Beach, Tower Wing 13F
  アンテナ:自作ループアンテナ (300φ,88ターン)
  受信機:SDRPlay RSP2 (Hi-Z input)
  タブレットPC:Ployer momo8w (Windows 10 mode)
  ソフトウエア:SDRuno
  受信周波数:40kHz

 予想したよりは良好に受信できました。
 強いときはS2程度あったので、自宅(神奈川)で受信した場合とそれ程違いません。
 約7000km離れている割には結構はっきり受信できたのは一寸意外でした。

  60kHzのJJYも受信してみましたが、全く入感はありませんでした。
  九州長波局(はがね山:60 kHz)の標準電波運用情報を見てみましたが、上記時刻付近の停波情報はないので、電波伝播の影響で受信できなかったものと思われます。

    標準電波運用情報
    http://jjy.nict.go.jp/jjy/log/index.html
    九州長波局(はがね山:60 kHz)
    http://jjy.nict.go.jp/Pub/JJY60/index_.html

 ホノルルから見ると、福島局と九州局の距離はあまり違わないような気がしますが、周波数の違いが影響しているのかもしれません。
 もしかしたら、60kHzのWWVBが受信できるかもしれないと淡い期待をしていたのですが、そう甘くはありませんでした。
  停波していたのかもと思って一寸調べてみましたが、よく判りませんでした。

  The Current Readability of the WWVB Time Code
  https://tf.nist.gov/tf-cgi/wwvbmonitor_e.cgi

 ついでに、BPCの68.5kHzも受信してみましたが、これも入感はありませんでした。
  最新情報かどうかはよくわかりませんが、以下の情報がありました。

    河南商丘BPC电波塔停波通知
  http://www.gaohua-tech.com/article-2-178.aspx

 結局、受信が確認できたのは、40kHzのJJYだけでしたが、受信できただけでもラッキーだったかもしれません。
 なお、上記動画の受信時刻は01:45JSTでしたが、18時間後の19:45JSTにも受信できたので、非常に稀な現象という訳ではないのかもしれません。

【JJY 2018.12.18 19:45JST】
Jjy_40khz

Jjy_aux_sp


 なお、ホノルル滞在中に何回か手動受信を試してみましたが、時刻が較正されることはありませんでした。
 耳で聞いた感じでは、JJYの信号は明瞭に識別できましたが、デジタルデータとして処理するのには、不十分だったのかもしれません。


 ハワイで長波が受信できる機会は、あまりないと思われるので、標準電波以外の信号が何か受信できるかどうか試してみました。
 IDは確認できませんが、周波数から判断してそれらしいと思われる信号がいくつか受信できました。

【21.4kHz(NPM?)】
214khz

【21.75kHz(KWU?)】
2175khz

【22.2kHz(JJI?)】
222khz

【23.4kHz(DHO38?)】
234khz


  今回の長波受信では、WVVBは受信できませんでしたが、JJY(40kHz)のモールスは確認できたので、受信報告書を発行して貰う資格はできました。
 そのうち受信レポートを提出するつもりです。

  ・受信報告書の送付について(PDF)
  http://jjy.nict.go.jp/jjy/jushin%20houkoku.pdf
  「情報通信研究機構(NICT)では、標準電波を受信してその受信報告書を送付していただいた方に受信確認証(ベリカード)を発行しています。ただし電波時計によるものやemailによる報告は対象外としています。」
  「6.受信内容 (標準電波には、毎時15分と45分にモールス符号で「JJY」を2回送信しています。必ずご確認のうえ、確認したことを報告書に記載してください。)」

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2018年12月 1日 (土)

ハワイアン航空はラジオはNGですがGPSはOK

 飛行機に長時間乗る場合には、暇つぶしに色々な電子機器を機内に持ち込むことがあります。
 日本の航空会社の場合は、現在はあまり制限がありませんが、外国系の航空会社の場合は、結構制限があることが多いです。
 今回、ハワイアン航空を利用することになったので、ポータブル電子機器の使用条件を調べてみました。

  Hawaiian Airlines
  Portable Electronic Devices -  - Service
  http://hawaiianair.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/2091/~/portable-electronic-devices

  ポータブル電子機器について
  http://hawaiianair-jp.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/2312/~/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%A9%9F%E5%99%A8%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

(以下、上記URLから抜粋引用)
---------------------------------
使用可能なポータブル電子機器
 ハワイアン航空のお客様は国内線出発ゲートから到着ゲートまでの全フライト行程または国際線フライトのほぼ全行程で、次の端末をご使用いただけます。
(抜粋)
・GPS機能のついた端末
---------------------------------
制限付きで使用可能な電子機器
 以下の装置・端末は、航空機が10,000フィート以上の巡航高度に達した後にのみご使用いただけます。飛行中お使いになった電子機器は降下に入る前に元の場所にしっかり収納してください。ご使用可能かどうかについては客室乗務員がその都度お伝えいたします。
(抜粋)
・ノイズリダクション型ヘッドフォン
---------------------------------
使用が禁止されている電子機器
 以下の機器は、いかなる場合も機内での使用を禁止されています。
(抜粋)
・ワイヤレス装置(キーボード、マウス等)
・電池または電気コードつきラジオ(AM/FM/VHF)
---------------------------------

  結局、機内での暇つぶし用に持ち込み予定だった個人用電子機器の使用の可否は以下のようになりました。

   QZSS対応スマホ(Covia FLEAZ Que CP-L45s)・・・全行程で使用可能
   ワイヤレスノイズキャンセリングステレオイヤーレシ-バーMDR-EX31BN・・・ 常時使用禁止
      ADS-B受信機(RTL-SDR)・・・常時使用禁止 

  ADS-Bは、機内で搭乗機や付近を飛んでいる飛行機の信号が見えることがあって、結構面白いので使えないのは一寸残念ですが諦めます。(受信例1受信例2

 ADS-BはAMでもFMでもVHFでもないという理屈は多分通らないでしょう。

 同じスーパーヘテロダイン方式(局部発振回路から微弱電波が漏洩する可能性がある)なのに、「GPS機能のついた端末」がOKで、「電池または電気コードつきラジオ(AM/FM/VHF)」がNGである理由がよく判りませんが、最終的な決定は各航空会社に任されているので、会社のポリシー次第ということになります。
 局発信号の周波数が関係する?(単なる妄想です)

  なお、ユナイテッド航空の場合は、受信機全般が使用禁止のようなので、今回はGPSが使えるだけでも良しとしましょう。

  Electronic device policies
  https://www.united.com/ual/en/us/fly/travel/inflight/devices.html

  Devices that are NOT permitted for use:
(抜粋)
  —TVs
  —radio receivers and transmitters

  電子機器類のポリシー
  https://www.united.com/ual/ja/jp/fly/travel/inflight/devices.html

  お使いいただけない機器類:
(抜粋)
  —テレビ
  —ラジオの受信機および送信機

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2018年11月16日 (金)

300φ88tのループアンテナとSDRPlay RSP2でBPC(68.5kHz)を受信

 NICTの資料によれば、長波帯の標準周波数報時局は色々あるようですが、JJY(40kHz,60kHz)以外の局で聞いたことがあるのはBPC(68.5kHz)しかありません。

  トップページ > Q&A及び資料・データ > 資料室 > 世界の標準周波数報時局
  長波帯の標準周波数報時局
  http://jjy.nict.go.jp/QandA/reference/hflfstation.html

   下記サイトに記載のBPCのサービスエリアを見ると、西日本がどうにか含まれています。

  低频时码授时
  http://www.ntsc.ac.cn/kxcb/kpcg/shijian/201209/t20120921_3648658.html

(地図は上記URLから抜粋引用)Bpc_service_area_w020120921338027_2

  BPCは、以前44ターンのループアンテナを使っていたときに、どうにか受信したことがありますが、88ターンでは少しは改善されているかもしれないということで受信してみました。
  今回は、旅行先での使用テストの準備として、7インチの中華PAD (Android/Windows)を使用しました。

 受信環境は以下の通りです。
  QTH:PM95
  アンテナ:自作300φ88ターンのループアンテナ(非同調)
  受信機:SDRPlay RSP2 (高インピーダンス平衡入力)
  PC:Ployer momo8w (Windows 10モード)
    受信ソフト:SDRuno

グリッドロケータ計算
http://knd.sakura.ne.jp/mxn/tools/gl/gl/index.html

【BPC(68.5kHz)受信中】

 今までよりも聞こえるようになった気がしますが、受信レベルは電波伝播の状況が大きく影響するので、本当にアンテナの効果なのかどいうかはよく判りません。

 とりあえずこれで旅行先で長波の受信ができそうです。

【参考外部リンク】
  百度文库>专业资料>工程科技>信息与通信
  BPC电波授时编码详细格式
 (BPC Radio Wave Time Service Coding Detailed Format)
    https://wenku.baidu.com/view/803050651ed9ad51f01df20f.html

 機械翻訳でざっと見た感じでは、復号に要する時間を短縮するために、従来とは異なるコーディングを行っているようです。
 なお、2011年の情報なので、現在のシステムに対応しているかどうかは判りません。

【2018.11.20追記】
 百度文库のBPCフォーマットに関する書き込みで引用されていた発明は、CN1667528Aかも?

  CN1667528A - 电波授时时间编码- Google Patents
  https://patents.google.com/patent/CN1667528A/zh

  Electric wave time transmission time encoding
  https://patents.google.com/patent/CN1667528A/en

  中国特許公開公報 CN1667528A  https://patentimages.storage.googleapis.com/69/9e/f7/74fda0cc1c536d/CN1667528A.pdf

 百度文库に書き込まれていた「摘要」とCN1667528Aに記載の「摘要」の文章は同一ですが、同じ要約を複数の特許出願明細書で使用することは珍しいことではないので、本当に対応しているかどうかは不明です。
  なお、CN1667528Aはみなし取り下げ(Deemed withdrawal)となっています。

【百度(左)とCN1667528A(右)】
Bpcpat

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2018年11月13日 (火)

88ターンループアンテナとSDRPlay RSP2で見た1~30kHzの様子

 以前、 意味も分からずにEclipseMob用アンテナの構造を真似て、中点接地型のループアンテナを作ったことがあります。 
 オリジナルの構造は、二つの100ターンのコイルを直列に接続して200ターンとし、接続中点から接地用のタップを引き出して、3線で受信機と接続するものでした。
 200ターンもコイルを巻く元気はないので、そのときは超手抜きで22ターン+22ターンで44ターンとして、中点タップを引き出しました。
 後で考えてみると、受信機側の入力段が一寸変わっていて、正負2電源の差動アンプだったので、このような配線が必要だったようです。
  44ターンでもある程度は受信できましたが、巻き数を増やしたらもう少し改善されるのではないかと思ってコイルを巻き足してみました。
 現在使用しているループアンテナは100円ハンガーの300φのフレームの溝の部分に長さ20mのポリウレタン銅線を繋いで巻いたものですが、20mで約22ターンになります。
 したがって、現状は40m分の銅線を巻いていることになります。
 ハンガーのフレームの溝の部分には、あまり沢山の銅線は巻けないようなので、今回は40m分の銅線を追加して、全体で88ターンにすることにしました。

 作業自体は単純ですが、0.32mmの銅線というのは結構細いので、スプールから繰り出す際に、引っ掛かかったり捻じれそうになるので注意が必要です。
 中点タップは不要なので、接地ラインの配線は切断してコイルの両端にフィーダ線を配線しました。

30088turn_loop_ant_1

 赤が巻き初めで、黄色が巻き終わりです。
 フィーダ線自体は3線のままですが、真ん中の線は直流的にはフロート状態です。高周波的には何か影響があるかかもしれませんが、交換が面倒なのでそのまま放置です。

 フィーダ経由で88ターンのループアンテナのインダクタンスを測ってみたら、約5.5mHでした。

30088turn_loop_ant_2

 44ターンでは約1.3mHだったので、かなり大きな値になっています。

 とりあえず、使ってみました。

【88ターンループアンテナとSDRPlay RSP2で見た1~30kHzの様子】
130khz_sdrplay_rsp2


 10kHz付近に対称的に側波帯信号(?)の周波数が変化する不思議な信号が見えていますが、これは何でしょうか?
 この辺の周波数には、結構正体不明の信号(スイッチングレギュレータのスプリアス?)が出没するみたいです。

 なお、JJY(40kHz,60kHz)とBPC(68.5kHz)を聞いた感じでは、受信状態が若干改善されたような気がしますが、88ターンと44ターンを短時間で切り換えて受信した訳ではないので、正確なところはよく判りません。

 雰囲気的には、信号レベルは上がったけれども、ノイズレベルも上がったという感じです。

【関連内部リンク】
2018年9月21日 (金)
長波用ループアンテナ(300φ44ターン)を作ってみました
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2018/09/30044-085b.html

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2018年9月22日 (土)

110kHz付近で見えた一寸不思議な信号

  SDRPlay RSP2で長波のウォーターフォールを眺めていたら、110kHz付近に一寸挙動が変な信号が見えました。

【110kHz付近のSDRunoの表示画面】(左クリックで拡大表示)
Strange_signal_near_110khz

 周波数やレベルは安定していますが、約55秒の周期で約5秒間だけ1kHzほど上側にシフトします。
 また、シフト期間では、サイドバンドのような複数のスペクトルが見えます。

 100kHz付近の信号としては、無線航行用の信号が知られていますが、電波利用ホームページで調べてみると、国内では110kHz以上では配分されていないようです。

  電波利用ホームページ
  周波数割当計画の検索
  http://www.tele.soumu.go.jp/cgi-bin/warisearch.cgi?FLOW=80&HZ=2&TTIP=&WFLOW=117600&WHZ=1&BLOK=2

 110-112kHzには、「固定」と「海上移動」が割り当てられているようですが、今回の信号の変化はあまり見たことがないようなパターンです。

  実際の製品で110kHz付近を使用しているものをFCCのサイトで調べてみると、Qi等の無線充電(無線給電)関係のものが多いようです。

  FCC ID
  110 kHz to 205 kHz Wireless Frequency Explorer
  https://fccid.io/frequency-explorer.php?lower=0.11&upper=0.205

 Qiのワイヤレスチャージャは自宅にもありますが、下記の動画のように、負荷の状態に応じて周波数が大幅に変化するので今回のパターンとは異なっています。

 
 無線給電以外にも、以下の資料に記載されているような、110kHzを使ったスイッチングレギュレータがあるようですが、周波数が固定なので、これも今回のものとはパターンが異なります。

  110 kHz Switching Voltage Regulators
  https://www.mouser.com/Semiconductors/Power-Management-ICs/Voltage-Regulators-Voltage-Controllers/Switching-Voltage-Regulators/_/N-668jt?P=1yyilgi

 今回の信号の場合には、一日中連続して安定したレベルで受信できているので、比較的近くの信号源からの信号を直接波で受信しているような感じがしますが、何が信号源なのか想像がつきません。
 
 タブレット(momo8w)にSDRPlay RSP2とループアンテナを接続すれば、移動しながら長波帯の受信が可能なので、気が向いたらFox Huntingをやるかもしれません。

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2018年8月26日 (日)

VLFで見えた鉛筆形状のウォーターフォール

  自作ループアンテナ+SDRPlay+SDRunoの組み合わせで、VLF帯を眺めていたら、20~40kHz付近で一寸奇妙なウォーターフォールのパターンが表示されました。

【SDRuno Waterfall】(画像を左クリックで拡大表示)
Pencilshaped_waterfall_1

Pencilshaped_waterfall_2

 最初は単一周波数の信号なのですが、時間の経過とともに二つの周波数に分かれ、下側と上側の両方に同時にスウィープしていきます。
  そして、ある程度時間が経過すると、周波数の変化が停止して、2本の平行線として表示されます。
 周波数が変化している期間は数秒間で、最終的な周波数の隔たりは数kHz程度のようです。
 なんとなく鉛筆の形状に似ているような気がします。
  なお、信号の強さが異なる複数の鉛筆パターンが表示されることがありますが、実際に複数組の信号が送信されているのか、あるいは、イメージや混変調の影響なのかはよく判りません。

 LFやVLFでは正体不明の信号や雑音がよく表示されますが、PCノイズだったり、エアコンや蛍光灯のインバータノイズだったり、Qi等の無線給電装置からの漏洩信号だったりすることが多いです。

 上記の鉛筆形状のウォーターフォールは、頻繁に出現する訳ではありませんが、1週間(総受信時間は1時間程度)で2~3回見かけたので、それ程珍しい信号ではないかもしれません。

 似たような信号の受信レポートがないかと思って探してみたら、YouTubeに一寸雰囲気が似ているパターンがありました。

  What Is This Weird Signal On 16.2 KHz VLF?? 
  KSN's Tech Topics   
  Published on Feb 2, 2018 
  https://www.youtube.com/watch?v=4flJaOYB1DU

162khz_youtube


  周波数とパターンが少し違いますが、似ているといえば似ているような気が・・・

 動画の説明では、結局正体はよく判らないということのようです。

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2018年3月10日 (土)

SDRPlay RSP2+SDRunoでCWを受信してDSCWでデコード

 SDRPlay RSP2とSDRunoの組み合わせで、久しぶりに短波を聞いていたら、4870kHzで強いCWが聞こえます。
 アンテナは、ミニコンポのAMラジオ用ループアンテナなので、かなり強い局のようです。
 アマチュア無線とJJY以外でモールスを聞くのは久しぶりです。
 普通はDEの後が呼び出し符号なので、RIS9局ということでしょうか?

 下記の資料のMarker tapes samplesの中に"V M8JF M8JF M8JF DE RIS9 RIS9"が含まれているので、そちら系の局のようです。
 4870kHzも周波数リストに含まれています。

  Chinese Military nets
  http://www.numbersoddities.nl/Chinese-military-nets.pdf

 これだけ信号が強ければ、CWデコードソフトが利用できるのではないかと思って、大急ぎでネットを探してみました。
 マイク入力可能なフリーソフト/アプリを何件か探して試してみましたが、殆どデコード出来ないものが多かったです。
 耳では全く問題なく聞き取れていても、検出波形を見るとノイズまみれになっています。
 PCのスピーカの音を同じPCのマイクで拾うという構成なので、伝達条件はかなり悪いです。
 
 その中で下記のソフトのデコード率がかなり高かったです。

  DSCW (Didital Sound CW)
  http://www.geocities.jp/JA3CLM/

 以下、デコードの様子です。

【DSCWによるCWデコード】

 信号直結にすれば更に改善されるかもしれません。

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2018年2月10日 (土)

SDRplay RSP2+SDR Touchでエアバンドを受信

 外付けチューナとPC/スマホを使ったSDRに興味を持っているので、色々な組み合わせを試しています。

 最初の頃は、入手が容易ということで、ISDB-T用のワンセグチューナ(DS-DT305, LT-DT306等)とWindows用のSDRソフト(HDSDR, SDRSharp等)との組み合わせで使用しました。

 しばらくはこの組み合わせで遊んでいましたが、受信ソフトがWindows用なので、旅行先で受信したい場合にはPCを持っていく必要があります。
 ノートPCはかなり小型軽量になったとは言っても、結構重たいし、それなりの場所を占有します。
 旅行の場合にはなるべく身軽になりたいので、タブレットやスマホが使えるAndroidのSDRアプリを探しました。
 "SDR Touch"というアプリがあったので、このアプリとワンセグチューナの組み合わせでしばらく使っていました。
 しかしながら、ワンセグチューナはあまり感度がよくありません。
 ネット情報では、R820Tを使用したチューナ(TV28Tv2DVB-T等)の感度がよいということであり、またこの種のチューナがAmazonで簡単に入手できるようになったので、ISDB-T用のワンセグチューナからDVB-T用の非ワンセグチューナに切り替えました。

 これで、DVB-Tチューナとスマホにインストールした"SDR Touch"の組み合わせを使用することにより、ほぼスマホのサイズで空港や機内(許可されている場合)でATCやADS-Bを受信可能となりました。

【機内で使用中のADS-B受信セット】
1sh01_fradarstick_2

2sh01f_radarstick_1


 とりあえずこれで目的とする機能を実現できるようになったのですが、消費電力の問題が残っています。
 R820Tを使用したDVB-T用チューナは、感度が高いのは良いのですが、ワンセグチューナに比べて消費電流が多いです。
  現在、移動用には、「DVB-Tチューナ(R820T)+SH-01F+SDRTouch/RadarStick」の組み合わせで使っていますが、約260mA流れています。

【DVB-Tチューナ(R820T)使用時の消費電流】
3dvbtr820tsh01fsdr_touch


 最初は、ISDB-Tのワンセグチューナは、DVB-Tチューナに比べて復調帯域が狭いので消費電流が少ないのかと思っていたのですが、 下記のブログによれば、DVB-T用チューナだから消費電流が多いという訳ではなくて、使用するチップに依存するようです。

  Antti's LinuxTV Blog
  http://blog.palosaari.fi/2013/06/naked-hardware-11-unbranded-rtl2832u.html

   fc2580: 183mA
   e4000: 176mA
   fc0012: 166mA
   tua9001: 186mA
   r820t: 313mA

 感度が高くて消費電流が少ないチューナがあれば良いですが、なかなか見当たりません。
 SDR用の端末としてスマホを使う場合には、バッテリの容量に制限があるので、なるべくチューナの消費電流を減らしたいです。
 できれば、200mA以下にしたいです。
 
 なにか良い手はないか検討したところ、以前購入したSDRplay RSP2の消費電流が少なそうです。
 以下のサイトの説明によれば、「消費電流 170mA」となっています。

  SDRplay社製 RSP2 SDR受信機
  http://icas.to/lineup/rsp2.htm

 R820Tチューナの約半分になります。
 R820TチューナとSH-01F(SDR Touchをインストール)の組み合わせの場合は、約2時間動作したので、SDRplay RSP2とSDR Touchを組み合わせて使用することができれば、受信時間を伸ばすことが出来そうです。

  2016年8月27日 (土)
  バッテリー容量3,000mAhに惹かれてSDR用に中古のSH-01Fを買いましたが・・・
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2016/08/3000mahsdrsh-01.html

 そこで、かなり前のことになりますが、SDRplay RSP2とSDR Touchを組み合わせて使用できるのかを調べてみたことがあります。
 その当時にざっと見た範囲では、SDRplay RSP1とSDR Touchとの組み合わせの情報はあるものの、SDRplay RSP2とSDR Touchの組み合わせで動作したという情報は見当たりませんでした。

  SDRplay Community Forum
    getting started android tablet with RSP2 -
    http://www.sdrplay.com/community/viewtopic.php?t=2088

 
 ところが、最近久しぶりにSDRplayのサイトを見てみると、SDR Touch用ドライバとして、RSP2で使用可能と思われるドライバ(Alpha)が提供されていました。

  SDRplay Download
  https://www.sdrplay.com/downloads/

  Driver from Google Play (Alpha)
  (RSP1/RSP2)  for SDR Touch

  SDRPlay Driver (Unreleased)
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sdrtouch.sdrplay&hl=en
(以下、上記URLから抜粋引用)
--------------------------------------
  What's New
  * Compatible with new Android versions
  * Experimental RSP 2 support

  Additional information
  Updated:October 24, 2017
  Installs:5,000 - 10,000
  Requires Android:3.2 and up
--------------------------------------
【Google Play SDRPlay Driver】
4_google_play_sdrplay_driver


 SH-01Fも対象端末に含まれているので、使えそうな雰囲気です。

 Wikiには、「素人はAlpha版に手を出さないように」的なことが書いてありましたが、好奇心に負けてインストールして使ってみました(自己責任!)。

  SH-01FにSDRplay RSP2を接続してSDR Touchを起動すると、SDRplayのドライバが認識されました。

【SDRPlay Driver Access】
5sdrplay_driver_access

 デバイスへのアクセスを許可すると、SDR Touchが立ち上がって、スペクトルとウォーターフォールの画面が表示されます。

【SDRplay RSP2+SDR Touch(ATC)】
6sdrplay_rsp2sdr_touchatc

 受信状態は一寸変ですが、とりあえず受信機としては動作しているようです。
 また、消費電流は約160mA流れているので、ほぼ仕様通りのようです。

 エアバンド(119.1MHz)を受信してみると、一応音声は聞こえますが、音声が断続気味で音質もよくありません。
 また、スペクトルの波形も通常のSDR Touchとはちがって、受信信号のスペクトルの裾野にノイズの台地が広がっているような感じです。
 更に、タッチパネルを操作した時の反応がかなり遅くなっているような感じです。

  次に、FM放送を受信してみました。
 FM放送は信号が強いので、比較的良好に受信できますが、動作が不安定になる場合があります。

【SDRplay RSP2+SDR Touch(FM)】
7sdrplay_rsp2sdr_touchfm_1

8sdrplay_rsp2sdr_touchfm_2

  SDRplay RSP1とSDR Touchの組み合わせの場合には、短波が受信できるようなので、RSP2でも受信できるのか試してみました。
 なお、SDRplay RSP2とThinkPad X230に入れたSDRunoとの組み合わせの場合は、AMラジオ用のループアンテナでもJJY(40kHz/60kHz)やBPM(5MHz)が受信できます。(弱いですが・・・)

 
  SDRplay RSP2の長波・中波・短波用のアンテナ端子にAMラジオ用のループアンテナを接続して試してみました。
  SDRplay RSP2とSDRunoの組み合わせの場合は、メニューで受信周波数帯域を切り替えるようになっていますが、SDR Touchには周波数帯切り替えのボタンはありません。
 仕方がないので、受信周波数を直接入力しました。
 5MHzを入力すると、それらしい画像が表示されてノイズ的なスペクトルが見えています。
 しかしながら放送波らしい信号はみえません。

 強力な中波の信号であれば受信できるかもしれないと思って、中波を受信してみました。

【中波周波数を設定】
9sdrplay_rsp2sdr_touch810khz

10sdrplay_rsp2sdr_touch1mhz

 
 同じようなノイズ的なスペクトルが見えていますが、やはり放送波らしい信号はみえません。
 感じとしては、VHF/UHF用の回路しか動作していないような雰囲気でした。
 現在はアルファ版ですが、将来ベータ版になれば、低い周波数も受信できるようになるのかも・・・(希望的観測です)

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