2017年3月 4日 (土)

Android用SDRアプリ"RF Analyzer"と"SDRoid" 

  Android用のSDRアプリはいくつかありますが、以下の"RF Analyzer"と"SDRoid"は、非常に似ています。

  RF Analyzer
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mantz_it.rfanalyzer&hl=ja
  アップデート:2016年10月12日
  インストール:10,000~50,000
  現在のバージョン:1.13
  Android 要件:4.0 以上
  提供元:Dennis Mantz

    SDRoid
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sdr_labs.sdroid&hl=ja
  アップデート:2016年12月29日
  インストール:5,000~10,000
  現在のバージョン:1.0
  Android 要件:4.0 以上
  提供元:hOne

 
 SDRoidの説明には Fork with RF Analyzer と書いてありますが、派生アプリにしては差がよく見えません。

 左がSDRoidで右がRF Analyzerです。
Sdroidl_rf_analyzerr_1

Sdroidl_rf_analyzerr_



 RF Analyzerは有料で購入時は109円でしたが、SDRoidは無料です。

 GooglePlayに記載されているということは、審査に通ったということなのでしょうが、なにか釈然としません。

 reddit.com にも以下のようなコメントがありました。

  SDRoid - app for Android
  https://www.reddit.com/r/RTLSDR/comments/5t0lcq/sdroid_app_for_android/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年1月11日 (水)

ADS-B/RadarStickで見た離陸時の高度変化

 ADS-BデコードアプリRadarStickで、滑走路付近の機体の高度を見ると、"on ground"だったり"0 m"だったりします。
 "on ground"と"0 m"はどう違うのでしょうか?

 飛行機に乗る機会があったので、好奇心で調べてみました。
 今回利用した便は、JAL957(NRT-PUS)です。
 利用ターミナルは第2ターミナルだったのですが、以前来たときと印象がかなり変わっていました。
 昔はシャトルを使ったような気がしますが、現在は動く歩道付きの長いコンコースになっていました。

【ズームで見た成田空港第2ターミナル】
Narita_terminal_2_zoom1

Narita_terminal_2_zoom2

Narita_terminal_2_zoom3_2

Narita_terminal_2_zoom4

Narita_terminal_2_zoom5


 88番ゲート付近から99番ゲート方向を撮影しましたが、コンデジ(EX-ZR500)を使って、低解像度(640×480)で無理やり高倍率ズームしたので、画質が相当に劣化してます。

【99番ゲート】
Narita_terminal_2_gate_99


 利用便はJL957(B737-800, NRT-PUS)、シートは左側の窓から3列目です。
 ADS-B信号は、搭乗直後から以下の条件で受信しました。

  アンテナ:自作ネックストラップアンテナ
  USBチューナ:DVB-T+DAB+FM (R820T)改
   スマートホン:AQUOS PHONE ZETA SH-01F
   ADS-Bアプリ:RadarStick

 駐機中は、自機(搭乗機)のデータは表示されませんでしたが、機体が動き始めると表示されるようになりました。
 以下、ADS-B/RadarStickで見た離陸時の高度変化の様子です。

【on ground】
Jal957_on_ground_b737800

Jal957_on_ground

【0 m】
Jal957_0_m

【100 m】
Jal957_100_m

【200 m】
Jal957_200_m

【1000 m】
Jal957_1000_m

【on ground→0m→100m→→1000m】

【10400m/10362m】
Jal957_10400_m

Jal957_10400m_10362m


  航空機の機材やADS-Bアプリによって表示形態が異なるのかもしれませんが、今回の場合は、車輪が滑走路に接している場合は"on ground"、車輪が浮いてから高度100mになるまでは"0 m"という表示になるような感じでした。
 スマホでの高度表示は100mステップですが、機内モニタでは1mステップで表示されます。

 機内モニタで高度は判るので、自分で高度を表示して何かの役に立つという訳ではありませんが、趣味の世界なので・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月19日 (月)

SH-01FにSDR用チューナを外付けするためにクリアケースを買いました

 先日、SDR用に中古で購入したスマホAQUOS PHONE ZETA SH-01Fは、期待したほどはSDR動作時間は長くなりませんでしたが、総合的に見ると今まで使っていたCovia FLEAZ F5 CP-F50aKよりは良いような感じがします。
  ということで、FLEAZ F5のケースに貼り付けていたSDR用DVB-TチューナをSH-01Fに移し変えよう思ったのですが、SH-01F用のケースは手元にありません。
 SH-01Fの裏面に直接SDR用チューナを貼り付けることも考えましたが、一寸かわいそうです。
 amazonで調べてみると安いケースがあったので、以下の製品を買うことにしました。

【SH-01F用クリアケース】
1sh01f


  とりあえずSH-01Fに取り付けてみました。

【クリアケースを取り付けたSH-01F】
2sh01f

  安いので一寸心配したのですが特に問題は無いようです。
  スマホの裏面とクリアケースの接触部分が濡れたような感じに見えますが、人によっては気になるかもしれません。

  SH-01Fにストラップホールがなければ、クリアケースに孔を開けようと思っていたのですが、幸いなことにSH-01Fにはストラップホールがありました。
 ところがこのトラップホールが難物で一筋縄では行きませんでした。
 普通のストラップホールはワイヤを90度程度曲げれば取り付けることができるのですが、このストラップホールの場合には180度程度まで曲げる必要があります。
  補助具なしでは難しそうなので、通線ワイヤ(呼び線)方式を採用しました。

【ストラップ取り付け】
3


 次は、クリアケースにSDR用チューナを取り付けます。
 取り付けは今までと同様に面ファスナ(マジックテープ)をしますが、SH-01Fのボディの色は白なので、これに合わせて白色の面ファスナを使用しました。
 今回は、ホイップアンテナとネックストラップアンテナの両方が使えるように、面ファスナを縦方向に長めに貼り付けました。

【クリアケースに面ファスナを貼り付けたSH-01F】
4sh01f


【DVB-Tチューナ付属アンテナエレメントを接続したSH-01F】
5dvbtsh01f

【ネックストラップアンテナを接続したSH-01F】
6sh01f

【ネックストラップアンテナでADS-B受信中】
7adsb_1

8adsb_2

  今まではADS-B用アプリとして主にAvare ADSB Proを使っていましたが、最近見つけたRadarStick(有料)とRadarMapsを使ってみました。

Radar Stick - ADSB receiver - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.radarworkx.radarstick&hl=ja
アップデート:2016年5月9日
サイズ:3.0M
インストール:10,000~50,000
現在のバージョン:2.3
Android 要件:4.1 以上
インタラクティブな要素:デジタル商品の購入
アプリ内アイテム:¥599/アイテム

Radar Maps - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.radarworkx.radarmaps&hl=ja
アップデート:2016年6月9日
サイズ:6.4M
インストール:10,000~50,000
現在のバージョン:1.3.1
Android 要件:4.1 以上

 一寸使って見た感じでは中々よさそうです。
 それらしい画面が表示されるし、滑走路も表示されます。

【Radar Stick表示例】
Radarstick

【Radar Maps表示例】
Radarmaps_1

Radarmaps_2


 いずれもリビングのテーブルでネックストラップアンテナを使って受信したものです。

 オフラインで使用できるようなので、次に航空機を利用するときに使ってみたいと思います。(受信機の使用が許されている場合)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月27日 (土)

バッテリー容量3,000mAhに惹かれてSDR用に中古のSH-01Fを買いましたが・・・

 現在使用中の携帯用のSDR受信セットは以下のようになっています。

  USBチューナ:DVB-T+DAB+FM (R820T)
  スマホ:Covia FLEAZ F5 CP-F50aK
    SDRアプリ:SDR Touch, Avare ADSB Pro(ADSB Receiver Pro)等

 しばらく使ってみましたが、色々と欲が出てきます。
  FLEAZ F5は、SDRを常時動作させた状態でバッテリが2時間程度持ちますが、もう少し長くしたいです。
 もう少しバッテリ用容量が大きいものはないかと思って探してみたら、以下の製品がありました。

  AQUOS PHONE ZETA SH-01F
  http://www.sharp.co.jp/products/sh01f/

 電池のもちが良いことが売りのようです。
 SH-01Fと FLEAZ F5の主な仕様を比べてみました。

             SH-01F        FLEAZ F5
Android:     4.2       4.4
画面(インチ):   5         5
画素数:      1,920×1,080    1,920×1,080
寸法(mm):    141×70×8.9   141×72×9.2
質量:          139g           145g
バッテリ容量:  3,000mAh        2,000mAh
USBホスト機能:    有り      有り      
カメラ(画素): 1,630万/210万  500万/30万

  SH-01F
  http://www.sharp.co.jp/products/sh01f/spec.html

  FLEAZ F5
  http://www.covia.co.jp/product2/product-cpf50ak.html

ざっと見た感じでは、SH-01Fの方が若干小型軽量で、バッテリ容量が1.5倍なので、SDR用には適しているように思われます。
 Androidのバージョンが4.2なのが一寸気になりますが、SDR動作には直接関係しないし、後で4.4にアップデートできるようなので、特に問題ではないでしょう。

  Android 4.4 アップデート
  http://k-tai.sharp.co.jp/support/d/sh-01f/download/update/

 SDRとは直接関係しませんが、カメラが結構良いようです。

 ということで、SH-01Fの購入を検討しました。
 Amazonで調べてみると結構なお値段がします。

AQUOS PHONE ZETA SH-01F docomo [WHITE] 白ロム Sharp ¥ 35,000

 評価はかなり良いようです。

 安い中古はないかと思ってネットで探してみると、ランクによって違いますが12,000~17,000円程度のようです。
 当方は、リアル店舗で現物を触って確かめてみたいので、秋葉原で探してみました。
 2~3軒回ってみましたが、あまり数は出ていないようです。
 結局、一寸高め(17,000円程度)ですが傷や汚れが見えない端末を買ってきました。

【SH-01F】
1_sh01f

2_sh01f

 今までの経験では、AndroidのバージョンとUSBホスト(OTG)機能の条件を満足していても、動作しないものがいくつかあったので、とりあえず本当にSDRアプリ(Avare ADSB Pro)が動くかどうか確認しました。

【Avare ADSB Pro】
3_avare_adsb_pro

 結果はOKでした。

  問題は連続動作時間です。
 USBチューナ(R820T)を接続すると、ADSB Receiver Proの動作中はチューナには260mA程度流れます。

 21:30頃から受信を開始し、最初の約20分はWi-Fi OFF、Bluetooth OFF、機内モードON、画面明るさ50%(連続点灯)でしたが、その後、SDRアプリをFlight Feederに切り換えてWi-Fi ONにし、そのまま放置しました。

 夜中(03:30頃)にチェックしてみると、「USB接続の解除」というエラーメッセージが出ており、SDR動作は停止しています。

【USB接続の解除】
4usb

 USBホスト機能を使用する場合は、20%より多いバッテリ容量が必要なようです。

 Battery Mixで確認してみると23:30頃にSDR動が停止したようです。

【Battery Mix】
5_battery_mix

 21:30頃から受信を開始したので、約2時間動作したことになりますが、これではFLEAZ F5の場合と同じです。
 120分で20%まで低下したということは、 USBホスト機能を使用しない場合は、単純計算では残りの20%であと30分動作することになります。

 USBホスト機能を使用する場合は、バッテリ容量を完全に使い切ることができないというのは想定外でした。
 SDR動作時間を延長させるという目論見が外れて残念!

 救いとしては、端末の機能自体は、FLEAZ F5よりも良いようですし、USBホスト機能を使用しない通常動作であれば長時間使えそうなので、ELUGA X P-02Eで使ってていた0 SIMをAQUOS PHONE ZETA SH-01Fに移して、データ用の端末として使うことにします。

(2016.08.28:記載内容一部訂正)
 
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月 6日 (土)

SDR Touchの周波数ずれ補正

 先日、DVB-Tチューナ+Hyundai T7+SDR Touchの組み合わせでHoryu4のdigi-singerを受信しようとしたのですが、表示周波数と実際の受信周波数が少しずれていたようで、信号の受信に手間取ってしまいました。

 以前、周波数の補正をしたような記憶があるのですが、SDR Touchの"Gain"のタブの中にある"PPM correction"の値をみると"0"になっています。

Sdr_touch_ppm_correction_0_ppm


 DVB-Tチューナで使用されているR820Tの周波数精度は、聞くところによればあまりよくないようで、数十ppm程度の誤差はありそうです。
 とりあえず現用のチューナの誤差を調べてみました。
 信頼できる周波数源が必要ですが、VHF/UHFのSSG等は当然持っていないので、空から降ってくる信号を利用することにしました。
  周波数の確認のためには、固定位置から一定出力で常時送信されていて、なるべく無変調期間が長いものが望ましいのですが、そんな都合の良い電波が飛んでいるとは思われません。
 昔はJA1IGYの信号が利用できたようが、現在はVHFは利用できないようです。

 適当な信号はないかと探していたら、Automated Weather Observing System (AWOS)の信号がありました。
 UHFではありませんが、周波数が信頼できるし、AMなので搬送波が見やすいし、周期的に無変調期間があるしということで、これを利用することにしました。

 無補正の状態で実際に受信してみました。
 チューナを受信状態にして1時間ウォームアップしました。
 送信周波数は126.300MHzですが受信周波数の表示は126.294MHzとなっています。

Sdr_touch_before_caliblation_1

Sdr_touch_before_caliblation_2


 実際の周波数よりも表示周波数の方が6kHz低いです。
 CWの場合は1kHzずれると受信が難しくなるので、これはまずいです。
 126.300MHzに対して-6kHzということは、約-47ppmのずれになります。
 以前、実験的にワンセグ(ISDB-T)チューナを使ったことがあるので、そのときに"PPM correction"の値を弄ったのかもしれません。

 "PPM correction"の値を"+47"にしてみると、受信周波数と表示周波数がほぼ一致しました。

Sdr_touch_after_caliblation

 念のためにCWモードで受信してみるとビート音は聞こえないので、ずれは200-300Hz以内に収まっているようです。
 更に念のためにUSBモードとLSBモードで切り替えて受信してみると、結構トーンが違います。
 "PPM correction"の値を"+46"にするとほぼ同じトーンになりました。

Sdr_touch_ppm_correction_46_ppm



 一応これで周波数調整は終わりです。
 しばらくこの状態で使ってみます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月25日 (月)

SDR用DVB-T(改)チューナ機内テスト

 先日、スマホ(FLEAZ F5)を縦位置で持った場合に、アンテナを直挿ししやすいように、SDR用のDVB-Tチューナを若干改造したので、実際に機内で使用してみました。

(1)羽田空港でのタキシング中にADS-Bを受信 (ネックストラップアンテナ使用)

 搭乗機の信号は見えませんでしたが、房総半島沖の機影は確認できました。
 なお、搭乗機はJL317(HND-FUK, B767-300, JA612J)です。

 flihgtrader24のサイトによれば、B767は一般的にはADS-Bを搭載しているけれども、機材が古い場合は例外もあるようです。

  How it works
  https://www.flightradar24.com/how-it-works
    "There are some older A300, A310, A320, B737, B747, B757, B767, MD10, MD11 aircraft flying without an ADS-B transponder, which make those aircraft invisible on Flightradar24 when in areas with ADS-B coverage only."

  Fly Teamのサイトによれば、JA612Jは2005/03登録となっていました。
  http://flyteam.jp/registration/JA612J

(2)琵琶湖上空でADS-Bを受信 (ネックストラップアンテナ使用)
21adsb_2


22adsb

23adsb



  高度が3~4万フィートの機体はいくつか見えますが、やっぱり自機は見えません。

(3)福岡空港での離陸待ちの機内でADS-Bを受信 (DVB-Tチューナ付属エレメント使用)
31adsb_dvbt

32adsb_dvbt

 帰りはB777だったので見えてもよさそうな気がしますが、やっぱり搭乗機の信号は見えませんでした。
 なお、搭乗機はJL320(FUK-HND, B777-200, JA8979)です。

(4)福岡空港での離陸指示待ちの機内でTWRを受信 (DVB-Tチューナ付属エレメント使用)
41twr_dvbt

42twr_dvbt

43twr_dvbt


  VHF受信用に適していませんが、至近距離なので受信できました。

【JA8979】
Ja8979


 一寸使ってみた感じでは、縦持ちでアンテナを直挿しできるのは、なかなか便利です。

【番外】
 機内ではありませんが、福岡空港の国際線ターミナルでATISを受信してみました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月18日 (月)

Horyu4のdigi-singerらしき信号を受信しました

 以下の九工大のイベントの記事を見かけたので、関東でも鳳龍四号からの信号を受信できるであろうということで試してみました。

  ♪digi-singer!宇宙からとどく音楽をキャッチ♪
  https://www.sec.kyutech.ac.jp/event/20160718/event20160718-2.html

 500円八木アンテナを使って小学生でも簡単に受信できるとのことなので、受信できなかったら一寸恥です。

 当方も500円八木アンテナ(方位・仰角固定)を使用しました。
 受信機は、DVB-Tチューナ+Hyundai T7+SDR Touchです。

 パスの途中のどこかでドップラーシフトがゼロになるだろうと思って、12時のパスでは437.375MHzに固定したままにしていたら、受信周波数が上側にずれていたようで、スペクトルは見えましたが音は出ませんでした。
 14時のパスではスペクトルを探しながら信号を追いかけたので、どうにかdigi-singerらしき信号が受信できました。

【Horyu4 digi-singer(部分)】

  最後の数秒しか受信できませんでしたが、「ツァラトゥストラはかく語りき」(Also sprach Zarathustra)でしょうか?

Also Sprach Zarathustra, Brass Quintet Arrangement

Also_sprach_zarathustra
 
  赤枠の部分が聞こえたような気が・・・



  SDR Touchでの手動微調は中々難しいです。
 自動ドップラ補正機能があるといいのですが・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 7日 (木)

SDR用DVB-Tチューナを改造(USB直結、アンテナコネクタ方向変更)

  現在SDR用の受信セットとしては、主に以下の二つの組み合わせを使っています。

 自宅用:
  USBチューナ:DVB-T+DAB+FM (R820T)
    Androidタブレット:Hyundai T7 (充電専用端子/有線LANあり)

 移動用:
  USBチューナ:DVB-T+DAB+FM (R820T) または ワンセグチューナLT-DT306(FC0013)
   スマホ:FLEAZ F5

 移動用の場合には、バッテリ容量の制限があるので、感度・帯域を重視するか、あるいは、動作時間を重視するか悩ましいです。
 以下の記事のように色々やってみましたが、現時点では感度・帯域を優先して、DVB-T+DAB+FM (R820T)とFLEAZ F5の組み合わせに落ち着いています。

  スマホSDR用チューナをDVB-TからISDB-T(ワンセグ)に変更しました 2015.10.03
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/10/sdrdvb-tisdb-t-.html

  スマホ(FLEAZ F5)SDR用チューナをFC0013からR820Tに戻しました 2015.11.17
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/11/fleaz-f5sdrfc00.html

【DVB-T+DAB+FM (R820T)とFLEAZ F5の組み合わせ】
01dvbtdabfm_r820tfleaz_f5


 とりあえずこの組み合わせであれば、機内(受信機の使用が許されている航空会社)でADS-B等の受信が可能なのですが、実際に使ってみると色々問題があります。

(1)OTGケーブルのコネクタとチューナのコネクタの間の接触不良
 自宅の場合は、チューナやケーブルに触らないようにすることで、ある程度の対策ができますが、巡航中の機内でシートに座った状態で操作する場合には、接触不良が多発します。

(2)アンテナコネクタの方向
 スマホのUSBコネクタは、縦姿勢で下側に設けられていることが多いので、チューナとの接続を考えると、チューナも縦方向に取り付けた方がUSBケーブルの取り回しが楽です。
 ところが、スマホを片手で持って縦姿勢で使う場合には、アンテナコネクタの方向がチューナの長さ方向とは直角方向なので、アンテナコネクタにアンテナを直挿しすると、アンテナが横方向に飛び出してしまい不都合です。
 また、テーブルに置いて使用する場合には、スマホの姿勢が横置きに限定されてしまいます。

【アンテナ直挿し】
02


(3)LEDが目立つ
 これはマイナーな問題かもしれませんが、LEDがかなり明るいので、暗い機内で使用していると結構目立ちます。
 特にチューナをスマホの裏側に貼り付けた場合には、スマホの背面で常時点灯することになるので、かなり怪しいです。

 上記(1),(2),(3)の問題を解決するために、DVB-Tチューナを改造することにしました。

 (1)のUSBコネクタ接触不良の問題はよく知られているようで、以下の「ゆうちゃんのパパ」のブログに改善策がいくつか提案されています。

  TV28Tv2DVB-T USB Stick(R820T)/USBコネクターの接触不良・・・USBコネクター交換のススメ
  http://blog.livedoor.jp/bh5ea20tb/archives/4683354.html

 限りなく70に近い60台の老人には一寸無謀かもしれませんが、どうせやるならということで、「④チューナー基板とUSBケーブルをはんだ結線する(難易度★★★★★)」に挑戦してみることにしました。

 (2)のアンテナコネクタについては、計画自体は非常に簡単で、アンテナコネクタを一旦取り外し、90度向きを変えて取り付けるというものですが、実際の作業は難航することが予想されます。
  世の中には複数のピンを同時に加熱できる便利な半田ごてがあるようですが、当然ながらそんな洒落たものは持っていません。
 半田吸い取り線や半田吸い取り器も持ってないし、手持ちの半田こては40Wだし・・・

(3)のLEDは取り外すだけなので簡単でしょう。

 最初に改造前のチューナを確認しました。

【外観】
03dvbtdabfm

【基板(部品側)】
04dvbtdabfm_

【基板(配線側)】
05dvbtdabfm_

【USBコネクタ付近(部品側)】
06

【USBコネクタ付近(配線側)】
07

【アンテナコネクタ付近(部品側)】
08

【アンテナコネクタ付近(配線側)】
09


以下、改造作業の説明です。

 最初にLEDを取り外しました。これはランドの半田を溶かしながらLEDを引っ張るだけなので、ブリッジさえ気を付ければ簡単です。

 次に、USBコネクタの配線用の4ピンと固定用の2ピンのランドの半田に順番に熱を加えながら、半田が溶けているピンを少しずつ引き抜きます。
 40Wの半田こてを使用したので、結構厳しかったですが、時間をかけてどうにか抜けました。
  なお、USBコネクタは再利用しないので、破損してもOKです。

 次はアンテナコネクタですが、これが結構大変でした。
 アンテナコネクタの熱容量が大きく温度上昇が遅いのに加えて、部品の剛性が高いので、順番にピンを抜くのが難しかったです。
  あまり長く熱を加えていると基板がアッチッチの状態になるので、周囲の部品の熱劣化が心配です。
 また、アンテナコネクタの向きを変えて再度取り付ける必要があるので、ピンが折れたり曲がったりしないようにする必要があります。

 ここまでの作業は部品を取り外す作業だったので、ある程度力技で処理できましたが、これ以降は半田付けによる狭い箇所の配線なので、さらに面倒になります。

 最初の配線作業は、OTG用ケーブルをチューナ基板のUSBコネクタ用のランドに直接半田付けする作業です。
 配線用のUSBケーブルは、momo8wを購入した時に一緒に購入したケースに付属していたマイクロUSBキーボードのケーブルを切断して利用しました。

【マイクロUSBキーボードの残骸】
10usb_1


 このケーブルを利用した理由は、momo8wのマイクロUSB端子はチューナが占有することが多いので、マイクロUSBキーボードの出番があまりないことと、ケーブルがフラットであるので信号線の区別が容易だったためです。

【キーボードのマイクロUSBケーブルの配線】
11usb_2

11ausb_3


 切断したUSBケーブルの先端を対応するランドに半田付けする必要があるのですが、色々と問題があります。
 ランドの間隔が狭いので細かい作業が必要であることは理解していましたが、USBケーブルの各芯線の末端処理にかなり時間がかかりました。
 USBケーブルは一見フラットケーブルなのですが、芯線が4本(GND、D+、D-、Vbus)なのに山が三つしかありません、
  両側の山は、GNDとVbusに対応していますが、真ん中の平たい山にはD+とD-が含まれています。
 最初の計画では、谷の部分をカッタで切断してUSBケーブルの先端を4本に分離する予定だったのですが、中央の2本(D+, D=)が分離できません。
 仕方がないので、両側の2本はビニールの被覆がついた状態で分離し、中央の2本は裸の状態で引き出しました。
 次に、ランドへの半田付けが容易になるように、事前に芯線の先端を半田で覆うのですが、これも結構面倒でした。
 とりあえず芯線の先端がわずかに露出するように加工するのですが、芯線は細い数本の銅線と繊維が撚られた状態になっています。
  リッツ線の半田付けの記事を参考にして、芯線の先端をライタの炎で短時間炙って銅線の被覆と繊維を焼いて、導電部を露出させました。
 これでやっと芯線先端の予備半田付けができるのですが、ペーストを塗っても半田がなかなか乗りません。(60年前のペーストがまずかったか?)
 最終的には銅線にわずかに半田が乗った状態になったので先に進むことにしました。

 やっと目的のUSBコネクタのピンランドへの半田付けに辿り着けました。
 ランドの間隔は狭いので老眼には一寸つらい作業です。
 眼鏡を外して目を近づけると溶けたペーストが飛んで来て危ないし・・・
 結構苦労してやっと半田付けが終わりましたが、どうにか電気的に繋がっているような状態です。
 軽く引っ張った範囲では外れなかったので、これで良しとしました。

【USBコネクタピンランド半田付け】
12usb
(半田付けの跡が汚いのは老人に免じてご容赦のほど)

 半田箇所は、後でゼリー状の瞬間接着剤で覆いました。
 やっとUSBカーブルの直付け作業が終了です。

 次は、アンテナコネクタの取り付けです。
 アンテナコネクタのピンや基板のバイアホールには半田が付着しているので、これを除去する必要があるのですが、半田こて一丁ではかなり難しかったです。
 最後は力業で、半田こてに半田を盛って、90度向きを変えたアンテナコネクタの5本のピンと対応ランドに熱を加えながら、ピンをバイアホールに無理やり押し込みました。

【アンテナコネクタ取り付け】
12


 これでどうにか改造が終了です。

【改造後DVB-Tチューナ基板(部品側)】
12dvbt

【改造後DVB-Tチューナ基板(配線側)】
13dvbt


【DVB-T改+FLEAZ F5】
14dvbtfleaz_f5_1

15dvbtfleaz_f5_2

16dvbtfleaz_f5_3_2

【ADS-B受信テスト】
17adsb_1

18adsb_2

19adsb_3


【外部アンテナ使用】
20

  そのうち、旅行に持っていって、使い勝手を確認してみる予定です、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月30日 (木)

SDR Touchで見たNOTTVの跡地

 2016年6月30日にモバキャスNOTTVのサービスが終了するのは知っていましたが、24:00に終了すると勝手に思い込んでいました。

  ドコモからのお知らせ
  NOTTV」サービスの終了に関するお知らせ
  2015年11月27日
  https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/151127_00_m.html
  「2016年6月30日(木曜)をもちまして、提供を終了させていただきます。」

 仕事から戻って、停波の様子を確認してみようと思って、SDR Touchを起動してみると搬送波が見えません。
 nottvのサイト(http://www.nottv.jp/)で確認してみると正午で放送は終了したようです。

Nottv_2


 残念でした。
 NOTTVネタをいくつか書かせてもらいましたが、最近はnottvのサイトは見ていなかったです。

【放送中のNOTTVの搬送波(2013年3月)】
Nottv_ofdm_spectrum_with_sdr_touch

 アンテナ:2Fベランダの1.5mホイップ
 ワンセグチューナ:REDSPYCE LT-DT306(FC0013+RTL2832U) ISDB-T対応
 Android端末:U・ZONE Q7 (V4.1.1)
  SDRアプリ:SDR Touch v.1.3
 ドライバ:RTL2832U driver

【NOTTVの跡地】
Nottv_service_terminated

  アンテナ:2Fベランダの1.5mホイップ
 チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)
 Android端末:Hyundai T7
  SDRアプリ:SDR Touch v.2.65
  ドライバ:RTL2832U driver

 搬送波が見えません。

  アンテナや受信機が故障しているのではないかと思って、i-dioの信号を受信してみたら、正常に受信できたので、受信系の故障ではないようです。

【i-dioの搬送波】
Idio_ofdm_spectrum_with_sdr_touch


 NOTTVの跡地はどうなるでしょうか?

 下記の資料p3の「図2-1 アナログ跡地の周波数再編」を見ると、び207.5~222MHzは「テレビジョン以外の放送」となっています。

  地下街等における携帯端末向けマルチメディア放送の効率的な送信システムに関する調査検討報告書
  http://www.soumu.go.jp/main_content/000219164.pdf

 以下、上記資料から抜粋引用
Fig21_1

Fig21_2


 この周波数では、テレビジョン放送はできないということでしょうか?
 このことを考えると、「NOTTV」の意味がやっと判ってきたような気がします。
 
 「テレビジョン放送はできない」→「テレビであってテレビでない」→「not TV」→「NOTTV」

 ということでしょうか? (当方の勝手な妄想です)

 
  「NOTTV」は、画面を見ている範囲では内容的にはワンセグとあまり変わらないように思えたので、「テレビジョン以外の放送」だったのかどうかは当方にはよく判りません。

 次の「テレビジョン以外の放送」はどうなるのでしょうか?
 望むらくはユーザオリエンテッドであってほしいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月26日 (日)

DS-DT308をmomo8wに繋いでテレビ(Windows)とSDR(Android)を受信

 秋葉原でSDR用に使えるUSBワンセグチューナ(DS-DT308)が約500円(駅から少し離れると約450円)でした。
 
 今までSDR用のチューナとしては、ワンセグ(ISDB-T)用のDS-DT305, DS-DT306とDVB-T用のものを使ったことがありますが、大雑把に比較すると以下のような感じです。

                 感度 周波数範囲 消費電流 
 ISDB-T(ワンセグ)  低     狭           少
 DVB-T(R820T)    高     広          多 

 なお、消費電流は同じ放送方式(DVB-T)でも、チューナチップの種類によって大きく変わるようです。

 モデル名が新しくなっているので、もしかしたらDT308では何か改善されているかもしれません(可能性は非常に少ないですが・・・)。
 もし従来品と同等でも、実験用(改造用)に1台あっても無駄にはならないであろうということで買ってきました。
 F型コネクタ用変換ケーブルもついているし・・・

【DS-DT308】
1dsdt308_1

2dsdt308_2

3dsdt308_3

4dsdt308_4

5dsdt308_5fc0013

6dsdt308_6rtl2832u


 FC0013とRTL2832Uの組み合わせでした。
 結果は想像できますが、折角なので、FLEAZ F5に入れたSDRアプリ「RF Analyzer」を走らせてDVB-Tチューナと比較してみました。

【FC0013】
11rf_analyzer_fc0013_1

12rf_analyzer_fc0013_2


【R820T】
13rf_analyzer_r820t_1

14rf_analyzer_r820t_2

 予想通り、DS-DT308(FC0013)よりもDVB-Tチューナ(R820T)の方が感度が良かったです。

 これだけだと面白くないので、DS-DT308を使用して、同じタブレット(momo8w)で、ワンセグTV受信用のドライバとSDR受信用のドライバを入れ替えることなく、ワンセグTVとSDRをOSの切り換えで受信できるかどうか試してみました。

 とりあえず、ワンセグTV受信用のソフトウエアをmomo8wにインストールする必要があります。
 ネットからダウンロードすることもできるようですが、今回は外付けDVDドライブの実験を兼ねて付属のCD-ROMからインストールしました。

【ワンセグTV受信用アプリをインストール】
21_1

22_2


【ワンセグTV受信中】
23


【OS切り換え(Windows 10→Android 5.1)】
24oswindows_10android_51


【FM放送受信中】
25sdr


 OSを切り換えるだけでTV受信とSDR受信の切り換えができるようになりました。
 実用性はあまりないかもしれませんが、Dual OSだとこんなことが簡単にできます。

 なお、今回使用した全体の仕掛けは以下の通りです。

  タブレット:Ployer momo8w (Windoew 10/Android 5.1)
    スマホ:FLEAZ F5
    チューナドングル:DVB-T+DAB+FM(R820T)
    チューナドングル:ZOX DS-DT308(FC0013)
    SDR用アプリ:RF Analyzer
    PC用ワンセグテレビチューナー専用ソフトウェア(DS-DT308付属CD-ROM)
  USB-ACアダプタ: 2ポート合計3.1A(ドスパラ DN-11052) 2.1Aポート使用
    USBケーブル:スマートフォン用急速充電ケーブル(2.4A 山田化学 No.673)
    USBハブ:ACASIS H027 (スイッチ位置2)
    外付けDVDドライブ:Baffulo DVSM-PC58U2V
  マウス:NEC M-UAE55

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧